意図せぬ経理配属、一度は諦めかけたマーケターへの道。パートナーと掴んだ転職成功。

不本意な配属で、今まで自分のキャリアに自信を持つことができなかった。
マケキャンのキャリアサポートで自分の新たな可能性に気づくことに。
女性としてのライフイベントを見据えたキャリアチェンジ。

そう語ってくれたのは、化学メーカーにて経理財務職からWebマーケターへの転職を成功させた伊藤さん。
マケキャンを選んだ理由や、マーケターを目指した経緯、受講してみての感想などを赤裸々に語っていただきました。

女性ならではのキャリアについての考え方、異業種からの転職成功法、是非参考にしてください!

伊藤さん

新卒で化学メーカーに入社し、経理財務担当として、一般的な経理業務から決算業務、M&A周りの会計処理など幅広く経験。
結婚・上京をきっかけに大学時代から憧れたWebマーケターへの転職を決意。

一番泥臭くできる環境を求め、マケキャンを受講じ、見事未経験からインターネット広告代理店へ転職。

一度は諦めかけたマーケターという仕事。偶然巡ってきた絶好のチャンス。

ー まずは転職成功おめでとうございます!簡単に自己紹介をお願いします。

伊藤さん:ありがとうございます。

前職では、化学メーカーで経理財務業務を行っておりました。
一般的な経理の基本業務から、連結子会社の決算、M&A周りの会計処理、経費システムの導入など幅広い業務を担当していました。

 

 

ー 前職でも十分に活躍されている中で、全く畑の違うWebマーケティングに興味をもったのは何故でしょうか?

伊藤さん:元々大学では、情報メディア学科を専攻しており、ITやプログラミング、メディアを使ったマーケティングなどを学んでいました。
その中でもマーケティングは、マーケティング関連のゼミに入る程、面白いと感じていました。
そこが全ての原点です。

しかし就職活動時は、マーケティングに加えて、IT営業にも興味を持っていたため、幅広くエントリーをしていました。

そしてコミュニケーション力や折衝力など、社会人としての基礎となる力は営業職の方が身につくのではないかと考え、営業職として入社する予定だったのですが、結果的に経理部に配属になってしまいました。

不本意な配属だったため、当時は相当落ち込みましたね。(笑)

ー そうだったんですね・・・!今回のご転職のきっかけは、やはりその頃やりたかったことを叶えたいという思いからでしょうか?

伊藤さん:そうですね!
結婚して仕事を辞め東京へ引っ越すことになり、タイミングが良かったということも理由としては大きいです。

過去、何度も転職は考えていたのですが、中々踏み出すことができませんでした。
上京する前は名古屋に住んでいたのですが、やっぱり地方だと「未経験・マーケター職」という求人が全く無かったんですよね。

この結婚や引っ越しのタイミングで時間を確保することができたため、せっかくやるなら自分の興味がある分野でチャレンジしたいと考え、本気で転職に向き合い始めました。

加えて、結婚し今後のライフイベントを考えた際に、今後どんな企業でも需要が高く、柔軟に働くことができる業界で働きたいと考えました。
出産後も仕事は続け、更に自分の好きな化粧品会社や音楽業界でキャリアアップしたいという想いがあったからです。

マーケティングのスキルを持っていることで、どんな状況でも求められる存在で、且つ場所や時間に縛られないような働き方ができるのではないかと考え、マーケターを目指すことに決めました。

 

ー タイミングが巡ってきたんですね!そんな中、マケキャンはどのように知ったのでしょうか?

伊藤さん:元々、マーケティングビジネス実務検定などの資格を独学で取得していたのですが、知識があるだけで実務で活かせる実感が沸かなかったことや、マーケティングの経験がある方から生の指導を受けたいという思いが強くなったことから、スクールを探し始めました。

そこで出会ったのがマケキャンです。
他のマーケティングスクールに通っている友人も居たのですが、一番泥臭そうだなと感じたのが、マケキャンでした(笑)

Twitterで過去の受講生が発信している内容を見て、大変そう・・・と思ったのと同時に、本気で向き合うことができるんだろうな、と魅力を感じていました。

新卒で入社した企業で経理配属となった伊藤さん。
結婚をきっかけに大学時代から憧れだったマーケターを本気で目指すことに。
どうせやるなら、とことん泥臭くやり切れる環境でチャレンジしたいと思い、マケキャン受講へ。

ハードな学習を支えたのは、誰よりも厳しい家族と同期の存在。

ー 自分を追い込める環境を求めてマケキャンを選んでいただいたとのことですが、実際に3ヶ月の学習はいかがでしたか?

伊藤さん:大変でしたが、とても貴重な経験だったなと感じています。

経理という仕事柄、顧客に直接提案するという経験を積む機会が無かったため、提案内容を考えることはもちろん、プレゼンにも最初は凄く苦手意識がありました。
最初のうちはとても緊張したのですが、講義で場数を踏んで少しずつ克服できたことは自分の中で大きな変化だと思っています。​​

また、就職してから仕事以外でこれほど何かに熱中することや、周りからフィードバックされる機会が中々無かったため、新鮮で非常に良い経験でした。

 

 

ー 3ヶ月の学習期間のうち、一番大変だったことはなんですか?

伊藤さん:3ヶ月目の提案書ワークです。

マケキャンのカリキュラムの3ヶ月目は、ある商材に対して課題分析、市場調査、また施策を立てそれをプロのマーケターに提案をするというワークがあります。

その際、現役マーケターからものすごい熱量でフィードバックがくるため、自分もそれに答えなきゃ、と必死でした。

限られた期間で完成がみえず、一度パニックになり、旦那さんの前で泣き喚いたこともあります(笑)
最後の最後までやれることはないかと、徹夜してクリエイティブを作ったのは良い思い出です・・・!

 

 

ー 徹夜・・・!最後まで諦めない姿勢はとても素敵ですね。
3ヶ月目の提案書ワークを含め、苦手なだったことや大変だったことはどのように乗り越えたのでしょうか?

伊藤さん:誰よりも厳しいフィードバックをくれる旦那さんに、たくさん聞いてもらいました。

1〜2ヶ月目までは台本を事前に作って、それを見ながら講師に提案をしていたのですが、ある日旦那さんから「オンラインじゃなかったら先方にばれるけどどうするの?」と言われました(笑)


そこから台本を作るのは一切やめ、「一番伝えたいこと」を意識しながら資料の作成やプレゼンに臨みました。

ー旦那さんの存在が非常に大きかったんですね!!

伊藤さん:そうですね。厳しい言葉もありましたが、物凄く力になりました。

また、マケキャンの同期の存在もとても大きかったです。

同期メンバーとは、密にコミュニケーションを取っており、週に2回程オンラインで集まっていました。
課題で分からないことがあったら、みんなで解決策を出しあったり、悩みを共有したり・・・。
同じように悩んでいる人が身近にいることは心強かったですね・・・。

今でも同期とは近況報告や、就職後の悩みの相談など、頻繁に連絡を取り合っています。

 

 

ー 3ヶ月間で意識したことや力を入れたことはありますか?

伊藤さん:「自分が良いと思う感覚に最終的には従う」ということを意識していました。

提案書を作成する中で迷走し、人の良い提案をみて正解を探してしまうことがあったのですが、最終的には「自分が伝えたい」と思う内容を信じてアウトプットすることを意識していました。

また、「プレゼンテーション力の磨き込み」にも力を入れていましたね。

主には旦那さんに壁打ち相手となってもらい、納得いくまで何度も練習に付き合ってもらいました。
聞く相手に知識があってもなくても確実に伝わるよう、できるだけシンプルに提案ストーリーを組み立て、スライドの文字数や構成にもこだわっていました。

泣いてしまう程大変だと感じることもあったが、家族である旦那さんと同期の存在が支えに。
何度も重ねた練習と、「自分が伝えたいことを伝える」という信念で苦手意識を克服。

キャリアサポートで、否定的だった自分のキャリアが「経験して良かった」と思えるように。

ー ハードな学習期間を経て、その後の転職活動はいかがでしたか?

伊藤さん:やはりマーケティングという職業柄なのか、面接では鋭い質問が多かったように感じます。
面接官の皆さんは頭の回転がとても早く、抽象度の高い回答をした際はそこを深ぼられることも多くありました。
ドキっとするような質問も中にはありましたが、マケキャンのキャリアサポートで、自己分析はかなり時間をかけながら深いところまでしていたので、準備はできていました。

自己分析を徹底的にすることで、自分の選択や考えに自信を持つことができたと思っています。

 

 

ー マケキャンのキャリアサポートで印象に残っていることはありますか?

伊藤さん:キャリアアドバイザーの方に真摯に向き合っていただくことで、自分のキャリアに対して新たな気づきをたくさん得られたことです。

正直今まで、意図しない経理配属で自分のキャリアに自信を持つことができませんでした。
しかし担当の方とお話しする中で、「そういう捉え方もあるのか」「自分にはこういう強みがあって、意外とマーケティング職でも今までの経験が活きるかもしれない!」など、自分の新たな可能性を見出すことができました。

今では、「前職で経理業務を経験できて良かった」とすら思っています。

 

 

ー 1人では気付けないこともたくさんありますよね。転職成功のために意識していたことはありますか?

伊藤さん:模擬面接を何度もしたことです。

何度も対策をしたことで、面接官と素早く自然な会話をすることができました。
支払った受講料分は回収できたのでは?と思うくらいキャリアサポートは手厚かったです・・・!

マケキャンのキャリアサポートを通じて、今まで否定的だった自分のキャリアに自信を持つことができた。
不本意だった経理部への配属だったが、今では経理業務を経験できて良かったと感じる程に。

女性だからこそ”働き方”に縛られないキャリア選択をし続けたい。

ー 転職先ではどのようなことをされるのでしょうか?

伊藤さん:広告営業を担当します。

転職先ではベンチャーや中小企業を多く支援しているため、経営戦略的な観点でも提案ができるような人材になりたいと思っています。

 

 

ー 女性としてのライフプランなどはありますか?

伊藤さん:出産後も自分のやりたいことを追いかけていきたいと思っています。

今まで、母はもちろん、地元で早々に結婚を決めた友人や大学から東京に出た友人、前職の子育てしている先輩など、色々な方の話を聞いて今後のライフプランについて非常に悩みました。

化粧品業界や音楽業界、マーケティングや広報など、やりたいことがある一方で、地方のマーケ職求人が少ないことで動き出せないもどかしさや、このまま経理として出産・産休を迎えた際に需要はあるのかという不安・・・

たくさん悩みましたが、子育ても、自分がやりたいことも、同じ熱量で両方追いかけていきたい。

Webマーケティング業界は、他の業界や職種に比べると柔軟な働き方がしやすい職種だと考えています。
まずは足元の3年間でしっかりマーケティングの経験を積み、その後は自分の好きな化粧品会社や音楽業界を目指していきたいです。

出産をしたからといって諦めるのではなく、やりがいを感じながら、好きな業界で、ビジネスマンとしても更にキャリアアップしていきたいですね!

 

 

ー それでは最後に、これからマケキャンを考えている人に向けてのメッセージをお願いします!

伊藤さん:「やりたいと思った時がタイミング」です!!
何かと保守的に考えてしまう方もいらっしゃると思うのですが、やりたいと思ったことは、肩の力を抜いて直感に従うことも良いことだと思っています。

私もかなり長い期間悩みました。
今振り返ると、もっと早くチャレンジすれば良かったとすら思っています。
後悔しないように、「やりたい!」という想いに従ってみてください!

ーマケキャンスタッフ一同、伊藤さんのご活躍をずっと応援しています!
素敵なメッセージありがとうございました!!

マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、転職を考えている方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。