やりたいことがなく、ただなんとなく選んだ大手企業という道。
キャリアは安定しつつも日々刺激や成長実感がなく、いつしか大きな危機感に。
そんな時ふと思い出したのは、かつて人生の全てを注ぎ打ち込んだサッカー部の経験。
マケキャンは”自分らしさ”を取り戻させてくれたかけがえのない場所。
そう語ってくれたのは、元生産管理職から見事Webマーケターとしての未経験転職を成功させた佐藤さん。
佐藤さんは、かつて従業員数千名を擁する東証一部上場企業に勤めていましたが、「”なんとなく”で歩んできたキャリアに終止符を打ちたい」という強い思いからマケキャンを受講し、結果従業員が7名のスタートアップ企業へWebマーケターとして転職されています。
大手での安定したキャリアを捨てる決意をするまでの経緯や、学習やその後の転職活動で感じたことなど赤裸々に語っていただきました!
「自身のキャリアに漠然とした不安がある」「全く異業種からの転職だが、チャレンジしたい」などの考えをお持ちの方は、佐藤さんの意思決定ストーリーを是非参考にしてみてください。
佐藤さん
大学卒業後、大手自動車部品メーカーへ新卒入社。生産管理職として部品の生産・納期管理、原料調達、新規商品開発など幅広く従事。「良いモノを作っても、それを多くの人に知ってもらえなければ意味がない」との強い思いと、大手企業の刺激や成長実感が少ない環境から脱するべく、Webマーケターとしての転職を決意。3ヶ月の学習をやり切った結果、見事Web広告代理店への未経験転職を成功させる。
安定を手に入れるため選んだ大手企業。実際には焦りや危機感が大きかった
ー まずはこの度の転職決定おめでとうございます!
早速ですが、今回転職を検討されたきっかけを教えていただけますか?
佐藤さん:ありがとうございます!
転職を検討したきっかけは、前職に対する漠然とした焦りや危機感からでした。
新卒で大手自動車部品メーカーに入社したのですが、入社した理由として、特に明確な考えはなく「やりたいことがないので、とにかく安定した大手を選んでおけば間違いないだろう」という安易な思いからでした。
今思い返すと、未熟な自分が恥ずかしくなりますね・・・。
入社後は、生産管理職として現場に従事していたのですが、仕事に何か特別大きな不満を感じるようなことはありませんでした。
しかし逆も然りで、毎日が同じ仕事の繰り返しで新しい刺激や成長実感がなく、今後のキャリアに対して「このままでいいのか?」と漠然とした不安を感じていました。
また同時期に、大学時代の仲の良い友人達が続々とスタートアップへの転職など新しいことへ果敢にチャレンジしていく姿を目の当たりにし、「自分も現状のモヤモヤから抜け出さなくては」という思いが強くなり、転職を決意しました。
ー なるほど。漠然とした不安から今後のキャリアを検討し始めたのですね。
とはいえ、大手の安定したキャリアを捨てることに怖さはなかったですか?
佐藤さん:もちろん怖さはありました。
それでもこれからは自分を偽らず「自分らしく」生きて行きたいと思ったんです。
少し話が逸れますが、今までの人生で最も熱中したと言えるのが、高校サッカー部での副キャプテンの経験でした。
あの時は「あの強豪校を倒すぞ!」「最高のチームを創りたい!」などと、常に高い目標を持って取り組んでいて、それ自体がとても楽しく時間を忘れるほど日々部活に明け暮れていました。
そんな経験から、自分にとって重要なのは「安定」や「約束された将来」ではなく、高い目標を掲げ努力できる環境なのだと改めて気付き、前に進もうと決意しました。
ー 素敵です…!なぜWebマーケターという職種を選ばれたのですか?
佐藤さん:インターネットの力を通じて世界中の人に感動や行動変容を届けられるWebマーケターという仕事に魅力を感じたからです。
メーカーに勤めた経験から「どれだけ良いモノを作ったとしても、それをより多くの人に届けることができなければ意味がない」と痛感していました。
ですから今度は、作り手という立場ではなく、情報を届ける側として新たなチャレンジをしてみたいと思っての選択です。
ー 元々メーカーで現場に従事されていた佐藤さんならではの想いですね。
そんな中、数あるスクールでマケキャンの受講を決めたのはなぜでしょうか?
佐藤さん:転職実績の多さが最終的な決め手です。
そもそも、生産管理職という全くの畑違いから未経験で転職をすることに大きな不安がありました。
加えて、実はマケキャン受講を決める前に一度複数の転職エージェントに登録し自力での転職を試みたのですが、経歴がネックとなり1社もWebマーケターの求人をもらうことはできませんでした。
そんな中、偶然ネット検索で見つけたマケキャンの卒業生インタビュー記事を見て、自分と同じ境遇あるいは自分以上に畑違いの職種から転職を成功させている人が大勢いることを知りました。
見つけた時は「これだ!」と、まさに光が差したような感覚でしたね。
「マケキャンに賭けてみよう」という思いで、カウンセリングに参加した直後、即決で申込を決めました!
安定を求め入社した大手企業だったが、自分にとって重要なのはかつて打ち込んだサッカー部のように、高い目標を掲げ努力できる環境である、と気付き転職を決意。
自力で転職活動をするも撃沈。転職実績の多さからマケキャン受講を決定。
「追いつきたい」社会人になって初めて憧れる大人に出会えた
ー マケキャンを受講してみての率直な感想をお聞かせください!
佐藤さん:学習自体はとてもハードでした(笑)
特に毎週のグループ講義で課題をアウトプットする機会があるのですが、お恥ずかしながら今までの仕事柄、プレゼン資料を作成して誰かにそれを発表する機会がほとんどなかったこともあり、初めはかなり緊張しましたね・・・。
他の受講生と比較してPC操作も不慣れだったため、初めは置いていかれないように必死に食らいつくような毎日でした。
ー なるほど。佐藤さんの期はプレゼンに慣れている受講生も多かったと聞いているので、余計に焦りを感じてしまいますよね・・・。
佐藤さん:そうですね。
ただ、周りの受講生のレベルが高いことは学習環境としてとてもありがたかったです!!
昔のサッカーの経験でも、身近に優秀なプレーヤーや目標とできる人がいた時の方が成長スピードが格段に速かった記憶があるのですが、マケキャンはまさにそんな環境でした。
今までの職場は、いわゆる「カッコ良い」と思える大人があまり周りにいませんでした。
皆どちらかというと安定志向で、現状を守ることに徹していた方が多かったように思います。
一方マケキャンでは、講師や他の受講生含めて、多少リスクを取ってでも新しいチャレンジをどんどん行って自分の殻を自ら破っていくような人達が集まる環境がありました。
学習で得られたマーケティング知識はもちろん貴重な財産ですが、それ以上に「カッコ良い」と思える人達と出会えたのが何よりも貴重な経験でしたね。
ー 講師や受講生との出会いが佐藤さんの努力の原動力となっていたのですね。
そんなマケキャンを通じて、ご自身が最も成長されたと思われるのはどのあたりでしょうか?
佐藤さん:数え切れないくらい学びがありましたが、中でも苦手としていたプレゼンテーションのスキルは向上したと思います。
特に講師の方にいただいたフィードバックで印象的だったことは「5歳児くらいの子供にもわかるような言葉・表現でプレゼンしないと他の人には伝わらないよ」というものでした。
自分自身プレゼンの経験があまりにもなかったことから、とにかく情報を詰め込んで難しい言葉を乱用してしまう節があったのですが、プレゼンはあくまで手段であり目的は「目の前の相手に分かりやすく伝えること」だということを再認識することができました。
今ではあれだけ苦手意識のあったプレゼンですが、家族に対して自分が学んだことを資料にまとめてプレゼンしてみたり、と自ら機会を作り伝えることの楽しさや喜びを噛み締めています!
仕事柄、プレゼンテーションやPC操作の機会がなかったことで最初のうちは学習に追いつくのに必死だった。
焦りを感じる一方、周囲の講師や受講生の存在が努力の原動力となり成長スピードが加速。
職場にはいなかった「カッコ良い」大人達と一緒に過ごした日々から得たものは多かった。
求人数0件だった過去からは想像ができないほど転職活動は順調に
ー その後の転職活動はいかがでしたか?
佐藤さん:とにかくキャリアアドバイザー(以下、CA)さんの熱量に驚かされましたね。
マケキャン受講前に一度自力で転職活動をしていた時の経験から、どうしてもその当時使っていたエージェントさんの対応と比較してしまうのですが、比較にならないくらいサポートが手厚いと感じました。
前述した通り、1社目の就活では明確にやりたいことが見つからず「なんとなく大手」という選び方で失敗していたこともあり、今回は自分自身と向き合って納得のいく選択をしたいという思いがありました。
CAさんもそんな私の意志を汲み取ってくださり、序盤の自己分析やキャリア相談にかなりの時間を割いていただきゆっくり方向性を固めていきました。
それに対して焦らされることも一切なく、終始安心感を持って取り組むことができましたね。
ー CAと二人三脚での転職活動だったのですね。
CAとの会話や取り組みの中で、特に印象に残っているエピソードなどありますか?
佐藤さん:そうですね。転職活動序盤の話ですが、学習の講義が詰まっていたこともあり自己分析の準備をあまり進めることができないまま面談に臨んだことがあったのですが、その際、CAさんから「こんなスタンスでは転職活動うまくいかないよ」と本気で叱っていただいたことがあります。
その時に「この方は本気で自分の人生を考えてくれているのだな」と心から信じ切ることができました。
僕自身あまり人とぶつかることが得意な方ではないですし、人に本気で向き合い叱ることって通常ものすごく体力がいることだと思うんです。
それでも、一人の受講生という見方ではなく、「佐藤」という一人の人間として真っ向からぶつかってきてくださるCAさんに、自分も同じくらいの熱量で応えないといけないと、一気にマインドチェンジすることができました。
CAさんには、本当に感謝ですね。
ー そう言っていただき本当に嬉しいです…!
転職活動はその後順調に進まれたのでしょうか?
佐藤さん:自分でも驚くほど順調に進んだと思います。
何と言っても、自力で転職活動を行っていた時は、複数のエージェントを利用したにも関わらずWebマーケターの求人は1社ももらえなかったのですが、マケキャンでは20社〜30社ほどの求人を出してもらうことができました。
マケキャンの転職サポートに期待していたのは事実ですが、これだけ複数の選択肢から「選べる」という状況は想像していなかっただけに驚きました。
書類選考も4割ほどの確率で通過していき、その後お話する中で最も魅力に感じた第一志望の会社とのご縁をいただき無事に転職活動を終えることができました!!
CAと二人三脚で始まった転職活動。自己分析やキャリア相談に多くの時間を割き方向性を固めた。
紹介数が0件だった過去と比較して20〜30社の求人の紹介を受けることができ、
無事に第一志望の会社でWebマーケターとしての内定を獲得。
大手のキャリアを捨ててベンチャー企業へ挑戦!自分らしく生きていきたい
ー 転職後はどのようなお仕事をされるご予定ですか?
佐藤さん:Web広告代理店にて、広告営業と運用を両面行うポジションにてWebマーケターとして従事する予定です。
転職先は従業員が7名のベンチャー環境であり、今までの大手環境とは180度状況が変わると思いますが、今からとてもワクワクしています。
ー 数千名規模から7名の環境…!なんともチャレンジングな意思決定ですね。
決め手はどんなところだったのでしょうか?
佐藤さん:“自分らしく”成長できそうな環境だったからです。
繰り返しになりますが、やはりサッカーの経験から高い目標に向かって泥臭く努力していくのが自分の性には合っているな、と。
従業員が少なく自身の働きがダイレクトに会社の売上となっていくような環境に身を置くことで、圧倒的に成長したいという思いから最後は決断しました!
ー 今後のビジョンや目標があれば教えてください!
佐藤さん:ありきたりですが、まずは転職先でWebマーケターとして一人前を目指します。
行く行くは担当する顧客のマーケティング戦略全体を任せてもらえるような存在となるべく、持ち前の粘り強さでまずは目の前を突破していきます。
その先はまだ明確には決まっていませんが、自分の原点でありいつも立ち戻れる場所であるサッカーやスポーツにマーケティングという切り口で関われたら嬉しいな、と思っています!
ー 素敵ですね。今後のご活躍がとても楽しみです!
最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!
佐藤さん:未経験での転職で、特に異業種からのチャレンジにとなる方には心の底からマケキャンをお勧めします。
私自身、自力の転職活動を通じて未経験転職の現実の厳しさを目の当たりにしてきました。
「もう自分は一生キャリアチェンジができないのでないか・・」と不安で悩む日々もたくさんありました。
同じような思いで苦しむ人は決して一人で悩まずに、マケキャンのような寄り添ってくれるサービスがいつも側にあるということを忘れないでいただきたいです。
一度きりの人生ですから、自分の想いに従って一歩前に踏み出してみてください。
結果は必ずついてきます!
ー 素敵なメッセージをいただきありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、佐藤さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。