海外でのワーホリ経験を通して価値観が大きく変わりました。
「誰かの役に立つ仕事がしたい」
この目標を叶えるために私が選んだのは、Webマーケターという道でした。
そう語ってくれたのは、これまで大型クレーン運転士としてご活躍され、今回未経験からWebマーケターとしての転職を果たした田村さん。
今回のインタビューでは、マケキャン受講に至った経緯や、カリキュラムの実態、転職活動の状況など赤裸々に語っていただきました。
「Webマーケターを目指したいが、自分に適性があるかわからない」「未経験転職に自信が持てない」などのお気持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
田村さん(仮名)

高校卒業後、大型クレーン運転士として4年間勤務。石炭などの荷揚げ等に従事。
その後、自己成長を求めてワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航し、ホテルのフロントアシスタントとして約2年間勤務。宿泊管理に加え、新人教育や備品管理も担当。
帰国後は「誰かの役に立てる仕事がしたい」と価値観が変化し、顧客に本質的な価値を提供できるWebマーケティングに魅力を感じマケキャンを受講。
マケキャン受講後は、第一志望企業への内定を獲得し、広告運用担当として入社予定。
「誰かの役に立ちたい」という思いから、Webマーケターの道へ
ー この度は転職成功おめでとうございます!早速ですが、転職されたいと思ったご理由や背景をお伺いできますか?
田村さん:ありがとうございます!
転職を考えるようになった背景としては、ワーキングホリデーで海外に渡航し、働くことへの価値観が大きく変わったことが影響しています。
私は高校卒業後に大型クレーンの運転士として4年間働いていました。海外から来る輸入船の石炭などを、大型クレーンで荷揚げする仕事です。
小さい頃から大きい乗り物が好きで、憧れていた仕事だったので、割と「好き」をそのまま仕事にできていた感覚でしたね。
ただ、その後「もっと広い世界を見てみたい」と、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったのですが、そこで価値観が180度変わったんです。
向こうでは「自分のため」だけじゃなくて、「誰かの幸せのため」「周りの人のため」に働いている人が本当に多くて。
一方で当時の私は、「自分が好きなことをしたい」「自分が満足できるかどうか」を軸に働いていたな、と気づかされたんです。
そのギャップを目の当たりにして、「こういう働き方ってあるんだ」と、正直かなり衝撃を受けました。
そして帰国後は、「自分も誰かの役に立てる仕事をしたい」と思うようになって、転職を決意しました。
ー なるほど、ワーホリの経験が田村さんの価値観や物事の考え方を大きく変えたのですね!なぜWebマーケターという仕事に着目したのでしょうか?
田村さん:実はWebマーケターを志す前は、パーソナルトレーナーになろうと思っていたんです。
身体作りが昔から好きで、自分が好きなことを通じて、目の前の誰かを幸せにできないかと考えていました。
ただ、その過程で気づいたのが、パーソナルトレーナーは基本的に1対1で人と向き合う仕事だということです。
もちろん、その分深く関われるやりがいはあるのですが、「もっと多くの人に価値を届ける方法はないのか」と考えるようになりました。
そんな時に知ったのが、Webマーケティングという仕事でした。
マーケティングなら、1対Nでより広範囲に影響を与えられますし、本当に良いものやサービスを、必要としている人に正しく届けることができます。
パーソナルトレーナーとして考えていた「誰かのために役に立ちたい」という思いと、より広い影響力を持てるマーケティングの考え方が重なった瞬間に、「これだ」と感じました。
ー そこからどのようにして転職活動を進められたのでしょうか?
田村さん:最初は、正直かなり手探りでした。
まずは大手の転職エージェントに登録して、マーケティング職の求人を紹介してもらい、実際に書類も送ってみたんです。
ただ、現実は甘くなくて・・・。
「未経験歓迎」と書いてある求人でも、スキルや実績がない状態では、ほとんど書類が通りませんでした。
そこで初めて、未経験からのWebマーケター転職の難しさを痛感しましたね。
その時に、「このままじゃダメだな」と思ったんです。
チャンスを掴むためには、まずはきちんとスキルを身につける必要がある。そう考えて、スクールに通うことを決意しました。
ー なるほど。一度自分で動かれたからこそ転職の難易度を実感されたんですね。数多あるスクールの中で、なぜマケキャンを選んでいただいたのでしょうか?
田村さん:実は、他のスクールはほとんど見ていなかったんです。
ワーキングホリデーの経験を通じて「誰かのために働く」という価値観に出会い、キャリア観が大きく変化。1対Nの関係で、より広く価値を届けられるWebマーケティングに魅力を感じる。未経験転職の厳しさを自ら体感した上で、転職実績と手厚い支援を決め手にマケキャン受講を決断。
同期と切磋琢磨したからこそ、自分の限界を超えられた学習期間
ー 実際にマケキャンを受講されてみての率直な感想を教えてください!
田村さん:「受講して本当に良かった」の一言に尽きます。
ー 本当にお疲れ様でした…! 受講中にご自身が最も学びや成長につながったと感じるポイントはどこですか?
田村さん:一番大きかったのは、「同期から受けた刺激」と「目標から逆算して考える力が身についたこと」です。
同期には、私よりもはるかに忙しい中で学習している人も多くて、それでも自分より質の高いアウトプットを出してくる姿を見て、正直かなり焦りました。
でも、その焦りが「もっと頑張らないと」という良いプレッシャーになって、学習のモチベーションを保つことができたと思います。
もう一つは、アウトプットの考え方が大きく変わったことです。
提案書を作る際にも、最初はとにかく目の前の情報を詰め込むだけだったのですが、「最終的にどんなアウトプットにしたいのか」を先に考えて、そこから必要な根拠やロジックを逆算する思考が身につきました。
講師からのフィードバックも、回を重ねるごとに「考え方が良くなっている」と言ってもらえるようになって、自分の成長を実感できたのが大きな自信につながりましたね。
ー 同期から受ける刺激も、集団講義で毎週アウトプット機会があるマケキャンならではの成長ですね!
田村さん:本当にその通りだと思います。
毎週アウトプットの機会があるからこそ、自然と周りと比較する機会も増えますし、「次はもっと良いものを出そう」と前向きに競争精神を持てたのが大きかったですね。
一人で学習していたら、正直ここまで追い込めていなかったと思います。
加えて、毎週アウトプットがあったことで、講師からフィードバックを受ける機会も多く、「自分って思っていたより言語化が上手じゃなかったんだな」と気づくことができました。
それまではあまり苦手意識はなかったのですが、フィードバックを通じて自分を客観的に見られるようになったことは、大きな成長だったと感じています。
マケキャン受講を通じて、専門用語や考え方の基礎を身につけたことで、未経験転職の不安を解消。毎週のアウトプット機会と集団講義の環境により、同期との比較や刺激を受けながら学習に向き合えた。講師からの継続的なフィードバックを通じて、逆算思考や言語化が磨かれ、確かな成長や自信を実感した時間となった。
自分と向き合った転職活動。”面接が楽しい”とまで思えるほどに成長。
ー 学習を終えて、その後の転職活動はいかがでしたか?
田村さん:最終的には25社程度にエントリーし、7社の面接を経て、1社の内定をいただくことができました。
内定をいただいたのは、ベンチャーのWebマーケティング会社です。
ずっと第一志望の会社だったので、内定をもらったときはとても嬉しかったですね。
選考を進める中で印象的だったのは、会社の良い部分だけでなく、あえて課題や弱みについても率直に伝えてくれたことです。その上で、「どんな役割を期待しているのか」「自分がどんな価値を発揮できそうか」を具体的にイメージできたことが、入社を決断する大きな理由になりました。
ー すごく納得感をもって入社を決められたことが伝わってきます。マケキャンの転職サポートの満足度や良かったポイントなどを教えていただけますか?
田村さん:満足度はかなり高いです。
転職活動を始めた当初は、学習も終えていてモチベーションも高く、正直ワクワクしていたんですよね。
ただ、選考が進むにつれて、「自分という商品を売るのが転職活動という場なのに、自分のことを全然理解できていない」という事実に気づいて、メンタル的にしんどくなる時期もありました。
自分のこれまでの人生に向き合うことって、こんなに大変なんだな・・・と。
そんな中で、担当のキャリアアドバイザー(以下、CA)さんが徹底的に向き合ってくださり、何度も自己分析や模擬面接を重ねたことで、面接への恐怖が少しずつなくなり、最終的には自信を持って臨めるようになりました。
まさにV字回復と言っていいほど、そこから面接や転職活動そのものが楽しくなったんですよね。
ー CAからのサポート中の言葉で印象に残っていることなどはありますか?
田村さん:一番印象に残っているのは、転職活動がうまくいかず、かなり気持ちが落ち込んでいた時にかけてもらった「絶対に、今までの努力は報われますよ」という言葉です。
書類や面接が続いて、自信をなくしかけていたタイミングだったので、その一言で「少しずつでも自分はちゃんと前に進めているんだ」と思えました。
あの言葉があったからこそ、もう一度前を向いて、転職活動に向き合い続けることができたと思っています。
ー そう仰っていただけて嬉しいです…!今後の目標やビジョンを教えてください。
田村さん:短期的な目標としては、まずはしっかり成果を出して、クライアントから信頼されるマーケターになることです。
言われたことをこなすだけではなく、「この人に任せたい」と思ってもらえる存在を目指したいですね。
中長期的には、チームを牽引できるような存在になることが目標です。
必ずしも役職にこだわっているわけではなくて、周囲から自然と頼られて、チーム全体の成果を高められるような役割を担えたらいいなと思っています。
そのためにも、まずは目の前の仕事一つひとつに真剣に向き合いながら、マーケターとして成長し続けていきたいです。
ー 田村さんらしい素敵なビジョンですね!心からご活躍を願っております!最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!
田村さん:受講を迷っている方に一番伝えたいのは、「迷っている時間は本当にもったいない」ということです。
私自身も、完璧な自信があったわけではありませんが、思い切って動いたからこそ、今こうしてWebマーケターとしてのスタートラインに立つことができました。
この決断が正解かはともかく、少なくとも動いた分だけ「前には進める」と確信しました。
“やらない後悔よりやって後悔する方”が、あとから振り返ったときに絶対に前向きな気持ちになれると思うので、少しでも気になっているなら、まずは一歩踏み出してみてほしいです。
応援しています。
ー 素敵なメッセージをありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、田村さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。


