コロナ禍、勤務先製鉄所の急な閉鎖で閉ざされたキャリア。
短大卒・オフィスワーク未経験で挑んだ人生初めての転職活動。
“自分以上に自分のキャリアを考えてくれる場所” それがマケキャン。
そう語ってくれたのは、元機械設備の設計職から見事Webマーケターとしての未経験転職を成功させた伊藤さん。
伊藤さんは、マケキャン受講以前に自力での転職活動に挑まれましたが、【短大卒・オフィスワーク未経験】という経歴がハードルとなり希望する職種の面接を受けられないという苦い経験をされました。
そんな伊藤さんが、マケキャン受講に至った背景や学習中に感じたこと、転職活動の状況など赤裸々に語っていただきました!
「今の仕事に漠然とした不安を感じている」「経歴が不安」などの考えをお持ちの方は、伊藤さんの転職ストーリーを是非参考にしてみてください。
伊藤さん(仮名)
工業系の短期大学を卒業後、大手鉄鋼企業のグループ会社にて設計業務に従事。
主に製鉄所内で使用する機械設備の故障修復などを担当。コロナ禍における製鉄所緊急閉鎖を経て転職活動をスタート。
しかし短大卒×オフィスワーク未経験という経歴から希望職種への転職は難しいと感じ、マケキャン受講を決意。
コロナ禍、勤めていた製鉄所が閉鎖。
ー まずはこの度の転職決定おめでとうございます!
早速ですが、今回転職を検討されたきっかけを教えていただけますか?
伊藤さん(仮名):新型コロナウィルス(以下、コロナ)感染拡大による目まぐるしい市場変化で、勤めていた製鉄所が急遽閉鎖することになったことがきっかけでした。
そもそもの製鉄所の生産性低下やコロナ影響による不況など様々な要因が重なってのことでした。
勤め先からは別の製鉄所への転勤を打診されていたのですが、以前から「このままこの仕事を続けていて良いのか?」と漠然とした不安を抱えていたこともあり、「前に進もう」とキャリアチェンジを決意しました。
ー なるほど…。大変な状況だったのですね。
以前から抱えていた”キャリアに対しての不安”とはどういったものだったのですか?
伊藤さん:閉鎖的で淡々としている製鉄所で仕事をすることが辛かったんです。
毎日職場と自宅の往復で、代わり映えしない日々にモヤモヤしていました。
技術職として手に職をつけることはできますが、一方で数年後、数十年後を考えたときに「この仕事しかできなくなってしまうのでは?」とキャリアの選択肢がじわじわ狭まっていくような感覚を持っていました。
加えて、鉄鋼業界自体も先行きが明るいとは決して言えない状況でした。
国内では鉄の需要がどんどん減ってきていますし、中国等の海外からは安価な鉄が大量生産され始めている中、一時的なコロナ影響を耐え忍んだとしても、また急な閉鎖や転勤などが発生するのではないか、という不安がありました。
そういった様々な要因が重なり、転職を決意したという経緯になります。
ー 長期的なキャリアを見据えてのジョブチェンジだったのですね。
数ある職種の中でWebマーケターへの転職を検討されたのは何故ですか?
伊藤さん:Webマーケティングには以前から強い興味を持っていました。
奥さんがイラストレーターとして副業を始めたことをきっかけに、そのPRや集客という観点で「何か力になれないものか?」と独学で始めたのがきっかけです。
自分で配信したコンテンツがインターネットを経由して多くの人に届いていく感覚や、やればやるほど確実に成果が出ることに面白みを感じ、ブログを立ち上げてみたりYoutubeを運営してみたりと色々なことにチャレンジしていました。
そんな背景から、いざ転職活動となったとき、真っ先に「Webマーケター」という選択肢が浮かびました。
ー 奥様のサポートがきっかけだったのですね。
伊藤さん:ただ転職活動の現実はそんなに甘くありませんでした・・・。
登録した転職エージェントの方からも、「この経歴ではさすがにWebマーケターの転職は難しいのでまずは営業職から経験を積んだ方がいいですよ」と言われてしまい、結局1社もWebマーケターの求人をもらうことはできませんでした。
ー なるほど。それでマケキャンの受講を検討されたということですね。
伊藤さん:はい、まさにそうです。
応用レベルの知識を学べる学習期間に加えて、転職サポートも行っていただけるというのは本当に有難かったですね。
見つけた時は「まだWebマーケターになれる可能性がある!」と興奮しました。
自分自身、今まで設計職しか経験がなく、PC操作や基本的なビジネススキルに大きな不安があったため、そういった意味でも一度スクールに通い実務を体験した方が良いと考え、マケキャンの受講を決意しました。
コロナ禍で、勤務先の製鉄所が緊急閉鎖。
元々漠然としたキャリアへの不安もあったことから転職を決意するが、未経験転職の厳しさを知る。
実務を体験し確固たる自信を付けたいという思いから、マケキャン受講を決意。
課題解決の思考プロセスをひたすら磨いた3ヶ月。仕事が楽しくなった。
ー マケキャンを受講してみての率直な感想を教えてください!
伊藤さん:とても大変でした!!(笑)
特に、私は周りの受講生と比較してExcelやPowerPointなどのソフト操作に不慣れだったこともあり課題の作成には人一倍時間がかかってしまっていたと思います。
毎週末のグループ講義では、他の受講生の発表のレベルが高くて、「やばい・・・」と焦ってばかりでしたね。
しかしながら、分からないなりに食らいついていく中で、自然とできることが増えてきて「あれ、これいつの間にかできるようになっているな」と日々成長実感を感じられることがとても嬉しかったです。
ー他の受講生から刺激をもらっていたんですね。
伊藤さん:そうですね!ついていくのに必死でした…!
また、分からないながらにもアウトプットをしてみるのってとても大事だなと。
アウトプットして初めて人からフィードバックがもらえたり、自分の足りなさを痛感し「悔しい」という感情が生まれる。
そういった意味ではマケキャンの”徹底したアウトプット重視”の学習スタイルは自分に合っていたと思います。
また、マケキャンで学んだ「課題解決の思考プロセス」は実は設計の仕事にも活かすことができました。
今までは、取引先に言われるがまま仕事に当たってしまっていたように思いますが、マケキャン受講後は「そもそも理想の状態は何で、現状何が課題になっていて、そのギャップはどうしたら埋まるのだろうか?」と自然に思考が伴うようになったんです。
マケキャンを通じて課題解決へのスタンスが変わったことで、今まで「辛い」と思いながらこなしていた仕事が「楽しい」と思うようになりました。
PC操作に不慣れだったことで学習は人一倍苦労した。
分からないなりにも食らいつくことで、気付けば圧倒的な成長を遂げていた。
アウトプットの重要性に気付かされた3ヶ月。
自分以上に自分のキャリアに向き合ってくれる場所。
ー 学習を経て、その後の転職活動期間はいかがでしたか?
伊藤さん:とにかく担当のキャリアアドバイザー(以下、CA)さんの熱量の高さに驚かされました!
以前の自力での転職活動では、転職エージェントさんから提示される求人が全く魅力的なものに感じられなかったんですよね。
自身の学歴や職歴といったハード面だけを見て、“行けそうな求人”を紹介されているような感覚を受けました。
しかしマケキャンでは学習期間の3ヶ月を通じて、私の性格や指向性を把握してくださっている方が担当してくださるので、提案が的を得ていて「どの企業も受けてみたい!」と素直に思えるような求人ばかりでした。
結果として、1ヶ月程で第一志望の企業に内定をいただくことができ、無事にWebマーケターとしての転職が決まりました!
ー 本当におめでとうございます!CAとのやり取りなど、具体的に印象に残っているエピソードはありますか?
伊藤さん:そうですね。内定先の選考でのエピソードが一番印象に残っています。
実は、内定先に関して、かなり初期段階から第一志望として入社を希望していたのですが、書類選考で一度落ちてしまっているんです。(笑)
あの時は、とてもショックでした。
ー え・・・?!?
伊藤さん:驚きですよね(笑)
元々学歴水準の高い会社でしたし、初めは私の学歴や職歴だけを見て判断されてしまったのだろうと思います。
自分自身、「やはり自分の経歴では厳しいのか」と半ば諦めモードになっている中、担当CAさんが凄まじい熱量で「経歴だけ見ると少し不安かもしれないが、会っていただけたら絶対に印象が変わると思うので、まずはとにかく会ってほしいです!」と先方に複数回掛け合ってくださったんです。
そして、無事に面接機会をいただき、そのまま内定に繋げることができました。
ー 素敵です!本当にCAと二人三脚の転職活動だったのですね。
伊藤さんにとって、マケキャンとはどんな場所でしょうか?
伊藤さん:そうですね。“自分以上に自分のキャリアに向き合ってくれる場所”ですかね。
私自身、経歴へのコンプレックスから、マケキャンでの転職活動でも心のどこかで自分の可能性を低く見積もってしまっていたように思います。
「やっぱり自分にWebマーケターなんて無理なんじゃないか」って・・・。
しかし担当CAさんだけは一度も諦めることなく、常に私の可能性を見出し、向き合ってくれました。
担当CAさんがいなければ、今の私は確実にいないと思うので、この場を借りて心から感謝をお伝えしたいです。
ありがとうございました!!
一度書類で落ちてしまった選考。担当CAの熱意ある交渉により再選考が実現。
そのまま順調に選考を進め、1ヶ月程で無事第一志望の企業の内定を獲得!
自分の可能性を見出し続けてくれた担当CAがいなければ、今の自分はいない。
やらない後悔よりやる後悔のほうがずっと良い。
ー 転職後はどのようなお仕事をされるご予定ですか?
伊藤さん:運用型広告の戦略立案などをメイン事業とする広告代理店にて、ストラテジスト※として働きます。
CAさんと転職活動を進める中で、広告の運用ができるだけでなく、上流である戦略立案から対応できるマーケターを目指したいと感じていたので、その両面の経験が積める職種ということで、ワクワクしています!!
※:クライアントの課題に対して最も効果のある広告の打ち出し方を企画立案する仕事
ー 今後の目標やビジョンがあれば教えてください!
伊藤さん:兎にも角にもまずはストラテジストとして一人前になることが一番の目標です。
その上で、これは誰にも言っていないお話で少し恥ずかしいのですが・・・将来的にはイラストレーターを目指す奥さんの集客やブランディングを私自身が全面的に担えるようになれれば嬉しいなと思っています。
頑張ります!!
ー 素敵ですね。今後のご活躍がとても楽しみです!
最後に、マケキャンの受講を検討されている方や、マケキャンの受講を控えている方に向けて、メッセージをお願いします!
伊藤さん:やらない後悔よりやる後悔のほうがずっと良い、ということを伝えたいです。
私自身、元々学歴や職歴に大きくコンプレックスを感じていましたし、マケキャン受講中も周りの受講生と比較して悩む日々が続きました。
それでも諦めずに目の前のことを愚直にこなしていたら、いつの間にか大きな成果に繋がっていました。
Webマーケターになれるかどうかの結果はさておき、この”努力した日々”は間違いなく自身の糧となり大きな自信になると思います。
少しでも迷う気持ちがあるのであれば、まずは一歩進んでみてください!
心から応援しています!
ー 素敵なメッセージをいただきありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、伊藤さんのご活躍をずっと応援しています!
マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
Webマーケティングに興味がある方、今の現状にモヤっとしている方、是非お申し込みください。