規模や業界を問わず、どんな企業でもWebマーケティングが必要になっている。
だからこそ広告担当者ではない人にとっても、マケキャンで学ぶ価値がある。
そう語ってくれたのは、Web制作を行う会社を経営する馬木さん。
マケキャンの学習コースを受講したきっかけや受講後の心境などを、赤裸々に語っていただきました。
「経営者の目線からマケキャンの有用性を知りたい」「Web業界の状況を知りたい」などとお考えの方は、是非参考にしてみてください!
馬木さん
Web系の専門学校を卒業後、新卒で現在経営するWeb制作会社に入社。主にWeb制作のディレクションの経験を積み重ねた後、創業者から代表取締役を承継し、経営を担うようになってから現在9期目。
顧客にとってWebマーケティングの重要性を感じる機会が増え、マケキャンの受講を決めた。
規模や業界を問わずWebマーケティングの必要性が増している
ー まずは学習コースの受講お疲れ様でした!
早速ですが、マケキャンに興味を持った経緯について教えてください。
馬木さん:ありがとうございます。
私は現在、主に中小・零細企業へのWeb制作事業を行う会社を経営していて、企業ホームページやLPなど制作に伴うディレクション業務を行っています。
そのような事業を行う中で、昨今中小企業でも広告運用を行う風潮が高まっていることを感じ、我々も制作だけではなくマーケティング面のアドバイスやサポートを行えるようになるべきだと考え、マケキャンを受講することに決めました。
ー 広告運用を行う風潮というのはどのようなものなのでしょうか?
馬木さん:今の時代、集客やブランド価値向上を行うためには、どのような規模・業界であってもWebマーケティングの力を利用しなければならない、ということを考える企業がかなり増えたということです。
実際、我々のメイン顧客は基本的に中小・零細企業と呼ばれる企業がほとんどなのですが、そのような顧客から「Web広告に興味がある」「自分たちにもWeb広告ができないか」という声を度々聞くようになりました。
ただ広告代理店を利用できるほど予算がない場合が大半で、なんとか自分たちで対応しようとしているのが実態です。
だからこそ、そのような顧客に対してWeb制作の範囲に捉われず貢献したいと思い、まずは自らが学習しようと決めました。
ー なるほど…!
経営者かつWeb制作事業がメインのお立場で自ら学ぼうという意思決定はすごいですね。
馬木さん:確かに、現状でも知り合いの広告代理店などに委託することはできますし、社内リソースから鑑みて自社で広告運用を事業化していくことも考えていません。
しかしながら、良い外部業者を選定し、その外部業者と生産的なやり取りを行うためにも、自ら知識を入れておくことが必要だと感じたんです。
事実、うちだけではなく「Webマーケティングのことは何となくわかっているつもりだけど、どこを評価して良し悪しを判断すべきか、具体的にどんな作業をしているかはわからない」という経営者やマーケティング担当者は非常に多いんじゃないかと。
あとは何より、私自身が学び好きだというのも大きいですね(笑)。
ー 確かに…マーケティングは専門で行う立場ではない人や企業も理解しておくべき領域かもしれません。
ちなみに、学習をする場としてマケキャンを選んだのはどのような理由でしたか?
馬木さん:そうですね、当初はマケキャンを含め三社で検討していたのですが、その中で最も身につく能力が希望に合っていたからです。
先ほども触れた通り、自社で広告運用を事業として行う予定はなかったので、「作業のやり方」よりも「企画戦略」を学びたい思いが強く、マケキャンの戦略コースはまさにその領域に注力しているコースだと感じました。
また日々Web制作を行っている立場から見て、マケキャンのWebサイトの出来が他社と比べて一番よかったことも、印象が良かったポイントです(笑)。
規模や業界を問わず、どのような企業においてもWebマーケティングのノウハウが求められている現代。顧客への提供価値を広げるために、自らWebマーケティングを学ぼうと決意した。
学習をするなら絶対に原理原則から学ぶべきだと思う
ー 実際にマケキャンを受講してみていかがでしたか?
馬木さん:学びたいとイメージしていた領域をしっかり学ぶことができたので、率直にめちゃくちゃ良かったです。
特に事業を行う上での考え方について、SWOTや3C分析などのフレームワークやロジカルシンキングなど、知ってはいるけど掘り下げて実践に活かせているわけではないような部分を徹底して磨くことができたと思います。
また、何を誤ったか年末年始の繁忙期にマケキャンを受講してしまったのですが、それでもなんとかカリキュラムをこなすことができたので、「これくらいの負荷は乗り越えられる」と良い自己理解に繋がったこともある種の成果ですね。
ー 繁忙期と重なっていたとは…(笑)!
「考え方」を磨くことで、日頃の事業へ影響はありましたか?
馬木さん:具体的に仕事に活かせる場面を挙げると、新規案件を獲得するような場面です。
これまで我々は、人との繋がりで信頼関係を作れている顧客からの受注案件が多い一方、ホームページからのお問い合わせのように“信頼を得るのに時間がかかる”案件は、あまり得意としていませんでした。
そうした「人間関係」という武器を使えない場面では、提案内容の納得感・説得力で顧客から信頼を勝ち取らなければなりませんが、マケキャンで学んだ「考え方」はまさにそのような場面で力を発揮しています。
我々が提供するサービスを通じて、どのような効果を得ることができるのか、またその根拠は何かを、緻密に組み立てられるようになったと思います。
ー 素敵な変化ですね!
その他にマケキャンを通じて得られたものはありますか?
馬木さん:個人的に最大の財産だと思うのは、講師陣とのつながりを持てたことです。
マケキャンの講師陣は質が高いこともさることながら、受講期間が終わったらさよならではなく、何かあればいつでも相談してくださいというスタンスをとってくれているので、今後Webマーケティングに関わる上で非常に強力なアドバイザーを得た気分ですね。
おそらくどこかしらのタイミングでまたご相談することになると思います(笑)。
ー 素晴らしいです!
逆にマケキャンで物足りなかったことはありますか?
馬木さん:そうですね、強いて挙げるとすれば、実務に近いところをもう少し学びたかった気持ちはあります。
二ヶ月間という短い期間で最大の学びを得るために、実務まで手を出すことは非現実的なんだろうとも思いますが…。
いずれにしても、「戦略を学んでから実務を学ぶ」という順番で学習した方が絶対に良いと思っているので、 全く問題はなかったです。
ただ、時期をみて実務コースも受講するかもしれません(笑)。
ー なるほど!
戦略を先に学んだ方がいいと思うのはなぜですか?
馬木さん:あくまで個人的な意見ですが、技術よりも原理原則を先に学んだ方が、結果的に身につく能力が深くなると考えているからです。
広告に関して言えば、「どうやって広告を入稿するか」よりも「自社サービスの強みは?」「ターゲットに刺さるマーケティング方法は?」という上流工程の方がはるかに大事。
原理原則を学ぶことで、技術を学ぶ際の理解が圧倒的に深まりますし、広告に限らず他の分野にも転用できるようになるはずです。
戦略的思考力(考え方)は、広告以外の分野でも力になる原理原則。その原理原則を身につけることで、事業の幅が大きく広がる。
「時間的にやれるか?」と迷う場合は「なんだかんだやれる」
ー 学習コースを終えた今、これからの目標などはありますか?
馬木さん:まずは既存の顧客に対して、今までサポートしきれなかったマーケティング領域のご相談に対しても、改善に向けた方向性を示せるようにしていきたいと思います。
やはり自社の状況を踏まえると運用代行を事業にするようなことまでは難しいですが、顧客向けに勉強会を開催するなど、中小零細企業が自ら効果的なWebマーケティング施策を実行できるよう支援をしていくのも面白そうだと考えています。
実は、既に数社へ「マケキャンを受講してみたら?」とご紹介させていただいているのも事実なので、知識が不足している顧客へ引き続き貢献していきたいですね。
ー なんと!ありがとうございます!勉強会の計画もとても素敵ですね!
それでは最後に、これからマケキャンの受講を検討している方に向けてのメッセージをお願いします。
馬木さん:そうですね、マケキャンの受講を迷っている人の大半は、「時間的に受講できるか」というのが最大の検討点なのではと思います。
ただその迷いはむしろ、「ある種の強制的な環境に身を置かないと何もできない」ということの裏返しでもあります。
マケキャンには、まさにそのような迷いを乗り越える上で必要な環境が揃っていますし、短期間でここまでの充実感を得られる機会も珍しいかと。
他にも、普通の学校のように教師が生徒に教えてやった気になるような場ではなく、生徒が自らアウトプットを繰り返してやればやるほど理解が深まる、いわゆるアクティブラーニングと言われる理にかなった学び方や、結局仲間がいるから頑張れるコミュニティのメリットなど、経営者の友人に勧めるほどの学びの場があります。
是非受講してみてください!
ー 素敵なメッセージをいただきありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、馬木さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりの目的に合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングを学んで、現職に活かしたい方やキャリアアップを図りたい方など、是非お申し込みください。