マーケターに天性の才能なんかいらない。
大切なことは、”やり続けられるかどうか”だ。
正解がない世界だからこそ、頑張ったら頑張っただけの成果が出る。
こんなに楽しい仕事は他にない。
そう語ってくれたのは、マーケティング会社の役員でありながら、マケキャン講師として数々の受講生を送り出してきた植田講師と、２０２１年１月にマケキャンを卒業され見事未経験でWebマーケターの転職を勝ち取った藤田さんのお二人。
今回は、講師と受講生による対談形式で、受講中のエピソードや転職後のご状況、またマーケターに必要な要素など各々の視点から語っていただきました！
マケキャン卒業生は転職先でどのように過ごし、何を考え、果たして活躍できているのか？
また、マケキャン講師が考える”Webマーケターに必要な要素”とは？
「将来Webマーケターになるか検討している」「転職して本当に活躍できるのか不安」などの考えをお持ちの方は、是非参考にしてください！
植田講師
広告配信プラットフォーム会社にて3年間、メディアバイイング/事業開発/広告運用に従事。
プラットフォームの流通規模は単月数10万程度から数億程度まで拡大。
独立後はマーケティング会社にて役員という肩書を持ちながら複数社の広告運用中。
数値細分化や集計/分析を得意とするマーケター。
藤田さん
コンクリート二次製品を取り扱う上場企業に、法人営業として新卒で入社。
入社１年目で転職を決意。同時期に地方から上京する。
マケキャンを受講し、見事インターネット広告代理店に転職成功。
現在はプラウドエンジン株式会社にて、アカウントプランナーとして広告の企画営業を担当。
講師は自分の成長に誰よりもコミットしてくれるパートナーのような存在
ー この度はインタビューをお受けいただきありがとうございます！
早速ですが、マケキャン受講中に考えていたお互いの印象などあれば、それぞれ教えてください。
藤田さん：植田講師に関して、本当に感謝の一言に尽きますね。
課題で分からないところがあり、夜遅い時間に連絡してしまった時も、嫌な顔ひとつせずに即レスしてくださったり、とにかく見守っていただけている安心感がありました。
また課題のプレゼンがあまり上手くいかず、落ち込んでいた時も「誰も最初からできるわけがない。成功体験を積み重ねていく上で、どんどんできるようになっていくから。僕もできなかったし、少しずつ積み重ねていけば良い」というような言葉をかけていただきました。
植田講師に限らず、マケキャンの講師は皆さん表面的なフィードバックではなく、活躍できるマーケターになるためのフィードバックをしてくれることがとても印象的でした。
植田講師：なんだか照れますね（笑）ありがとうございます。
学習期間中は、皆さんが最大限成長するためにはどうすればいいか？を常に考えて接するようにしています。
例えば、分からないことがあった際に「正しいことを教える」のではなく、「何がわからないのか？」を一緒に言語化し、解決するための思考のプロセスを教えるようにしています。
そういうスタンスが少しでも受講生に伝わっていると、すごく嬉しいですね。
ちなみに、皆さんの成長にコミットするがゆえ、たまにフィードバックが辛口だったりもしたかな、と思うのですが（笑）
藤田さんは、そういう時素直に受け入れてましたか？
藤田さん：素直に受け入れていました。
もちろん自分の出来なさに悔しさややるせ無さを感じることもありましたが、そんな小さいプライドはすぐに捨てましたね（笑）
自分より確実に経験や実績を積んでいる講師のフィードバックをまずは全部真似てみて、それから徐々に自分なりのオリジナリティを出していきたいと思っていました。
ー 植田講師にお伺いしたいのですが、受講中の藤田さんの印象はどうでしたか？
植田講師：「真っ白な画用紙」のような方だと思っていました。
良い意味で何にも染まっていなくて、真っ直ぐにぶつかってきてくれる、本当に教えがいのある方でしたね。
ただ真っ白だからこそ、私が教える内容が藤田さんの中で「唯一の正解」となってしまわないように気を付けていました。
これは藤田さんに限りませんが、マーケティングの世界に絶対的な正解はないので、最終的には自分で確からしい答えを見つけていかないといけない。
そういった意味で、受講生には「正解」ではなく、いくつかの選択肢や思考のプロセス自体を教えることが大切ですし、それが我々講師の存在意義だと考えていますね。
ー それでは次に、藤田さんにお伺いします。
お仕事と並行してマケキャンの学習を行うことは決して簡単なことではなかったと思いますが、どうやってモチベーションを維持されていましたか？
藤田さん：毎日朝２時間、夜２時間、決めた時間はきっちり学習するということを受講中はルールにしていました。
強制的にスケジュールを組み込んでしまって、自ら逃げられない環境を作りに行ったという感じです。
あとは、「昨日できなかったことができるようになる」という成長実感はシンプルに嬉しかったですね。
なので「できるまでやろう」と、とことん腹落ちするまで学習に取り組むことができていました。
植田講師：とはいえ、「今日１日何もしたくないなー」って日ありませんでしたか？
自分なら逃げてしまう日もあるかも（笑）
藤田さん：もちろんありました（笑）
ただそれ以上に「今の現状から早く抜け出さなくては」という危機感や、「何のためにやっているのか？」という目的意識の方が強かったですね。
わざわざ時間とお金を使って学びにきているということもそうですし、やりきった先には確実に今よりも良い未来が待っていると考えると、自然に机に向かうことができました。
マケキャンの良さは「正解」ではなく「正解を導くための思考のプロセス」が身に付く点。
自身の成長に真っ直ぐ向き合ってくれる講師の姿勢に、何度も助けられた。
最後まで頑張れた理由は、現状への危機感や目的意識の強さ。
努力すればするほど成果が出る。こんなに面白い仕事は他にない。
ー マケキャン卒業後のお話にも触れていきたいのですが、藤田さんは現在、どんなお仕事をされていますか？
藤田さん：現在はアカウントプランナーとして、Web広告を通して、お客様の目的に合わせたプロモーション企画・提案や、配信中の案件のディレクション業務を行っています。
営業をしてお客様からご予算を預かり、社内運用担当との間に立って売上や成果に繋げるための調整業務を担ってます！
ーなるほど。入社後からいままで、アカウントプランナーとして具体的にどんなお仕事をされてきましたか？
藤田さん：入社後3ヶ月間は、商談創出の新規アプローチから提案までを一気通貫で対応し、既存のお客様を1社任せていただきました。入社後半年頃には業務に慣れてきたため、多くの企業様を任せていただくようになりました。その頃は新規受注・既存含め15案件ほど担当しましたね。8ヶ月目になると多く新規受注できるようになり、化粧品、金融、自動車、Saasなど業界問わず幅広く対応するようになり、大型の案件など含め20案件ほど担当するようになりました。
ー入社後たった8ヶ月で大型案件含め２０件も！すごいご活躍ですね。マケキャンでの学びは転職後にも活きていますか？
藤田さん：ありがとうございます。Webマーケターとして働く中で、もちろん学んだ知識はフルに活かすことができています。
特に３ヶ月目にやった提案書ワークを通じて実務レベルのスキルを学べたので、転職後の実務で大きなギャップを感じることはありませんでした。
加えて一番大きいと感じるポイントで言うと、スタンスの部分で大きく変われたことです。
マケキャンをやり切って、結果未経験で転職できたと言うこと自体が大きな成功体験になっていて、現職で困難なことがあっても「努力すれば必ず道は開かれる」という気持ちで仕事と向き合えているのは、紛れもなくマケキャンのおかげだと思います。
植田講師：なるほど。そのスタンスって、マーケターにとっては必須だと思います。
私も昔から要領が良いタイプではなかったし、人前で話すことも昔は苦手で、実は就活も派手に失敗してたりして・・・（笑）
そんな中でも、唯一努力して成果が出せたのが、Webマーケターとしての仕事でした。
マーケターになるのに、別に天性の才能なんて必要なくて、結局は地道にコツコツ努力し続けられた人が勝つ世界だと思っています。
古臭い根性論を語りたいわけではないですが、それでもやっぱり努力は１つの必須スキルだと思いますね。
藤田さん：全く同じ見解です。
正解がないからこそ努力次第でどれだけでも先に行ける、こんなに面白い仕事はないですよね！！
ー 学びが実務で活きていると言うのは、マケキャンとしても一番の喜びです…！
一方、マケキャンで「もっとこんなこと学びたかったな」と思うことなどありますか？
藤田さん：求められている回答としてあまり適切ではないかもしれませんが、自分としては大満足できる内容だったので特にありません。
強いて言うなら、一緒に学んだ講師の方々や他の受講生との繋がりは本当に貴重なものなので、卒業後もコミュニティが続いて行くような仕組みやフォローを強化してもらえると、とても有り難いです！
マケキャンで同じ時を過ごした仲間は、友人や同僚とはまた違った感覚で、言うなれば「同志」。
人生を通じて、そんな人達に出会える機会ってそうそうないと思うので。
植田講師：なるほど。その点はマケキャンとしても、追加でできることがないか検討していきますね。
加えて、学習期間中も仲間同士でいかに助け合える雰囲気を作れるか？繋がりを強化できるか？という観点で、講師陣でもできる限りの声がけはどんどんやって行こうと思います。
ー 貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます！
最後に、藤田さんにお伺いしたいのですが、マーケターとして活躍するために必要な要素は何だと思いますか？
藤田さん：そうですね。色々ありますが、個人的には「徹底したクライアント視点」なのではないかと思います。
現在担当している案件に関しても、顧客以上に顧客のサービスを理解したり、顧客のプロジェクトチームの一員だと思って仕事に当たっています。
植田講師：それはマーケターに欠かせないですよね。できるマーケターほど誰よりも顧客想いだったりする。
一方、そういったスタンスって一朝一夕で身につかないものだと思いますが、どんなきっかけでその見解に至ったんですか？
藤田さん：実は転職後半年くらいは全く成果が出せずにいたんです。
とにかく成果を出そうと焦るあまり、自分が売りたいものばかり顧客に提案してしまい、完全に空回りしていました。
このままではいけない、と言う思いから色々な先輩のアドバイスを聞いたり、マケキャン講師の方々に教わったことを思い出す中で、気付かされましたね。
当たり前のことのようで実は実務に追われると見失いがちな視点だからこそ、これからもそこだけはブレずに意識していきたいですね。
まだまだ未熟ではありますが、今後も顧客に一番寄り添えるマーケターを目指して引き続き頑張っていきたいと思います！
ー お二人、熱いお話ありがとうございました！
マケキャンスタッフ一同、藤田さんのさらなるご活躍をずっと応援しています！
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。
