「地元の役に立ちたい」という思いから進んだ公務員という道。
しかし実態は、日々もどかしく葛藤の連続だった。
俗にいう安定を捨て、自分らしいキャリアを実現するための一歩として
マケキャンを選んだ。
そう語ってくれたのは、元公務員として地元の市役所でご活躍され、今回見事Webマーケターとしての転職を果たした辻さん。
今回のインタビューでは、マケキャン受講に至った経緯や、カリキュラムの実態、転職活動の状況など赤裸々に語っていただきました。
「異業種から未経験でWebマーケターを目指したい」などというお気持ちの方は、是非参考にしてみてください!
辻さん
大学卒業後、新卒で公務員として地元市役所に入所し、約6年半従事。観光課、下水道課、資産税課と多岐にわたる部門の経験を積み、地元に貢献される。
「地元の役に立ちたい」と進んだ公務員の道ではあったが、実際には地元に介入しきれず本質的な課題解決ができない日々にもどかしさを感じ転職を決意。
30歳を目前に控え、年齢的にも懸念のあった未経験転職だったが、見事Webマーケターとしての転職成功を果たす。
「本質的に寄り添える仕事がしたい」日々の葛藤から生まれた思い
ー この度はマケキャンご受講お疲れ様でした!早速ですが、今回転職されようと思ったきっかけをお伺いできますか?
辻さん:ありがとうございます!
まず前提として、私は新卒で公務員となり地元岐阜県の市役所職員として入所しました。
生まれも育ちも岐阜県であり、「地元の発展や活性化に貢献して恩返しがしたい」という思いから市役所での勤務を決めたのですが、現実はそう簡単ではありませんでした・・・。
例えば売上や集客に伸び悩む地方の商店を支援したいと思っても、市の職員としてできることはせいぜい市のウェブサイトに取り上げる程度のことに留まります。
それ以降は完全にノータッチで、実際に売上が上がったか?ということを見届ける術はなく、「地元の役に立ちたい」という思いとは裏腹に「本質的な支援が全くできていない」というもどかしさで日々葛藤を感じていました。
このままモヤモヤとした気持ちを抱えながら地元と向き合っていくことは、自分にとって非常に辛く、「公務員という仕事にこだわらず、自分らしくキャリアが積める場所で再スタートを切ろう」という思いが強くなり転職を決意した、という経緯になります。
ー 葛藤の日々から生まれた決断だったのですね。公務員は一般的に「安定した仕事」というイメージがあるかと思いますが、それを捨てるということに対して恐怖心などはありましたか?
辻さん:全然なかった、というのが正直な回答になります。
生成AIの台頭により、そもそもの世の中の前提が大きく覆ろうとしている最中、「安定」の定義も今後大きく変わっていくものだと考えています。
急激な世の中の変化に対してその変化についていけるだけのスキルやキャリアを持っていて、どんな場所でも自分らしく働ける。これこそが「真の安定」だと捉えています。
そのためには、その変化の最先端にあるIT企業、かつ今後需要が伸びていくとされるWeb広告という分野でキャリアを積むということは、それこそ将来の安定に繋がるのではないか?と考えて決断しました。
ー なるほど、素敵な考え方ですね。転職を決意してからは、どのようにして転職活動を進めていったのでしょうか?
辻さん:右も左も分からない、といった状況だったので、とりあえず大手の転職エージェントに片っ端から登録するところからスタートしました。
それと同時に、以前からネットで検索して知っていたマケキャンのインタビュー記事にも複数目を通していたのですが、その記事の中で「自力で転職活動をして全然上手くいかなかった」「書類で落ちまくって自信を喪失した」など多くの先輩たちが悔しい思いをしてきたことが語られていました。
それを見て、未経験転職の現実的な厳しさを思い知ると同時に、闇雲に転職活動をするよりもマケキャンのようなスクールに通い、まずは武器を身につけてから転職活動をする方が効率的なのではないか?と思い至りました。
加えて私の場合、当時29歳と世間一般的には未経験転職が厳しくなっていくと言われる年齢で、かつ民間企業での勤務経験がない点など、人よりも越えなくてはならないハードルが多い状況だったため、より一層、スクールに通い確固たる自信を持った上で次に進もうという気持ちが強くなりました。
ー 自力で転職活動する前に、スクールに通う重要性に気付かれたのですね!数多あるスクールの中でなぜマケキャンを選んでいただいたのでしょうか?
辻さん:複数社比較検討しましたが、マケキャンに決めた一番の決め手は「徹底的にアウトプット重視の学習スタイル」です。
他社は動画や書籍などで学ぶインプット型の学習がメインだったのに対し、マケキャンはインプットを行った上で、自ら考え課題を毎週作成するアウトプットに重きを置いていることが伝わってきました。
またそのアウトプットに対して、現役のWebマーケター講師から直接フィードバックをもらえるという点も、独学では絶対に得られない学びだと感じました。
どうせお金と時間を投資して学ぶのであれば、独学では絶対にできないこと、スクールならではの価値を追及したいと考えていたため、マケキャンに即決、という感じでしたね。
「地元の役に立ちたい」という強い思いで地元の市役所に入所するも、本質的に寄り添いきれない現実にもどかしさや葛藤を感じた日々。
「自分らしく納得感のあるキャリアを歩みたい」という思いで転職を決意し、まずはスキルや知識という武器をつけるためマケキャン受講を決意。
決め手は、決して独学では得ることのできない「徹底的なアウトプット⇆フィードバック」を重視する学習スタイル。
退路を断って挑んだマケキャン。Premiumコース完走で自分に自信がついた。
ー 辻さんは実務研修が3週間ついた「転職コースPremium」をご受講されたと伺っています。コースはどのような基準で選択されましたか?
辻さん:今回の転職は、世間一般でいうところの安定した公務員としてのキャリアを捨て、自分の人生にとって大きな分岐点になると考えていました。
そのため初めから「将来の自分のためにできる限りの先行投資をしよう」と心に決めていたので、「転職コースPremium」一択という感じでしたね。
実務研修までやってみないと、本当に自分にWebマーケターの適性があるか判断がつき切らないですし、何より実務まで経験していた方が転職した後の安心感が全然違うな、と。
確かに短期的な視点で見れば、マケキャンは決して安いサービスではないと思います。
でも今後Web広告業界で確固たるスキルやキャリアを得られるということを考えれば、長期的には最高の自己投資なのではないかと思います!
ー 素敵な考え方ですね…!ご受講を終えてみての率直な感想をお聞かせください!
辻さん:期待通りのカリキュラムでした!
先ほど、マケキャン受講の決め手は「徹底的にアウトプットを重視する学習スタイル」と申しましたが、まさに日々思考しアウトプットし続けた3ヶ月だったな、と。
慌ただしい日々ではあったものの、不思議と「大変だった」という感覚は全くなく、日々新しいことを学んでいることへのワクワクや成長実感で、終始楽しいという感覚で満たされていましたね。
ー 辻さんは、マケキャン受講中に前職を退職されたとか。まだ次の転職先が決まっていない中での退職は勇気が必要だったと思いますが、どういったご理由からその決断に至ったのでしょうか?
辻さん:先ほど申し上げた通り、今回の転職は自分の人生にとって大きなターニングポイントになると考えていたので、お金も時間も投資できるものは全て投資した上で、最大限のリターンを得たいと考えていました。
また、前職を辞めて自ら退路を断つことで、学習や転職活動をダラダラと行わないように、弱い自分を追い込む意味でもそのような決断に至りました。
結果的に「やるしかない」と一層気持ちが引き締まりましたし、結果として最後までモチベーション高くマケキャンに取り組むことができましたね。
それ以外にも実は、学習中は「いかに学習成果を最大化するか?」という観点でいくつか自分でルールを作っていました(笑)
ー マイルール…!非常に興味深いです。(笑)例えばどのようなルールを作られていたのでしょうか?
辻さん:例えば、毎週の課題作成では、1週間の猶予があるところを敢えて「4日で終わらす」というルールを作り、残りの3日間はSNSで学びを発信したり、本を読んだり、人にたくさん会うなど、課外活動的な時間に使うようにしていました。
実務となると、きっとマケキャンでこなしている課題の何倍もの難易度やスピード感の中で仕事をしないといけないので、今からでもその制約に慣れておきたいということもありましたし、課題をただこなすだけだと視野が短期的で狭くなってしまうので、できるだけ広い視野を持てるように意識をしていましたね。
ー まさにやり切った3ヶ月だったのですね。受講して最も学びになったことはどういったポイントだったのでしょうか?
辻さん: 「マーケティングに唯一の正解はない」というのが非常に学びであり、また、面白いと感じたポイントです。
数学のように「1+1=2」と唯一の答えが決まっているシンプルな世界ではなく、誰が戦略を描くかで大きく方向性が変わる。
実際にマケキャンでも、自分が作成した課題に対して複数の講師からフィードバックをもらえるのですが、講師によって着眼点が違ったりフィードバックの方向性が違ったりしてて、すごく面白かったですね。
もちろん、答えがない分難しい仕事ではあるのですが、自分の個性や考えを戦略に組み込んでアウトプットができ、かつその提案に対してクライアントから評価もしていただける、というのが非常にやりがいを感じます。
ー マケキャン受講を通じて、マーケターという仕事のイメージがより鮮明になったのですね。「転職コースPremium」限定の実務研修はいかがでしたか?
辻さん:結論から申し上げると、「転職コースPremium」を受講しておいて本当に良かったな、と。
実際に配信結果の分析やレポート作成などの実務を体験してみて、戦略設計で学んだことがよりリアルに理解できるようになりました。
まさに点と点が繋がって線になったような感覚ですね。
また良い意味で、マーケターという仕事は想像以上に地道で泥臭い、ということも身を持って知ることができました。
転職後に現場で働いている自分が鮮明にイメージできるようになったからこそ、ブレることなく自信を持って転職活動に進めたのだと思います。
今後私が友人などにマケキャンを勧めることがあれば、「絶対に転職コースPremiumで実務研修までやり切ったほうが良い」と伝えようと思います(笑)
退職を決意し、自ら退路を断って臨んだマケキャン受講。自ら学習ルールを作るなどして、最後までモチベーション高くやり切った3ヶ月だった。
最大の学びは、Webマーケターという仕事の本質的な面白さややりがい。
また、転職コースPremiumを受講したからこそ、戦略設計での学びがより具体的になり、転職後のイメージも鮮明に湧くようになった。
書類通過率55%の驚きの成果。自分一人では成し得なかった。
ー 学習を終えて、その後の転職活動はいかがでしたか?
辻さん:非常に順調に進み、無事に第一志望の会社から内定をいただくことができました!
合計で18社応募したのですが、その内書類通過が10社(書類通過率約55%)と多くの面接機会に恵まれたことも、驚きでした。
自分一人では恐らく履歴書や職務経歴書の書き方からつまづいていたのではないかと思うので、マケキャンの転職サポートには本当に感謝しております。
ー 書類通過率55%以上…!素晴らしいですね。担当キャリアアドバイザー(以下、CA)から受けた転職サポートで印象や記憶に残っていることはありますか?
辻さん:面接対策や模擬面接のサポートは非常に助かりました。
民間企業での就業経験がないことから「面接でこんなことを話してもいいのだろうか」と、業界のルールやセオリーの違いで何度も悩むことがあったんですよね・・・。
一人で転職活動していたとしたら恐らくモヤモヤしたまま手探りで進んでいたと思うのですが、マケキャンでは担当CAさんにどんな些細や悩みや質問も壁打ちしていただけたので、当日は自信を持って面接に臨むことができました。
改めて、マケキャンでなければこの転職成功はなかっただろう、と確信しています。
本当にありがとうございました!
ー そう仰っていただけて嬉しいです。今後はどのようなところに転職されるのでしょうか?
辻さん:Webマーケティング会社にて、Webマーケターとして転職する予定です!
顧客に戦略を提案するアカウントプランナーと広告運用を担うコンサルタント、どちらも一気通貫で担当していく予定なのですが、顧客の課題に深く関わり寄り添うことができると思うので今からとてもワクワクしています。
前職で感じていた「顧客に本質的な価値を提供したい」という思いを、実現できるように頑張ります!
ー 辻さんらしい素敵な選択ですね!今後のビジョンや目標をお伺いできますか?
辻さん:未経験での転職とは言っても、顧客の前に出たら誰もが「プロ」でなくてはならないと思いますので、まずはいち早く業界のプロとして顧客に価値を提供できるマーケターに成長したいです。
また、入社する会社はスタートアップになるため、社長と同じくらいの経営視点を持ちながら企業の成長を担っていける存在になっていきたいです。
そして少し中長期な話ですが、いつかはWebマーケティングという側面から地方で困っているお店や経営者を助けられるような存在になりたいですね。
前職では、それがやりたくて公務員になったにも関わらず実現できなかったので。
ー 素敵です…!最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!
辻さん:やりたいことがあるなら、是非マケキャンという場所に飛び込んでみて欲しいです!
学習も転職も決して楽なものではないですし、私も初めは「本当に転職できるのかな」と不安でいっぱいでした。
ただ、今振り返ってみると、確実に支払った値段や時間以上のリターンが返ってきてるな、と。
一人でも多くの方がマケキャンを通じて夢や目標への一歩を踏み出していただけたらすごく嬉しいです。応援しています!
ー 素敵なメッセージをありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、辻さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。