コロナ禍、仕事が無くなった飲食業界。
自分のチームメンバーを全員辞めさせざるを得ない、という苦い経験。
その時の悔しさをバネに、
“集客の仕組み”を作るWebマーケターとしての新しい挑戦が始まる。
そう語ってくれたのは、元カフェの副店長としてご活躍され、今回未経験からWebマーケターとしての転職を果たした岩間さん。
今回のインタビューでは、マケキャン受講に至った経緯や、カリキュラムの実態、転職活動の状況など赤裸々に語っていただきました。
「未経験で異業種からの転職にチャレンジしたい」「転職するには年齢的なハードルがあり不安」などのお気持ちの方は、是非参考にしてみてください!
岩間さん
高校卒業後、調理の専門学校へ2年間通学した後、フランスへ留学。
留学後は地元のフレンチレストランにてホールスタッフとして従事。
その後、上京を果たしレストランにてワインソムリエとして活躍され、品川や六本木など複数店舗を経験。
コロナ禍をきっかけに、集客やマーケティングの重要性を痛感し自らもSNS運用などスタートされる。
その後もカフェの副店長として店舗運営に携わりながら、並行してマケキャンを受講。見事未経験からWebマーケターとしての転職を果たす。
コロナ禍での苦い経験がバネとなり、転職を決意
ー この度は転職成功おめでとうございます!まず初めに今までのご経歴や今回転職に至った経緯を教えていただけますか。
岩間さん:ありがとうございます!
私は専門学校を卒業後、これまでの約15年間ずっと飲食業界に携わってきました。
元々はシェフを志しフランスに留学した経験もありますが、その後はご縁もありホールスタッフやワインソムリエとして接客をメインにキャリアを歩んできました。
自分が好きな業界に身を置くことができ充実した日々を送っていたのですが、それを一変させたのが2020年のコロナウィルス感染拡大でした。
私が在籍していたお店も漏れなく客足が止まり、従業員の仕事がほぼなくなりました。
そして、当時私が見ていたチームメンバーを全員辞めさせなくてはならない、という本当に辛い経験もしてきました。
その際に「自分にもっと集客スキルがあれば・・・」と自身の力不足を痛感したんですよね。
もちろん自分一人の力で何かできるほどの小さな話でないことは分かっています。それでも、危機的な状況になった時に何もできなかった自分が悔しくて・・・。
「良いモノやサービスを世の中に発信し広げていくスキルをつけて、自分が大切にしてきたものを守りたい」
そんな思いから、マーケターとしての転職を決意しました。
ー なるほど。コロナ禍でご自身のキャリア観が大きく変わったのですね。とはいえ、ご自身が長く身を置いてきた業界から去る寂しさや不安も大きかったのではないでしょうか?
岩間さん:寂しさや不安は自然と感じなかったですね。
というのも元々「問題解決」をすることがとても好きで、飲食業界にいた時も飲食そのものというよりは、経営や店舗運営課題に対して解決策を導き出して実際にアクションして改善していく一連の流れが楽しかったんですよね。
抽象度を上げて考えると、どの業界でもビジネスというのは等しく”誰か”の”何か”を解決することであり、それはマーケターとなっても同じだと捉えていました。
なので、むしろワクワクする気持ちの方が大きかったですね!
ー とても素敵な考え方ですね!その後、転職活動はどのように進めていったのでしょうか?
岩間さん:初めは、転職エージェントに登録し何社かWebマーケター系の求人に応募してみるところから始めました。
しかし結果は惨敗で、書類選考の段階でほぼ全ての企業からお見送りをいただいてしまったんですよね。
年齢的にも30代半ばということで未経験で転職するにはハードルが高いことは理解しているつもりでしたが、改めてその厳しさを痛感しました。
またこれまでの飲食業界では、そもそも人材不足ということもあり転職活動らしい転職活動はしたことがなく、転職活動への知見やノウハウが一切なかったというのも不安材料でした。
このまま自分一人の力で手探りに進むよりも、スクールに通い知識やスキルをつけた上で、自信を持って転職活動に進みたい、という思いが強くなりマケキャン受講を決意した、という経緯になります。
ー 数多あるスクールの中、マケキャンの決め手はどのようなポイントだったのでしょうか?
岩間さん:リスキリング制度が使える、というのがかなり大きな決め手となりました。
補助金が適用となれば金銭的な負担がかなり軽減されるので、その点での安心感は大きかったですね。
それでいて、カリキュラムも充実しており、戦略設計〜実務まで網羅的かつ実践的に学べるという点も魅力的でした。
またリスキリング制度で補助金を受け取るためには、受講を最後まで修了する必要があるので「絶対に最後までやり切る」と適度なプレッシャーを自分にかけながら受講できることも、結果として大きなメリットでした(笑)
長年飲食業界に従事してきたが、コロナ禍での辛い経験を通じてキャリア観が大きく変わり、Webマーケターとしての転職を決意。自力で挑戦した転職活動で、未経験転職の厳しさを痛感。
自信をつけて納得のいく転職活動を行うためにも、知識やスキルの習得が必須と考えマケキャン受講に至った。
誰よりも行動してアウトプットすることを意識した3ヶ月。
ー 実際にマケキャンを受講されてみての率直な感想を教えてください!
岩間さん:マケキャンでの3ヶ月を通して、Webマーケターという仕事の解像度が大きく上がりました!
「転職コースPremium」を受講し実務研修までみっちり行ったことで、転職後に実際どのような仕事をしていくのか?などかなりクリアにイメージできるようになりましたね。
ー 岩間さんはカフェでの副店長業務をこなしながらのご受講だったとお伺いしていますが、受講スケジュールや学習時間の確保という観点でのハードさはありましたか?
岩間さん:そうですね。仕事を続けながらの受講だったため、土曜日の週末講義は受けることができませんでした。
なので毎週木曜日20時〜開催される補講に参加し、その際に課題をプレゼンして講師からフィードバックをもらうようにしていました。
他の受講生と少し異なる学習サイクルとはなりましたが、それ自体は流れさえ掴めればそこまで大きな問題ではありませんでした。
ただ、資料作成やプレゼンなど今までやったことない作業に時間を取られてしまうことが多く、なかなか課題の完成度が上がらない、という難しさは感じました。
講義で習うことだけでなく、ネットで「提案書 作り方」と検索して記事を読み漁ったりとプラスアルファの努力も行いながら、なんとか最後までやり切ったという感じですね。
ー 本当にお疲れ様でした…!学習期間の中で、岩間さん自身が最も成長できたと感じるポイントなどはありますか?
岩間さん:マーケティングに関する知識やスキルを体系的に習得できた、という点はもちろんなのですが、それ以上に自身のスタンスがかなり大きく変わったと感じています。
というのも、今回マケキャンを受講するにあたり一定のお金と時間を投資していたため、その分しっかりと学びやリターンを得なくてはならないという危機感もあり、それがエネルギーとなってとにかく行動力がついたんですよね。
例えば、課題をただ仕上げるだけでなく講師の期待を超えるアウトプットを目指したり、講師の前で課題をプレゼンする際にも自分が一番に手を挙げて発表を行ったりと、1つ1つはとても小さいアクションですが、それを意識的に継続できるようになったんです。
そしてさらに、行動したことで例えば講師からアウトプットを褒めてもらえたり、自分が一番に手を挙げたことでその後に続く他の受講生がプレゼンしやすい雰囲気を作れたりと、何かしら良い結果が生まれていって、それがまた自分の自信になって・・・とすごく良いサイクルが回っていたな、と感じます。
カフェでの副店長業務と並行して始めたマケキャンでの学習。週末講義に出席できない分は補講に参加することでカバーを行った。
一定のお金と時間を投資している、という意識がエネルギーに変わり行動を重ねた結果得たものは、自分に対しての確固たる自信。
年齢的なハードルを乗り越え、1ヶ月という短期間で内定獲得!
ー 学習を終えて、その後の転職活動はいかがでしたか?
岩間さん:7社ほどエントリーし、そのうちの1社で無事に内定をいただくことができました!
しかも転職活動にかかった時間はたったの1ヶ月程度です。
30代半ばという年齢的なハードルもあり、担当のキャリアアドバイザー(以下、CA)さんからも「1年くらいかかる可能性もある」と言われていたため、この結果には自分でも驚きでしたね。
現在は、引越しの準備や退職手続きなど急ぎ進めているところでして、日々大忙しです(笑)
ー 1ヶ月…!素晴らしいスピード感ですね。短期で良い結果を出せた勝因は何だと考えますか?
岩間さん:2つあると思っています。
1つは、マケキャン受講中に行動力を担保したことで結果的に講師の方々から褒めてもらえる機会も多く、結果的にすごく自信を持つことができたんですよね。
「年齢や職歴という不利な要素をカバーできるくらいには頑張った」と胸を張って言えるので、その自信がきっと面接でも良い方向に働いたのかな、と。
もう1つは、担当CAさんの存在です。
自分一人で転職活動をしていたときは壁打ちできる相手がおらず、「本当にこれで良いのか・・・?」と手探り状態で進めていました。
しかしマケキャンでの転職活動は、自分のキャリアを真剣に考えてくれるパートナーが常にそばにいて、言語化できない部分をサポートいただいたり、壁打ちさせていただいたりと本当に心強かったんですよね。
結果的に、CAさんとの会話の中で自分自身の理解度が大きく上がり、面接での受け答えの精度も向上していったのではないかと考えています。
ー そう仰っていただけて嬉しいです…!今後はどのような会社に転職するのでしょうか?
岩間さん:今後はWeb広告代理店にてアカウントプランナーとして転職します!
冒頭にお話しした通り、「問題解決」をこれからも仕事にしていきたいと考えており、顧客の経営課題を直接ヒアリングしそれをマーケティングプランに落とし込むアカウントプランナーという仕事を選択しました!
マケキャンでみっちり鍛えた提案書作成やプレゼンスキルなど、これから活用するシーンがたくさんあると思うので、今からとても楽しみです!
ー 今後のビジョンや目標をお伺いできますか?
岩間さん:転職先は投資対効果をかなり意識するカルチャーでもあるため、まずは短期的に成約をとって会社に貢献できるように頑張りたいと思います。
そして今後は新規事業の立ち上げや推進にも興味があるため、行く行くはそちらにも関われるよう努力していきます!
また、これは少し先の話ですが、将来的にはマーケターとしての独立も検討しています。
今まではずっと飲食業だったので、働く場所が限定されてしまっていたのですが、マーケターであれば働く場所や時間を問わず自由な働き方を探求できますよね。
自由に飛び回って色々なプロジェクトに関われると楽しいだろうな、と。
そこを目指せるような人材になるためにも、まずは目の前のことを一つずつ頑張ります!
ー 岩間さんらしい素敵なビジョンですね。心から応援しています!
最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!
岩間さん:私のモットーは、「人生の最後の瞬間、死ぬ時に後悔するくらいなら挑戦する」です。
今回のマケキャン受講も、正直「本当に転職できるのだろうか・・・」と色々悩みました。
それでも「やらなかったら絶対に後悔する」と、最後は直感で飛び込みました。今はその選択をして本当に良かったと思っています。
皆さんも後悔のない人生を送ってください!応援しています!
ー 素敵なメッセージをありがとうございます!
マケキャンスタッフ一同、岩間さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。