広告業界歴20年以上、現在はフリーランスとして活躍されるプロマーケターの深瀬さん。
フリーランスとしてご活躍する傍ら、マケキャン講師としても受講生の指導にもあたられている深瀬さんに、「Webマーケティングの面白さや、それを受講生に伝える講師としてのやりがい」というテーマでお話いただきました。
「Webマーケティングってどんな面白さがあるの?」
「どんな講師から学べるのか知りたい」などのお気持ちの方は、是非参考にしてみてください!
深瀬講師
ヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社)にてECコンサルタントとして約10年経験を積んだのち、マーケターとして独立。
デジタルマーケティングやWebサイト制作を手掛けるマーケティング事務所を立ち上げ、現在はフリーランスとしてご活躍中。
※深瀬講師の詳細なプロフィールはこちら
広告業界歴20年以上のベテランが語る、Webマーケティングの面白さとは
ー 深瀬さん、本日はよろしくお願い致します!まず始めに、深瀬さんがマーケターになろうと思ったきっかけを教えてください。
深瀬さん:よろしくお願いします!
正直なところ、最初から大義な理由があったわけではありません。
ヤフーという会社に入社しましたが、入社した理由は”かっこよかったから”です。
そこからECコンサルタントとしてのキャリアをスタートしました。
そして、その業務を通じてクライアントの課題を解決し、成果を出すための戦略を考え実行していくうちに、「これがマーケターという仕事なんだ」ということを実感し、自然とその道にのめり込んでいくようになりました。
ー 深瀬さんはヤフーで10年のキャリアを積まれたのち、独立されているかと思いますが、独立してから今に至るまではどのような道のりだったのでしょうか?
深瀬さん:それはもう大変でしたよ(笑)
ヤフーという会社の後ろ盾がなくなった私は、自分が想像する以上に無力であることを思い知りました。
独立当初は、自身が得意としていたHP制作という領域で事業をスタートしようと思っていたのですが、現実はそう上手くはいかず、生活のためにライティングの仕事をしながら、なんとか生計を立てる日々が続いていました。
そしてライティングの仕事をやっているうちに、SEOの勉強をせざるを得ない状況になり、気づいたらSEOマーケターとしてもそれなりの実績を出せるようになっていました。
そんな具合に、当初の計画とは全く違ったキャリアにはなりましたが、偶然に身を任せていたら数多くのスキルを習得することができ、結果的に現在では広告運用、SEO、Webサイト制作などマーケティングを全方位的に扱えるようになった、というわけです。
ー 紆余曲折の日々だったのですね…!そんな深瀬さんが考えるWebマーケティングの面白さとはどのようなものでしょうか?
深瀬さん:「モノやサービスを売るための仕組みを構築し、その結果として顧客の売上向上や事業の繁栄に貢献できること」がマーケティングの面白さではないでしょうか。
自身のHPでも伝えているのですが、顧客がどれだけ良いモノや素敵なサービスを持っていても、それを「売る」仕組みがなければ消費者の元へは届きません。
世の中には実はこういう勿体無いモノやサービスがたくさんあるんですよね。
その状況に対して、顧客のモノやサービスの強みやターゲットを言語化し、売れるようにしていく。
それがマーケターの仕事であり、こんなにやりがいのある仕事は他にないと考えています。
また「売る」仕組みを作るためには、消費者や現場のことを誰よりも解像度高く知っておく必要があり、現場視点で常に学び続ける姿勢が求められるのもマーケティングの面白さでもあります。
ー 良いモノやサービスを世の中に届けるための仕組みを作るーー。とても素敵な考え方ですね!深瀬さんがマケキャン講師になろうと思ったきっかけを教えてください。
深瀬さん:きっかけは、自身のクライアントから「自社でマーケティングを内製化していきたい」という要望を受けたことでした。
内製化していくためのHowtoを様々な形でレクチャーをする中で、「伝える」という行為そのものが面白いと感じるようになりました。
さらに、誰かに伝えるためにアウトプットする過程が、自分自身の学びや成長にもつながることに気づきました。
その結果、講師業をより本格的にやってみたいと考えるようになり、活動の場を探していたところ、マケキャンとご縁があったというわけです。
指導中に意識していることは、”学びの実践と高速なPDCAサイクル”
ー ここからは是非マケキャン講師としての視点で色々とお伺いさせてください!深瀬さんが指導されているマケキャン受講生はどのような方が多いのでしょうか?
深瀬さん:私は数ある学習コースの中でも主に「実務コース」と「副業コース」を担当させていただいています。
私が担当している受講生の多くはマーケティング経験者になるので、現在広告代理店でお勤めの方や、事業会社のマーケティング部門でこれから活躍されたい方などに、現場で活かせる実践的なマーケティングスキルや知識をお伝えしています。
受講生に共通して言えることとしては、とにかく皆さん学習に対する熱量がものすごいということです。
毎週の講義ではマンツーマン形式でじっくり受講生一人ひとりと向き合っていきますが、1週間とは思えないスピードで皆さん成長されているんですよね。
「近いうちに自分のライバルになるかも・・・?」と少しドキッとするくらいですよ(笑)
ー 深瀬さんがライバル視するほどの受講生がたくさんいらっしゃるのですね…!マケキャン講師のやりがいは何でしょうか?
深瀬さん:先ほど申し上げた通り、マケキャン受講生は学習意欲がものすごく高いのですが、そんな方々に直接指導できること自体にとてもやりがいに感じています。
相手が本気でぶつかってくるからこそ、こちらもそれに対して本気で向き合わなくてはならないと思いますし、そういった意味では毎週講義の度にプレッシャーも感じますよ。
ただその適度な緊張感が私自身のアウトプット精度も高めてくれますし、自分自身も受講生と共に成長していけることもやりがいの一つになっています。
ー 指導にあたり意識されていることや心がけていることなどはありますか?
深瀬さん:受講生と何気ない会話をしながら、これまでの仕事や経験などを必ず聞くようにしています。
というのも、みなさんの視点や言語を知り、それに合わせてお伝えしていくことを意識しないと、内容が響かず、記憶にも残らないからです。
また、「自分だったらどうしたいか、を常に考えてほしい」ということを伝えるようにしています。
マーケティングは唯一の正解のない領域だからこそ、最終的には「自分なりの正解を導き出す」ための強い意志が必要になります。
つまり“自分がどうしたいか”というWillがとても重要であり、マケキャン受講生にも、他人事ではなく、自分事として捉える姿勢を養ってほしいと常々考えています。
ー 受講生との向き合い方がとても素敵です。ご担当されている「実務コース」「副業コース」それぞれの魅力を教えてください!
深瀬さん:まず「実務コース」に関してですが、このコースの特徴は、現職の業務と並行して学びを深めることができる点です。
受講生がカリキュラムの中で学び取ったことを、現職で実際にアクションしてみるように伝えています。
そして毎週の個別講義ではそのアクション状況と結果の振り返りから会話がスタートするようなイメージで進めていきます。
実は受講生の多くが、現職での仕事をなんとなく流すようにこなしてしまい、課題感などを言語化できていないケースが多いんです。
ですので、まずはその言語化をサポートしながら、明確になった課題に対してどのようなアクションをしていくか?というPDCAサイクルを加速することを意識して指導しています。
また、副業コースですが、実務コースと同様に実践形式で学びが得られることを共通していますが、大きな違いとしては「サラリーマンとして、ではなくこれから副業人材として独り立ちする」ことを目指す方に特化している点です。
つまり、このコースを受講した後は、ご自身の力で学びをお金に変えていかないといけない、ということです。
ですので、私自身がこれまでにしてきた苦労話なども積極的に行いながらリアリティのある講義を意識しています。
学習段階とはいえ、これからの独立に向けていかに覚悟が持てるか、がその方の今後の活躍の鍵になりますからね。
ー 単なる学びで終わらせるのではなく、それを現場ですぐに活かせるようサポートされているんですね!
最後に、今後マケキャンの受講を控えている方や検討している方に向けて、応援メッセージをお願いします!
深瀬さん:マーケティングという世界は、生成AIをはじめとした目覚ましい技術進化により、日々速いペースで変化しています。
そんな中、少し前に「AIに代替される100の仕事」といったことが話題になりましたが、結論としては私はマーケティングという仕事がすべてAIに取って代わられることはない、と考えています。
なぜなら、人間ならではの行動心理の分析や、リアリティのある訴求の考案など、AIでは代替仕切れない領域が確実に存在します。こうしたポイントを意識して学んでいくことが、今後のマーケティングにおいて大きな力になるはずです。
皆さんとご一緒に学べることを楽しみにしています!
ー 深瀬さん、ありがとうございました!引き続き、講義にてよろしくお願いいたします!
いかがでしたでしょうか?
マケキャンでは、深瀬さんのような経験豊富なマーケターが在籍しており、受講生ひとりひとりに寄り添い指導をしています。
もっとマケキャンを知りたい!と思われた方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください!