「地元に貢献したい」という思いと現実のギャップに苦しみ続けた日々…。
より本質的な仕事を求めてマケキャンでの転職を決意。
そこで得たものは今後の人生を生き抜く上で必要なキャリアの考え方だった。
そう語ってくれたのは、公務員としての安定したキャリアを捨て、未経験でのWebマーケター転職を成功させた田中さん。
マケキャン受講に至った背景や学習中に学んだこと、転職活動の実態など赤裸々に語っていただきました!
「異業種から転職したい」「今後のキャリアに漠然とした不安を感じている」などの考えをお持ちの方は、田中さんの転職ストーリーを是非参考にしてみてください。
田中さん(仮名)
大学卒業後、地元の町役場にて公務員として従事。観光課担当として観光客の誘致施策立案、観光施設の維持・管理業務、地元企業の金融・経営指導などに従事。その後は地域整備課へ異動を経て、林業、畜産、空き家問題を担当。
「地元に貢献したい」という思いから選択したキャリアだったが、古くからの慣習やルールによる線引きが多い環境下で「より本質的に企業や人の役に立てる仕事はないか?」との考えに至り、転職を決意。マケキャン受講を通して、見事未経験でのWebマーケター転職を果たす。
より本質的な仕事をしたい。行き着いた答えはWebマーケターだった。
ー まずは転職成功おめでとうございます!
早速ですが、今回転職されようと思ったきっかけを教えてください。
田中さん:ありがとうございます!
私は新卒で地元の町役場の職員として就職し、それからは約3年半ほど、地元への観光客誘致や企業への経営指導、その他林業、畜産、空き家などの地域整備業務など幅広く従事してきました。
6つ上の兄が元々役場職員だったことで憧れの強い仕事ではあったため、日々それなりにやりがいを感じながら働いていたのですが、一方、古くからの慣習を重んじる文化やルールで線引きされてしまうことも多く、一歩踏み込んで人や企業や地域に向き合うことができていない感覚を持っていました。
「地元に貢献したい」という当初の思いに対して、このモヤモヤした状態のままここにいても良いのだろうか?と思ったことが、転職を検討するようになったきっかけでした。
ー なるほど、一歩踏み込めない感覚。何か具体的なエピソードはありますか?
田中さん:そうですね。
私の地元は京都にある海に面した小さな町なのですが、自然も多く年中観光客で賑わうような場所でした。
むしろ観光業での収益が主に町の運営の柱となっていたため、観光課での仕事には非常にやりがいを感じていました。
しかし新型コロナウィルス拡大以降、街を訪れる観光客が激減し多くの事業者が経営難に追い込まれました。
役場には連日「何か支援してもらえることはないか」と事業立て直しの相談で事業者たちが訪れ、私としても必死に補助金の対応などに駆け回りましたが、その時に”自分ができることの限界”を悟ったような気がしたんです。
私は役場職員という立場上、全ての事業者に平等に接さなければなりませんし、できることは補助金の対応くらいで、その企業の一員となってマーケティングや営業などに手を貸せるという訳でもありません。
あの時はとても悔しく情けない気持ちになりましたね。
ー 想像しただけでもとても辛い日々だったことが伺えます。そんな経験もあって転職への意識がより強くなったのですね。
マーケティングに興味を持つようになったきっかけは何でしょうか?
田中さん:マーケティングという専門知識を習得し”売る仕組みを構築”できるようになれば、より本質的に人や企業の役に立てると考えたからです。
先ほどお伝えした役場での経験から、企業の一員となって働きかけてみたいという気持ちが大きくなった結果だと思います。
また、観光課にいた頃、町のPRを目的としたInstagramを立ち上げ運営した経験もあり、その時の経験がとても面白かったというのも理由です。
ー なるほど!そこからどのようにしてマケキャン受講に至ったのでしょうか?
田中さん:実は転職しようと決意した後、2ヶ月ほどは自力で転職エージェントに登録し転職活動を進めていました。
10社ほどマーケティング職の求人にエントリーをしたのですが、結果は燦々たるものでした。
興味のあった会社は未経験であるという理由から書類ですら通過できませんでした。
その後、一応2社ほど書類選考を通過できたものの、これだ!と思える企業には出会えず、悩む日々が続きました。
悩んだ末、マーケティング職に絞って転職をサポートしてもらえるマケキャンの受講に至ったという経緯になります。
ー ご自身で転職活動をされてみて未経験転職の厳しさを痛感されたんですね。
数あるスクールの中、マケキャンを選んでいただいた理由を教えていただけますか?
田中さん:転職実績とアウトプット重視の学習スタイルですね。
色々なサイトでスクールを比較したのですが、正直マケキャンほど転職実績が高く、また手厚いサポートを受けられるスクールはないと感じました。
また自力で転職活動を行なっていた際に独学でマーケティングを学んでいたのですが、書籍や動画でのインプット学習だけでは知識が全く定着しない感覚を持っていたので、徹底的なアウトプット形式でカリキュラムが進んでいくマケキャンが最適だと考えました。
地元に貢献したいという思いから役場職員としてのキャリアを選択したものの、立場やルール上、できることに限界があることを悟り転職を決意。売る仕組みを構築することで人や企業の役に立ちたいと、マーケターとしての転職を考え、転職実績が高く学習スタイルが適したマケキャンの受講に至った。
集団講義だからこそ得られた圧倒的な成長
ー 実際にマケキャンを受講してみた率直な感想を教えてください!
田中さん:想像以上にハードでしたね(笑)
性格上、一度やり始めるととことん突き詰めてしまうタイプなこともあり、3ヶ月の学習期間中は、仕事と食事の時間以外はほぼ学習に充てていたと思います。
特にまだ自分の中で学習サイクルが確立されていなかった1〜2週間目あたりは、徹夜で課題に取り組んでいましたね(笑)
ー 仕事と食事の時間以外はほぼ学習…!やり切りましたね(笑)
仕事との両立はもちろんだと思うのですが、それ以外でハードだと感じたポイントはありますか?
田中さん:1週間で「インプット→アウトプット→ブラッシュアップ」というサイクルを回し続けることが一番ハードだと感じました。
マケキャンでは毎週、動画でインプットを行いそれを元に課題の作成に取り組みます。
そして週末のグループ講義の中でその課題を発表するのですが、そこで講師から大量のフィードバックをもらい、その内容を踏まえて次回のアウトプットはさらに磨きをかけなければなりません。
新しい知識のインプットと過去の成果物の磨き込みを常に同時並行で対応していく感覚です。
立ち止まったら終わる、と必死でしたね(笑)
ー 元々の田中さんの受講の狙いとして、「アウトプットを重視した学習スタイル」というのを挙げていただいていましたが、その狙いは達成できたと考えますか?
田中さん:間違いなく達成できたと思います。
むしろ毎週のアウトプット機会がなかったらあれだけ自分を追い込めていなかったと思います。
さらに、集団講義であることもマケキャンでの学習のメリットだと感じました。
他の受講生のプレゼンを講義中に聞いて、さらにアーカイブの動画を何度も見返すことができるので、プレゼンが上手い人の話し方を真似したり、「こういう考え方もあるのか」と自分にはない観点を吸収できるので、効果的に学習できたと思います。
前職で資料作成やプレゼンの機会がほぼなかった私にとっては、本当に有難い環境でしたね。
ー 確かに。色々な人のプレゼンを聞ける機会ってそう多くないですよね!
田中さん:そうですね。
加えて、大勢の前でプレゼンをすることによって、上手くいったときはそれ自体が大きな自信にも繋がるんですよね。
上手くいかなかったときはそれなりに落ち込みますが(笑)
アウトプット重視の学習スタイルだからこそ、ハードではあったが自分を追い込みやり切れた3ヶ月。集団講義での学習スタイルがさらに学習の効率性を高め成長を加速させた。
得られたものは転職成功だけでなく、キャリア形成の考え方そのもの
ー その後の転職活動はいかがでしたか?
田中さん:2ヶ月間ほどの転職活動期間を経て、無事に内定をいただくことができました!
合計6社選考を受け、4社書類通過、その内の第一志望だった企業に内定をいただいた、という結果です。
マケキャン受講前に自力で転職活動をしていた頃は、10社選考を受けるも書類通過率は20%(2社)と低く自信を失ってばかりでしたが、マケキャンでは66%で書類に通過することができ、自信を取り戻すことができました。
ー 本当におめでとうございます!
マケキャンの転職サポートへの率直な感想はいかがでしょうか?
田中さん:とても満足しています!
まず感じたこととして、「ここまでやってくれるのか・・・!」と思う程キャリアアドバイザー(以下、CA)のサポートが手厚かったです。
印象的だったエピソードとして、担当CAさんに急ぎ相談したいことがあり面談を予約させていただいたのですが、奥さんの通院に付き添っている最中にも関わらず、移動しながら面談に応じてくださったことがありました。
申し訳ないな…と思う気持ちも当然ありましたが、それ以上に、そこまで自身のキャリアと向き合ってくれるということ自体がとても嬉しかったです。
ー 通院の付き添い中に…!そんなことがあったのですね。
田中さん:はい、今振り返ると一番記憶に残っているエピソードですね(笑)
加えて、マケキャンの転職サポートを通じてキャリア形成に対する考え方が変わったことも最大の価値だったと思います。
ー なるほど、詳しくお伺いできますか?
田中さん:私は昔からキャリアや人生に対して明確なゴールや目標を持てずにいました。
役場での就職も兄の影響が大きかったりと、なんとなく場当たり的に選択を行なってきたことがコンプレックスになっていました。
しかし担当CAさんより、キャリアにはそもそも「登山型」と「トレッキング型」という2つ考え方があって「田中さんのようなキャリアの作り方もありなんだよ」と言ってもらえたんです。
「登山型キャリア」というのは、自分で立てた目標に向かって一直線に向かっていくキャリア形成をしていくことを指すものです。
一方「トレッキング型キャリア」というのが、絶対の目標ではなく、状況に応じて与えられた職種や職場で経験を積み、そこで目の前の仕事に向き合ったことが、次の選択につながっていくというタイプのキャリアです。
CAさんからその話を伺う前は「登山型キャリア」であるべきという考えが強く、ゴールや目標がない自分を否定的に見ていたのですが、そもそもの価値感や考え方によって様々タイプがあるのだと知れて、自信を取り戻すことができました。
担当CAの手厚いサポートを得ながら挑んだ転職活動では、書類通過率66%と高い成果を収め無事に第一志望企業の内定を獲得。CAからはキャリア形成に対する考え方そのものを教わり、自信を取り戻すことができた。
成長して、いつかは必ず地元に貢献したい
ー 今後はどのような仕事をしていく予定ですか?
田中さん:Web広告代理店にてWebマーケターとして転職します。
広告運用・アカウントプランナー両面を担当する予定で、幅広く経験が積めそうな環境に今からワクワクしています!
ー マケキャンでの学びもフルに活かせそうなポジションですね!
今後のビジョンや目標があればお聞かせください。
田中さん:転職後、半年以内には一人前になり売上を作ってこれるマーケターに成長したいと思います。
その後は自身で0から企画ができるようなプランナーへと成長し、兼ねてからの思いである「売る仕組みを構築することで人や企業を支える」という自身の思いを実現していきたいと思います。
またこれは少し先の話かも知れませんが、やはりいつかは地元に戻って地元企業や事業者に貢献したいですね。
今の自分ではまだ何もできないので、まずは力をつけるために頑張ります!
ー かっこいいです!夢を実現してください!
最後に、転職やマケキャンの受講を検討している方に向けて、メッセージをお願いします!
田中さん:正直マケキャンの受講料は私たちのような若手にとっては高額だと思います。
それでも、この受講料を払って絶対に損はないと言い切れます。
マーケティングという需要の高い知識が身につくだけでなく、「どのようなキャリアを築いていくべきか?」ととことん自分に向き合い人生を変えることができる場所だと思いますので、少しでも興味があれば飛び込んでみてください!
ー 素敵なメッセージをありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、田中さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。