【転職を考えている教員の方必見】面接通過率100%!楽しみながら転職活動ができた秘訣とは?

教師という安定した職業から、Webマーケターへ。
「人のためになりたい」その思いは教師でなくても叶えられるということを知った。
ずっと人に何かを教える立場だったが、マケキャンでは生徒として多くのことを教わり
新しい気付きや発見の連続だった。

そう語ってくれたのは、5年間の教員生活を経て、未経験で見事Webマーケターへの転職を成功された渡辺さん。

「人のためになりたい」という思いから熱意を持って続けてきた教師という仕事。そのキャリアを捨て異業種への転職へ踏み切った理由や、受講中に感じたこと、今後の展望など赤裸々に語っていただきました。

「教員から異業種に転職したい」「現在の仕事に漠然とした不安がある」などの考えをお持ちの方は、渡辺さんのキャリアチェンジを是非参考にしてみてください。

渡辺さん

大学院を卒業した後、地元静岡の私立高校の教員としてキャリアをスタートさせる。クラス担任・物理教員・吹奏楽部顧問・課題研究のサポート・入試広報担当など幅広い業務に従事。受け持つ生徒のために日々奮闘する日々は楽しくやりがいもある一方、月に残業時間が200時間を超える労働環境が一つのきっかけとなり、転職を決意。

月200時間を超える残業。毎日が葛藤だった。

ー まずは転職成功おめでとうございます!
早速ですが、転職を考えるようになった経緯について教えてください。

渡辺さん:ありがとうございます!

私は大学院を卒業した後、新卒で長年の夢であった高校教師という仕事に就きました。
昔から「人のためになりたい」という思いが強く、そう言った意味で教師は天職だと感じていました。

高校では、クラス担任・物理の教員・吹奏楽部顧問・課題研究のサポート・入試広報担当など様々な業務に従事し、非常にやりがいを持って働いていたのですが、一方で月に200時間を超えるようなサービス残業が続いていました…。

 

 

ー 月に200時間…。日々どのような生活を送られていたのでしょうか?

渡辺さん:そうですね。

毎朝8時すぎに出社し、日中の対応を終えて自席に戻ってくるのは21時すぎになる日も珍しくありませんでした。
そこから次の日の授業の準備やテストの採点などのデスクワークを終え、毎日学校を出る頃には24時を回っている、そんな日々が続いていました。

部活顧問を担当していたこともあり、土日を含む週7日勤務が連続する時期もありました。

とは言っても、生徒の成長に貢献したいという思いで自分が好きでやっていることも多かったため、長時間労働自体はあまり気になりませんでした。
ただ、その労働に対して見合った対価をいただけず、サービス残業で対応せざるを得なかったことがもの凄く辛かったんです。
また、これがこれ以上続くとそろそろ身体が崩れそうだなと。

 

 

ー それはかなり厳しいですね…。本当に色々な葛藤があったことが伝わってきます。

渡辺さん:加えて、そういった労働環境の中で戦っていたのは私だけではなく、私の先輩たちもまた同じような葛藤の中にいました。

とある日、教師としてとても憧れを抱いていた先輩が退職されたことで、私も「転職しよう」と決意しました。
自分の中に張り詰めていた最後の1本の糸が、切れたような感覚でした。

そんな葛藤から、今後の人生について真剣に考え、転職を検討し始めたというのが経緯になります。

 

 

ー そこから、どのような経緯でWebマーケターを志されたのでしょうか?

渡辺さん:転職活動を始めていく中で、今までの自身の経験から「研究開発」か「広報・マーケティング」のどちらかを活かしたいと考えていました。

先ほどお伝えした通り、高校では入試広報にも携わっていたため、素人ながらにもYoutube動画を作って配信したりコンテンツマーケティングをしてみたりと、元々馴染みのある分野だったんです。

研究かマーケティング、どちらの道に進もうかと考えた時に、「より人のためになっていると実感できるのはマーケティングなのではないか」という考えにいたり最終的にはそちらの道を選択しました。

研究は中長期的に大勢の人の役に立てるかもしれませんが、誰にその価値が届いたのか実際に見にいくことはとても難しいと思います。
一方、マーケティングはより近い立場で企業や顧客に寄り添い、手触り感を持ちながら仕事ができると考えたんです。

 

 

ー 人のためになりたい、と教師の道を選ばれた渡辺さんらしい選択ですね!
そこからどのようにしてマケキャンに?

渡辺さん:まず、登録していた転職エージェントさんから「未経験でマーケティング職に挑戦するのは相当ハードルが高い」と言われてしまい、どうしていくべきか悩みました。

加えて、教員というのはとてもクローズドな世界であるということを自覚していたので、いきなり民間企業に転職して世間知らずな様をさらしてしまうことが怖かったということもあり、まずはスクールに通い力をつけたいと考えたのです。

複数社スクールを比較検討しましたが、その中でもマケキャンは徹底的なアウトプットに重点を置いており、一番自分を追い込める環境だと確信したため、受講を決意しました。

「人のためになりたい」との思いから、長年の夢であった教師という仕事に就くも
残業が月200時間を超える労働環境や先輩の退職をきっかけに、転職を検討し始める。
自身の経験を活かしながら思いを実現できるマーケティング職を志し、マケキャン受講を決意。
決め手は徹底したアウトプット重視の学習スタイル。

思考のプロセスをひたすら学び、自分の武器に。

ー マケキャンを受講してみての率直な感想を教えてください!

渡辺さん:新しい発見や気付きの連続で、充実した3ヶ月でした!

ロジカルシンキングやフレームワークなど、考え方や思考プロセスを学べたことが一番の収穫です。

正直な話をすれば、マーケティングの知識や技術的なことは書籍などで独学でもインプット自体は可能だと思っています。
しかし、実務に当たる上では思考の切り口やプロセスが非常に重要だと思っており、その点を現役マーケターの講師から学べたことはとても大きかったです。

教育の世界に例えると、マケキャンは予備校のような場所でしたね(笑)
知識を得るだけなら教科書を読めば済みますが、その知識を持ってどう応用していくか?を教えてくれるのがまさに予備校です。

ひたすら自分なりのアウトプットを出し続け、応用力を磨いた3ヶ月だと思います。

 

 

ー 予備校という例えがすごく渡辺さんらしいですね!
学習中、印象的だったことや大変だったことはありますか?

渡辺さん:ターゲティングやペルソナに関して学んだ際に、なかなかターゲット像が固まらず難しさを感じたことです。

前職でマーケティングも担当していましたが、高校というのは大半の場合が地元の学生とその保護者がターゲットとなるため、そこまで深くターゲットのことを考えたことがありませんでした。
しかしマケキャンでターゲットの定め方を一から教わり、「こんなにも細かく分析しターゲットを定義する必要があるのか」と。新しい発見ばかりでした。

 

 

ー 確かに。高校のターゲットはイメージが明確で、ある意味特殊ですよね。

渡辺さん:そうですね。

加えて、ターゲットを定義していく上で市場調査が必要になりますが、欲しいデータや資料を見つけてくる作業も一苦労でした。

ある程度ターゲットの仮説を立て、その仮説を検証するために市場にあるデータを収集していくのですが、アンケートの回答N数が少なすぎたり、質問の切り口が若干ずれていたりと、情報の取捨選択が大変でした。

私が理系なので人よりも難しく考え過ぎてしまうのかもしれませんが、仮説を立てその論理をデータで裏付けていくことの難しさを改めて痛感しました。

 

 

ー なるほど。正解がないだけに仮説の裏付けが重要、というのがマーケティングの面白さでもあり難しさでもありますよね。

渡辺さん:本当にその通りです。

普段学校で教えている勉強は、唯一の正解があるものが多く、「それがなぜ正解と言えるのか?」を紐解き生徒に教えていく、という思考プロセスを辿ることが多いです。
一方マーケティングという世界は、正解がないため、まずは自分で仮説を立てるところからのスタート。

普段とは異なる思考プロセスに慣れることが、大変でもあり、新鮮で楽しくもありましたね。

普段教えている勉強とは違い、正解のないマーケティングの思考プロセスは
難しくもあったが、一方で新鮮で新しい気付きを多く得るものだった。
現役マーケターの講師から考え方のセオリーを学び、応用力を磨いた3ヶ月。

「教えられる」ことと「自分ができる」ことは全然違う。

ー その後の転職サポートについてはいかがでしたか?

渡辺さん:自分では気付けなかった強みや転職活動に活かせそうな経験を言語化してくださり、とても心強かったです!!

これも教師ならではの感想になってしまうかもしれませんが、「教えられること」と「自分ができること」は全く別物だと痛感しました。

高校3年生のクラス担任をしていることもあり、私も普段は生徒たちにキャリアの考え方や大学選びのポイントなどを教える立場にいます。
よって、やるべきことを頭では分かっているはずなのですが、いざ自分のこととなると出来ていないことが多く、恥ずかしかったですね(笑)

ある意味、知っているからこそバイアスが入ってしまったり、難しく考え過ぎてしまう節があったと思います。

そう言った部分を、キャリアアドバイザー(以下、CA)さんが気付かせてくれ、迷わないよう導いてくださったと思います。

 

 

ー なるほど。これまた渡辺さんらしいご感想ですね!
転職サポートを受ける中で、特に印象的だったエピソードなどありますか?

渡辺さん:CAさんと共に、志望動機を作成していた時のことが印象に残っています。

面談の前に、とにかく頭の中にあることを全て書き出していったのですが、CAさんに「この中で1つしか面接でアピールできないとすれば何を伝える?」「優先順位をつけて並び替えるとしたらどうする?」等と質問をしていただき、自身の思考がどんどんクリアになる感覚を覚えました。

面接という限られた時間において、自分の強みを最大限伝えるためには?という観点で、ギリギリまでエピソードを磨けたことが転職活動成功の鍵だったと思います!

 

 

ー そんな渡辺さんは、受けた面接は全て通過され無敗と聞いております…!素晴らしい…!
選考中はどんな様子だったのでしょうか?

渡辺さん:ありがとうございます!
結果として、選考機会をいただけた企業の面接は、全て通過することができました。

先ほど申し上げた通り、ギリギリまで粘り思考を整理してから臨んだこともあり、面接中は「見極められている」という感覚よりは、「相互理解」の場として会話を楽しむことができたように思います。

その楽しんでいる様子が、企業側からすると魅力的に感じていただけたのかもしれません。
できる限りの準備を行い、自信を持って臨むことの大切さを実感しました。

 

 

ー CAと共にエピソードに磨きをかけていったからこそ、面接当日は心に余裕を持って臨めたのですね。
他に何か意識されていたことはありますか?

渡辺さん:企業への質問はできるだけたくさん持っていくようにしていました。

とある企業では、質問をし過ぎて時間が足りなくなってしまい「あと1問で収めてください」と言われてしまったくらいです(笑)

加えて、ただ質問をぶつけるだけでなく、質問の意図をセットで伝えるようにしていました。
意図のないありきたりな質問は、双方にとって時間の無駄になると思っています。

質問一つ取っても、しっかりと相互理解が深まる時間とすることは意識していましたね。

CAとの壁打ちを繰り返し、エピソードをブラッシュアップする日々。
周到な事前準備により、面接当日は緊張することなく楽しむことができた。
結果、面接無敗という脅威の成果を出し、無事に第一志望の企業にて内定を獲得。

Webの力を使って、人の選択肢を広げる支援をしたい。

ー 今後はどのようなお仕事に就かれますか?

渡辺さん:Web広告代理店にて、広告運用を担当します。
大手企業のグループではありながら、設立からわずか4年と、まだまだスタートアップの環境でもあります。

現在急成長中のフェーズでもあり、とてもワクワクしています。

 

 

ー 内定先はどういった軸で選ばれたのでしょうか?

渡辺さん:求められる仕事の量・質共に一番ハードだと感じたからです!

どうせやるなら、今の自分では到底太刀打ちができないようなハードな環境に身を置き、圧倒的な成長を遂げたいと思っています。

 

 

ー 渡辺さんらしい選択ですね!今後のビジョンや目標があれば教えてください。

渡辺さん:まずは、内定先でしっかり成果を出し、Webマーケターとして一人前になることが目標です。

その後は、以前から興味を持っていた「地方創生」をテーマに、広告やWebの力を使って地元静岡を盛り上げるようなことができたら嬉しいですね。

私がマケキャンと出会えたことも、広告やWebのおかげです。
今こうやって私が転職を成功させ新しいスタートラインに立てたように、Webは人の選択肢を広げることができます。

自分が発信する情報で、人の人生に良い影響を与えることができる、そんなマーケターを目指していきたいと思います。

 

 

ー 素敵ですね!それでは最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!

渡辺さん:この記事を読んでいただいている方は、私と同様に現職が教師だったり、それに類する異業種から転職を迷われている方が多いのではないかと思います。

「教師」って、クローズドな世界で、自分は井の中の蛙なのではないか、と少し怖い気持ちもあるのではないかと思います。
私もそう思っていました。
でも、マケキャンを受講して気づいたのは、教師として今まで行っていたことは、一般企業でも活かせることがたくさんあるということです。
教師でも、一般企業でも、仕事の本質的な部分は共通している。

今回のWebマーケティング学習と転職活動を通して、外の世界でも十分通用する
ということが分かりました。
自分で自分の可能性を決めつけず、興味があるのであれば一歩踏み出してみてほしいと思います。応援しています!

 

ー 素敵なメッセージをいただきありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、渡辺さんのご活躍をずっと応援しています!

マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。