【事業会社・営業/マーケティング担当者向け】建材メーカーの営業職がマケキャンを受講した理由は?

コロナ禍で客先の訪問営業が制限される中、売上が激減。
Webなど新しいチャネルを活用した販路開拓の必要性を感じマケキャンを受講。
マーケティング戦略の全体像を学び、今後やるべきことがクリアになった。

そう語ってくれたのは、建材メーカーに営業職としてお勤めの内藤さん。

内藤さんは今回、コロナ禍での売上減少に危機感を感じ、「Web活用やマーケティングの重要性」を自ら会社に訴え、会社負担でマケキャンをご受講をいただきました。

マケキャンの学習コースを受講したきっかけや学習中に感じたこと、受講後の変化など、赤裸々に語っていただきました。

「Webマーケティング戦略の全体像を学びたい」「現職でのパフォーマンスを上げたい」などとお考えの方は、是非参考にしてみてください!


内藤さん(仮名)

新卒で現職である建材メーカーに入社。営業職として客先の訪問、新規提案、図面・見積作成、契約手続き業務全般等幅広く従事。コロナ禍で客先への訪問営業が制限される中、Webなど新しいチャネルを活用した販路開拓の必要性を感じ、マケキャン受講を決意。

「とにかく何かしないといけない」コロナ禍で感じた危機感。

ー この度は学習コースのご受講、お疲れ様でした。
早速ですが、内藤さんがマケキャン受講に至った経緯を教えてください。

内藤さん:コロナ禍で会社の売上が落ち込む中、Webなど新しいチャネルを活用したマーケティング・営業戦略を展開する必要があると感じたからです。

弊社は建材メーカーで私は営業職として働いていますが、コロナ禍で得意先の工務店や施工業者を直接訪問することができなくなり、売上が全く上がらなくなりました。

元々アナログな業界で、今でも分厚い建材カタログを持って客先を回るような営業スタイルを取っていましたので、「客先に行けない」というのは弊社にとって致命的な状況でした。

長く勤めてきた会社がこのまま衰退していくのを黙って見ていられない、何が自分にできることはないか?と随分悩む中で、マケキャンの受講に至ったという経緯になります。

 

 

ー なるほど。それまで内藤さんの会社ではWebを使った施策等は実績がなかったのでしょうか?

内藤さん:Webを活用した戦略的な施策は全く打てていない状況でした。
せいぜい商品詳細が載ったWebサイトがある、という程度でした。

マーケティング戦略を担う専門の部署も特にありませんでした。

先ほど申し上げた通り、元々がアナログな業界で、顧客の属性を考えても直接会って営業した方が売上が上げやすかったのです。そのため、会社としてもあまり力を入れてこなかったという経緯があります。

しかしこのような社会情勢となり、いよいよデジタルシフトをしていかないといけない、ととにかく焦りを感じていました。

 

 

ー 専門部署がないとなると、余計に焦りを感じますね。学習にはどんなことを求めていましたか?

内藤さん:Webを軸に、会社のあらゆる戦略を企画・立案していくスキルや知識を得ることがゴールでした。
専門のマーケティング部立ち上げもその中の一つですね。

今回は足元の売上をどう担保するか?という危機感からの受講でしたが、私個人としては以前からWeb活用の重要性を感じていました。

例えば建材業界ではいまだに資材の図面や取り扱い説明書が紙だったりします。

商品詳細のWebサイトをもっとリッチにして、2Dではなく3D図面で建材を表示させたり、取り扱い説明書もWebで掲載して商品名で検索すればヒットする、等顧客の利便性を高めるためにやれることは多くあると思っています。

また、採用戦略でも、Web活用は欠かせないと思います。

建材業界はとてもお堅い業界に見られがちで、特に新卒や若い方々からは遠ざけられてしまいます。
例えば動画を活用して、もっと身近な雰囲気でポップに職人さんや営業の仕事を伝えるなど行っていくべきだと思っています。

こんなふうに「やるべきこと」はいくらでも言えるのですが、学習前の私は「それを具体的にどうやってやれば良いか分からない」という状態でした。
そこから抜け出し具体的な企画を立案できる状態になることが、マケキャンの学習に期待していたことです。

ー 今回、内藤さんは会社のご負担でマケキャンを受講いただいたと伺っています。どういった経緯からでしょうか?

内藤さん:上記のような会社に対する思い・今後のデジタル活用の重要性を上司と人事に訴え、マケキャン受講を願い出たところ「会社を代表して内藤くんが受講してきなさい」と許可をいただきました。

会社としても、一従業員からこのような申し出があったのは初めてだったようで、最初は驚いていました(笑)

 

 

ー 会社としても内藤さんのような社員の存在は励みになるのではないでしょうか。
ちなみにそのような貴重な機会に、何故マケキャンを選んでいただいたのですか?

内藤さん:転職実績が最も高く、信頼できると考えたからです。

私は現職を辞めるつもりは一切ありませんでしたし、学習コースの受講でしたが、転職の実績が高く転職後活躍している人材が多いということは、「学習カリキュラムが実践的でしっかりしている」ということの裏付けになると思っています。

また、2ヶ月という短期間・かつ仕事と両立をしながらマーケティング戦略の全体像を学べる、というのが魅力的でしたね。

コロナ禍、客先への直接訪問が制限され会社の売上が激減。
Webなど新しいチャネルを活用することで売上回復を図るべく会社を代表してマケキャン受講を決意。
マケキャンの決め手は、高い転職実績を維持し続ける学習カリキュラム。

「知っている」と「できる」は全く違うことを痛感。

ー マケキャンの学習コースを受講してみた率直な感想を教えてください!

内藤さん:元々新しいことが好きな性格なので、とても楽しかったです!

学習自体は元々の期待通り、マーケティング戦略の全体像を体系的に学べましたし、講師陣も多様なバックグラウンドをお持ちで大変優秀な方が多かったです。

また私の期は受講生のレベルがとても高く、刺激になりましたね。
自分よりも年齢が下でありながら思考やプレゼンの精度が段違いに高く、「負けてなるものか」と良いモチベーションになりました。

 

 

ー 同期の存在が大きかったのですね。受講中に難しいと感じたこと等はありますか?

内藤さん:資料作成とプレゼンテーションはとても難しかったです。

現職では、専用のカタログを持って客先を回る営業スタイルであるため、しっかりとした資料を一から作る経験がそもそもありませんでした。

またマーケティングのプレゼンは、無駄な情報を一切省きロジカルかつ端的に、情報を伝えていく必要があるため、営業で使う筋肉や脳が全然違うと感じました。

正直「ここまで精密にやる必要があるのか・・・」と面食らった部分もありますが、そんな細かいところまで一枚一枚フィードバックをいただける環境は大変有り難かったですね。

 

 

ー マケキャンは毎週プレゼン機会があるので、資料作りに慣れるまでは大変ですよね…。

内藤さん:グループ講義前の金曜日は毎週必死でしたね(笑)

また、「知っていること」と「できる」ことは全く違うと実感したことも、印象に残っています。

私自身、大学時代のゼミではマーケティングを学んでいたり、1年前の昇格試験で「ビジネス・キャリア検定」のマーケティング試験に合格していた実績があったりと、実はマーケティングの知識には少し自信がありました。

学習初期、動画や資料に書いてある用語や文脈は比較的他の受講生より理解できたので、「お!意外と余裕だぞ!」と思っていたのですが、いざ知識を応用して課題に取り組む、となった際に全くもってアウトプットができませんでした。

例えば、市場を調査するために3C分析を行った際も、3C分析自体はどんなものか以前から知っていましたしフレームを上手に埋めることもできました。

しかし埋めることは重要ではなく、「そこから何が言えそうか?」「どこに商機がありそうか?」と仮説を立てていくのがマーケティング的な思考のアプローチであり、その一連のプロセスをマケキャンで学べたことは大きかったと思います。

「知っていること」と「できること」は違うと思い知らされ焦りながらも充実した日々。
学んだことは思考プロセス・資料作成/プレゼンテーション能力。
その成長を加速させたのは優秀な講師陣とレベルの高い同期の存在。

やりたいことが山ほどある。まずはマーケティング部門の立ち上げから。

ー 学習後、内藤さんのお仕事に何か変化はありましたか?

内藤さん:まだ学習を終えたばかりということもあり、元々のゴールとしていた会社への戦略提案はまだできていません。
まずは現状課題を整理した上で、これから提案書を書いていこうと思います。

一方、現在の営業の仕事では早速学びを活かすことができています。

今までは思考する前に行動をしていた部分が多く、行動量で成果を出すようなスタイルを取っていました。

しかし受講後は、限られた営業時間で売上を最大化するため「どんなターゲットに当たるべきか?」「そのターゲットにはどんな商品をご案内すべきか?魅せ方は何が最適か?」など思考が伴うようになりました。

実際にアクションし仮説通りの結果となった時はとても嬉しいし、自分の成長を実感できる瞬間です。

 

 

ー こちらとしてもとても嬉しいです…!
学習内容を踏まえて、今後チャレンジされてみたいことはありますか?

内藤さん:やりたいことは山ほどあるのですが、まずは専門のマーケティング部立ち上げを提案したいと思っています。

現在は各営業支店が販売戦略を各々担う、という体制になっています。
しかしそれでは、実行力は高まるかもしれませんが、会社としてノウハウが蓄積されませんしWebを軸とした新規施策は展開しづらいと考えます。

本社にマーケティング機能を集約することで、今の時代にあった効果的な施策を行なっていきたいです。

またその先は、冒頭にもお伝えしたようなWebサイトの抜本的改修や動画を活用した採用強化、その他SNSアカウントの運用、オウンドメディアの立ち上げ等、色々なことにチャレンジしたいです!

 

 

ー ワクワクしますね!心から応援しています。
最後に、今後のキャリアビジョンや目標があればお聞かせいただけますか?

内藤さん:短期的な目標としては、マーケティング部を立ち上げその事業責任者となって事業運営や組織作りに貢献したいです。

その後はいつになるか分かりませんが、故郷である中国と大好きな日本をWebや広告の力で繋ぐような仕事ができたら嬉しいですね。
具体的なイメージはまだ沸いていませんが、マケキャンでヒントはたくさん頂いたのでこれから検討していきたいと思います!

ー 素敵なお話をありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、内藤さんのご活躍をずっと応援しています!

マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。