「失敗したらどうしよう」公務員から営業、営業からマーケターへ。挑戦を繰り返した先に見えてきた新たな未来とは。

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「未経験だと営業くらいしか求人ないよ」
二度目だからこそ、普通に転職活動をするだけでは駄目だと思った。

そう語ってくれたのは、公務員から見事Webマーケターへの転職を成功させた五十嵐さん。

マケキャンへの挑戦を決意した背景や、転職活動の様子などを赤裸々に語っていただきました。

自分に合う仕事がしたい」「一歩踏み出すべきか迷っている」などのお気持ちの方は、是非参考にしてみてください!

五十嵐さん

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大学卒業後、東京都の公務員として都立の特別支援学校に配属。学校の運営に関わる全般の業務を担当し4年半勤めた。
その後、数ヶ月間の営業職を経験した後、Webマーケティングに興味を持ちマケキャンの受講を決意した。

このままだともし転職したいと思った時に通用しない

 

ー まずは転職成功おめでとうございます!
早速ですが、まずはマケキャンを受講するまでの経緯について教えてください。

五十嵐さん:ありがとうございます。

私は新卒で東京都に入都し、都立の特別支援学校に配属されました。そこでは、先生方の労務管理や予算・決算対応など、学校の運営全般を担当していました。

4年半ほど勤めた後、求人広告の新規営業担当へ転職し、数ヶ月経ってからマケキャンを受講したという流れです。

 

 

ー ありがとうございます!一つずつお伺いしたいのですが、まず新卒での入社先として東京都の公務員を選択したのはなぜだったのでしょうか。

五十嵐さん:元々公務員には全く興味がなかったのですが、大学2年3年と就活が近づくにつれて、周囲に公務員を志望する友人が増えたことで興味を持つようになりました。

安定した職業だという反面、正直あまり面白くない職業のイメージがありましたが、東京都であれば規模も大きく先進的な施策や事業を行なっていたので、“安定”かつ“革新的”な仕事に挑戦できそうだなと。

そのため、東京都以外で公務員になることは考えていませんでしたね。

 

 

ー そうだったんですね!第一志望だった東京都から、その後転職を考えるようになった理由は何でしたか?

五十嵐さん:最初に転職を意識するようになったのは、コロナ禍で民間企業の働き方が注目されるようになったのがきっかけだったと思います。

東京都のトップである知事が民間企業に対してテレワークを推奨しているにもかかわらず、都の職員である自分たちはその方針に逆行した環境で働き続けていたので、「この働き方しか知らずに人生を終えるのは嫌かも」と感じるようになりました。

また、よくよく自分の働き方を振り返ってみた時に、初年度に身につけたことを4年半繰り返していることに気づいたのも理由の一つでしたね。

公務員は基本的に年功序列で、5年目にならないと最初の昇進試験を受けられなかったり、異動制度はあれど希望は通らず根本的な働き方は変わらなかったりするのが実状なので、「クビになることはないけど、もし30代になって転職したいと思うようなことがあったらどこにも通用しない」という焦りが大きくなっていったんです。

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ー なるほど!そこから一歩踏み出して転職したとのことですが、なぜ営業職に挑戦したのでしょうか?

五十嵐さん:未経験だと営業職の求人しか紹介されなかった、というのが最大の理由です。

正直なところ営業職自体はあまり興味がなかったのですが、どの転職エージェントも同じ状態だったため、まずは民間企業で経験を積もうと考えました。

転職後は、アルバイト求人広告の新規営業で毎日数十件テレアポし、お客様と対面して契約をもらって、求人広告記事も自分で書いて発行する、というまさに営業職という仕事を担当しました。

公務員時代の働き方とは真逆のような環境でものすごく大変でしたが、自分で考え行動し、部署のメンバーと意見を言い合って目標を目指していく世界は、それまで以上にやりがいを感じる仕事でしたね。

 

 

ー 凄まじい転換点ですね!その後数ヶ月経ってからマケキャンを受講したということでしたが、新たにWebマーケティングに挑戦しようと思ったのは何故でしたか?

五十嵐さん:営業職として働いていた会社は、人間関係も良く楽しい環境だったのですが、実は入社前検診で病気が見つかり、通院治療をしながら勤務を続けていたんです。

治療の副作用などは勤務には支障のない程度だったものの、新しい環境・職務へのストレスもあり、結果的には退職して治療に専念することに決めました。

また、数ヶ月間の営業経験を経て自分の向き不向きが掴めたこともあり、現状を突き詰めて分析しながらどうすればもっと売れるかを考えるマーケティングのような仕事に興味が出てきました。

ただ、治療を終えてから仮にそのまま転職しようとしても一度目の転職活動と結果は変わらないので、お休みしている期間にちゃんとスキルをつけて次のキャリアに進みたいと、マケキャンのようなスクールに通うことを決めたという経緯です。

 

 

ー 一度目の転職活動経験を踏まえてスキルを身につけようと考えられたんですね!ちなみに、スクールの中でなぜマケキャンを選んだのでしょうか?

五十嵐さん:マケキャン以外のスクールも含めて数社カウンセリングを受けたのですが、マケキャンのカウンセラーが一番熱意があり背中を押されたからです。(笑)

やはり新しい挑戦ということで不安もあったので、誰かに後押ししてほしい気持ちが心の中にあったんだと思います。

また私自身、公務員として働いていた期間が長かったからこそ、売上を上げたり利益を追求したりする考え方が身についていなかったため、ハウツーだけではなくWebマーケターとしての考え方から指南してくれるマケキャンの特徴も、自分に合っていると感じました。

一度目の転職先で、素敵な環境だったとしても自分に合わない仕事に取り組む大変さを痛感していたので、本質的な考え方からしっかり学びながら、マーケターという仕事が本当に自分に合うかどうか見極めたかったんです。

 

 

ー 自分に合う感覚は重要ですよね!仰っていた不安とはどのような不安でしたか?

五十嵐さん:得るものがなかったらどうしよう、という不安が一番大きかったです。

特にマケキャンの転職コースは、他のスクールと比べても高額だったので、何も身に付かなかったというのだけは避けたいなと。

ただ、どのスクールに通ったとしてもまとまったお金を払うことに違いはないので、一番納得して入れるマケキャンで頑張ろうと決めました。

「万一転職したくなった時にどこにも通用しない」
安定した環境だからこその焦りから一歩踏み出した五十嵐さん。
未経験からでも自分に合う職種に挑戦するため、マケキャンの受講を決意した。

目的は転職することではなく人生を充実させること

五十嵐さんとキャリアサポーターの面談

ー 実際にマケキャンを受講してみていかがでしたか?

五十嵐さん:先ほど申し上げた通り、前職を退職して時間があったので、その分しっかり学習できてよかったなと思います。

また、毎週の講義で他の同期がプレゼンしている様子を見ることができたので、自分一人で学ぶよりも遥かに学習しやすかったです。

「この人の発表がすごくわかりやすいのはなぜだろう」「こういう観点もあるのか」と、自分にはない多様な視点から学ぶことができたので、週末の全体講義以外の時間も動画アーカイブを見て勉強していました。

 

 

ー 同期の存在は大きいですよね!

五十嵐さん:そうですね。学びが深まるのはもちろん、「自分だけ課題の質が低かったら嫌だな」「自分だけ転職できなかったら嫌だな」というような、ある意味での原動力になるのも良かったです。(笑)

一人だと気が抜けてしまう場面でも、同期の刺激があるから踏ん張れるという感覚はあったかもしれません。

 

 

ー 素晴らしいですね!学習を終えてからの転職活動はいかがでしたか?

五十嵐さん:正直当時はマーケティングを学ぶことを何よりも重視していたので、転職活動は二の次になってしまっていたのですが、学習と同じくらいマケキャンの転職サポートが素晴らしかったです。

というのも、キャリアアドバイザーとの面談が毎回ものすごく濃い時間で、自分が将来のキャリアをどう築いていくのか長い人生において仕事をどのように捉えていくのかなど、今回の転職に限った話だけでなく自分の人生全体を一緒に考えてくれました

もちろん、面接や書類など選考に関するアドバイスもいただいていましたが、人生全体を考えた上で心から納得して選考に臨めていたことが、自信を持って企業と話すことができた何よりも大きな理由だったと思います。

 

 

ー そこまで深く自己分析ができた状態で転職活動を進められると、結果も付いてきそうですね!

五十嵐さん:ありがたいことに、心から入りたいと思える企業から内定をいただくことができたので本当に良かったです。

そもそもマケキャンは何十社もエントリーするのではなく、フィットしそうな会社に絞って求人を案内してくれるので、私の場合は面接に進んだのは3社、全て最終面接まで進み2社から内定をもらって転職活動を終えられました。

 

 

ー すごいですね!マケキャンの卒業生の中でも特に高確率だと思います!その中で今の転職先を選んだ理由はなんですか?

五十嵐さん:最終面接まで進んだ3社は全て素晴らしい企業だったので、正直ものすごく悩みました。

決め手はいくつかあるのですが、最大の理由は安心感です。

選考の中で伝えた自分の懸念事項を払拭するため、同年代の女性社員と急遽面談の場を作ってもらったり、過去に入社したマケキャンの先輩方の社内コミュニティがあったり、同じタイミングで中途入社する将来の同期がいたりと、転職後も身近で頼れる存在がいると感じられたことが大きな要因でした。

Webマーケティング業界は求められる成長のスピードが速く、公務員経験の長い自分にとってハードな挑戦になると思っているので、そのような頼れる存在がいることは本当に心強かったです。

転職することだけが目的ではなく、自分の人生を充実させることが目的。
キャリアアドバイザーとの面談を通じて、心から納得できる転職活動を実現できた。

仮に合わなくても「合わなかった」とわかることが前進

五十嵐さんとキャリアサポーター

ー 今後はどのようなお仕事をする予定ですか?

五十嵐さん:Web広告代理店で運用コンサルタントとして働く予定です。

マケキャンに入る前から目標にしていた、“現状を突き詰めて分析しながら、どうすればもっと売れるかを考える”という仕事になります。

前職の経験を経て自分に適性の高い仕事に就きたいと考えていたので、イメージしていた仕事に挑戦することができました。

 

 

ー 本当におめでとうございます!先々の目標なども是非教えていただけますか?

五十嵐さん:まずは新しい職場でついていけるように頑張ります!(笑)

また、個人的にマネジメントにも興味があって、小さなチームをまとめて成果を目指す役割や、後輩を育成する役割にも挑戦したいと考えています。

マーケターは比較的スキルを極めていきたい人が多い職種だから珍しいと言われたこともあるのですが、会社やチーム全体を良い方向に進めていけるような存在になりたいです。

それこそ、転職先で経験を積んで講師としてマケキャンに呼んでもらえるような存在ですね。(笑)

マケキャンは高校や大学で必修にしても良いくらいの内容だと思いますし、自分のような未経験者がもっと活躍して業界を盛り上げられるように貢献したいと思います。

 

 

ー めちゃくちゃ楽しみです!
最後に、転職やマケキャンの受講を検討している方に向けて、メッセージをいただけると嬉しいです!

五十嵐さん:冒頭ではあまり伝えられなかったのですが、公務員の職場も心優しい人や熱い想いを持つ人の多い素晴らしい職場でした。

だからこそ、「もし失敗したらどうしよう」「転職先が合わなかったらどうしよう」とものすごく悩みましたし、私以外にも似た悩みを抱えている人は多いのだろうと思います。

ただ今感じるのは、実際に行動した結果が自分に合わなかったとしても「合わなかった」とわかることが前進だということです。

私にとって営業職への挑戦がまさにそうでしたが、合わない職種への転職だった一方で、新しい世界が見えるきっかけにもなったんです。

自分の歩みが一歩変われば、自分を取り巻く知見・人間関係もどんどん変わる。良くも悪くも必ず次に繋がっていきます。

そうやって踏み出した一歩で自分にピッタリ合う結果を掴めたらと思うと、やらぬ後悔よりやる後悔しかないなと思うんです。

私も頑張りますので、是非一緒に勇気を持って一歩踏み出しましょう!

 

ー 素敵なメッセージをありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、五十嵐さんのご活躍をずっと応援しています!

 

マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。