現職に居続けてもモヤモヤは拭えない。
頭ではわかっていたけど、それでも決断するのに物凄く時間がかかった。
大変だったけど、重たい決断ができたからこそ最後までやりきれたとも思う。
そう語ってくれたのは、化学メーカーから見事Webマーケターへの転職を成功させた村田さん。
マケキャンへの挑戦を決意した背景や、転職活動の様子などを赤裸々に語っていただきました。
「将来のキャリアに不安がある」「挑戦すべきか迷っている」などのお気持ちの方は、是非参考にしてみてください!
村田さん(仮名)
大学卒業後、化学製品の製造販売を行うメーカーに入社。
樹脂などの石油化学製品を取り扱う部門で、法人向けのルート営業を担当。
その後、自らの介在価値を広げるためにマケキャンの受講を決意した。
このままでは会社を辞められなくなるかもしれない
ー まずは転職成功おめでとうございます!
早速ですが、まずは転職を考えるようになった経緯について教えてください。
村田さん:ありがとうございます。
私が最初に転職を考えるようになったのは、新卒1年目の年末頃です。
というのも、入社した化学メーカーで勤務する中で、「今よりも自らの介在価値を発揮できるような場所で働いてみたい」と感じるようになったことがきっかけです。
その後一応転職エージェントに登録したのですが、当時は転職もありかも…という程度のぼんやりした感覚で、本格的に転職を決意したのはマケキャンの学習期間を終えてしばらく経ってからでしたね。
ー なるほど!一つずつお伺いしたいのですが、まず大学卒業後に化学メーカーへの入社を選択したのはなぜでしたか?
村田さん:新卒就活の時に、「提案営業を行える会社かどうか」という軸で企業を選んでいたのが理由です。
中でも化学メーカーは、自分のプランで市場に新たな製品を生み出せるかもしれない、という想いがありました。
実際にはなかなかそのような機会はなく、正直自分の勉強不足な部分がありましたね(笑)。
ー そうだったんですね…!どのような点でギャップがあったのでしょうか。
村田さん:そうですね、長年業界に根付いた企業だったこともあり、良くも悪くも非常に安定した職場だったことが大きなギャップでした。
というのも、定年まで勤続することを前提にじっくり社員を育成する文化があったり、長年付き合っている顧客へのルート営業が業務の大半を占めていたり、という状況でした。
こうした“安心して働ける環境”が整っていた反面、業務の8割がルーティン・残りの2割がトラブル対応という日々を送る中で「仮に会社を飛び出すことになったら自分は戦えるのか」と不安を感じるようになったんです。
ー 安定した優良企業であるが故の悩みですね…そこから転職エージェントに登録したとのことですが、当時はどのようなお考えだったのでしょうか。
村田さん:先ほどお伝えした通り、当時は絶対に転職しようというような覚悟はなかったので、まずは転職市場での自分の価値を調べてみよう、という感覚でした。
実際に数社エントリーして選考にも進んだのですが、「やっぱりもう少し考えたいな」などと考えているうちに、マケキャンを見つけたという流れでしたね。
ちょうど1年目が終わり、2年目になるくらいのタイミングだったと思います。
ー ふむふむ、マケキャンはどこで見つけて興味を持っていただいたのですか?
村田さん:最初はYoutubeでWebマーケターという職業を知り、そこからWebマーケターについて検索しているうちにマケキャンの広告を見つけた記憶があります。
調べてみると、Webマーケターが大変ではあるものの自分の頑張り次第で成果が変わる仕事だということがわかってきて、率直に挑戦してみたいと思いましたね。
そこから「どうせやるなら転職ができるレベルまで頑張ってみよう」とマケキャンの受講を決めました。
ー そこで一歩踏み出したのはすごいですね!不安はありませんでしたか?
村田さん:もちろん悩みました(笑)。
金額面は、Web広告代理店の仕事を疑似体験できるならむしろ安いと感じていたのですが、どちらかというと「転職活動がうまくいかなかったらどうしよう」という不安が大きかったです。
その点、マケキャンは転職保証があったり、名だたる企業への未経験転職実績が多かったりと、懸念を払拭できる要因があったので受講に踏み切ることができました。
安定企業での葛藤を払拭するために一歩踏み出すことを決意した村田さん。
未来の自分を変えるマケキャンでの挑戦が始まった。
学習期間を終えてから半年以上何も動けなかった
(Image)
ー 実際にマケキャンを受講してみていかがでしたか?
村田さん:何より、完璧な成果が出せないもどかしさが大変でした!
課題を頑張れば頑張るほど情報量が増えて伝わりづらくなったり、もっと時間があれば良いものが作れるのにという場面が多々訪れたりと、常にやりきれない感覚を抱えていた記憶があります。
「実務はもっとその感覚が続くよ」と講師の方がおっしゃっていた通り、おそらくWebマーケターが正解のない問いと向き合い続ける職業であり、その大変さを体験できたのは良かったですね。
ー まさに疑似体験ですね!学習の中で印象的だったことはありますか?
村田さん:広告効果を予測するシミュレーションと、顧客への伝え方を組み立てるクリエイティブが特に難しかった印象があります。
提案を作る難しさはもちろん、提案内容の確らしさを説明するための根拠・ロジックの設計も非常に大変でした。
いずれにしても日常の業務では得られない刺激的な学びがあって面白かったですね。
ー 素晴らしいですね!学習期間を終えてからの転職活動はいかがでしたか?
村田さん:実は、学習期間を終えてから改めてキャリアについて悩んでしまって、本腰を入れて転職活動を開始するまでに半年以上かかってしまったんです(笑)。
当時は「本当にこのまま転職して良いのか」「転職に失敗したら1社目よりも取り返しのつかないことになるのでは」みたいなことを延々と考えていました。
その後、マケキャン以外の方からもアドバイスを貰おうと外部のキャリアコーチングを受けても決断できず、とりあえず仕事をこなす日々を過ごしていました。
結果的に、腹が決まったのはマケキャンの学習期間を終えてから8ヶ月ほど経ってからだったと思います。
ー かなり悩まれたんですね!悩み抜いた末に転職すると決意した背景は何でしたか?
村田さん:今の仕事を続けているだけでは一生モヤモヤが解決しないと心から思えたのが最大の要因です。
もちろん頭では理解していたことですが、ダラダラと仕事を続けていても全く心が晴れないのがいよいよ明らかになってきたなと。
もはや「やらない後悔よりやる後悔しかない」「このまま諦めたら一生後悔する」と本気で自覚することができ、ようやく転職活動を再開することができました。
ー すごい決断です!実際転職活動を再開してみてどうでしたか?
村田さん:再開直後はめちゃくちゃお祈りされました(笑)。
やればやるほど面接に落ちてしまうので、精神衛生的にかなり良くない状態でしたね。
そこからマケキャンのキャリアアドバイザーと本格的に面接対策などを行うようになり、再開後2ヶ月経ったくらいから徐々に面接を通過できるようになっていきました。
最終的に志望企業から内定をいただいた時は、信じられないほど嬉しかったです。
ー 本当によかったです!ちなみに転職先を決めた要因は何でしたか?
村田さん:元々新卒の頃から知っていた業界大手のWebマーケティング会社で、組織一体となって業務を進めていく文化が魅力的だったことが要因です。
また、他企業の1次面接や2次面接の過程で、「一緒に働いてみたい」「内定をいただけると思うから自分で選ぶ意識で頑張ってほしい。」と、面接官の方からお声がけいただけるようになったことも大きかったです。
誰よりも悩み抜いた末の転職活動。
決断の重みがあったからこそ、逆境を乗り越えることができた。
動いてみることさえできれば、自分が思っているほど酷い結果にはならない
ー 今後はどのような仕事を担当する予定ですか?
村田さん:主に検索連動型のリスティングをメインに、広告運用を行う予定です。
どういう案件を担当するかという具体的な部分は未定なのですが、入社後半年ほどで担当クライアントを持たせてもらうイメージだと想定しています。
ー 楽しみですね!ご自身の将来については。どのような目標を持っていますか?
村田さん:今は特に「数字に強い人材になりたい」と考えています。
仮説を立てるにせよ、広告運用のリカバリーを行うにせよ、根拠となる数字の分析が何より重要だと思うので、その部分を担える存在へと成長していきたいです。
ー 是非頑張ってほしいです!
最後に、転職やマケキャンの受講を検討している方に向けて、メッセージをお願いします!
村田さん:この記事を読んでくださっている方の多くは、以前の私と同じような悩みを抱えているのではないかと思います。
さらにその悩みは、動いてみても解決するかどうかわかりません。
しかしながら、動いてみないと結果がわからないのも、動いてみたからこそ得られる刺激があるのも事実です。
私自身このままのキャリアを進んだ先に、30歳、40歳で後悔している未来があることを自覚してから、ようやく動き出す決意ができました。
うまくいくかどうかに関わらず、長い目で見たら間違いなく良い機会になると思うので、是非一歩動き出してほしいと思います。
実際動いてみたら、自分が思っているほど酷い結果にはならないというのも、過去の自分に伝えたいですね(笑)。
ー ありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、村田さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。