【事業会社・EC運用担当▶︎ECコンサルタント】EC領域でプロフェッショナルを目指すために転職へ。

アパレル企業でのEC運用担当を経てより幅広い業務に携わりたいという思いで転職を決意。
約7ヶ月間自力で転職活動を行うも、1社も内定まで届かず未経験転職の厳しさを痛感。
マケキャンでのリスタートを切り、見事ECコンサルタントへ!

そう語ってくれたのは、大手アパレル企業でのEC運用経験を経て、見事ECコンサルタントとして転職を成功させた山口さん。

山口さんはマケキャン受講前に、7ヶ月ほど自力で転職活動を行うも、1社も内定に届かないという苦い経験をされています。
当時の心境はどのようなものだったのか?マケキャンでの転職活動の実態はどうだったのか?など赤裸々に語っていただきました。

「ECマーケターに興味がある」「最短でマーケティング業界への転職を成功させたい」などの考えをお持ちの方は、山口さんの転職ストーリーを是非参考にしてみてください。

山口さん(仮名)

大学を卒業後、警備会社に営業職として入社。その後、大手アパレル企業のEC運用担当として転職し商品情報の登録や商品撮影、分析など幅広く従事。会社の体制変更により担当領域が大幅に縮小したことをきっかけに転職を決意。約1年間の転職活動期間を経て、無事にECコンサルティングやEC運用代行をメインとするマーケティング会社に未経験転職を果たす。

転職のきっかけは、会社の体制変更による業務縮小

ー 山口さん、この度は転職成功おめでとうございます!
早速ですが、今回転職を検討された経緯をお伺いできますか?

山口さん:会社の体制が大きく変更となり、担当できる業務の幅が縮小してしまったことが転職を検討し始めたきっかけでした。

私は大手アパレル企業のEC運用担当として約5年間ほど従事してきたのですが、少しずつ経験を積んでいき、ついには1つのブランドの責任を一手に任せてもらえることになりました。
しかし、コロナ禍でECの重要性がより一層高まったこともあり、体制を大きく変え業務を縦割りにして効率化を図って行こうとする動きの中で、担当できる領域が一気に狭まってしまったのです。

私としては、足元のEC運用・管理業務だけでなく広告の運用やCRM※など、今後さらに担当領域を広げていきたいと思っていた矢先の出来事だったため、かなりショックでした…。

色々と悩んだ末、やはりECという領域でさらに上を目指していくためには、転職して新しい場所で経験を積んだ方が良いと考え、転職を決意しました。

 

 

ー なるほど、仕方ないとはいえショックな出来事でしたね・・・。

山口さん:そうですね。

前職はEC関連に関して全くの未経験だったところから、アルバイトとして採用していただき、その後正社員化を経て大変長くお世話になってきた場所でもあったため、転職すべきかどうか非常に悩みました。

 

 

ー なぜそのような場所を捨ててでも、転職しようと思われたのでしょうか?

山口さん:ECという領域に魅力や可能性を感じていたからです。

新型コロナウィルス(以下、コロナ)感染拡大以降、アパレルや小売などの業界はリアル店舗への集客が難しくなり売上的にも相当なダメージを受けました。
その中で1つの活路として会社を支えてきたのはECよるオンライン上の売買です。

ECの需要はコロナ禍を問わず今後もさらに伸びていくと思いますし、この領域でプロフェッショナルを目指すことがキャリア形成において最適な道だと思いました。

 

 

ー 今後のキャリアを考えての決断だったのですね!その後の転職活動はどのように進められたのでしょうか?

山口さん:実はマケキャンを受講する前は、転職エージェントにいくつか登録し7ヶ月間ほど自力で転職活動を行っていました。
10社ほど面接を受けたのですが、結果は惨敗で1社も内定をいただくことができませんでした・・・。

その経験から未経験転職の厳しさを痛感し、学習〜転職まで全体をサポートしてくれるマケキャンでのリスタートを決めました。

 

 

ー なるほど。山口さんは前職でEC関連の業務を経験されていますし、実際のところ未経験ではないのでは?と感じたのですが。

山口さん:そうですね。書類選考上は”経験者”として取り扱っていただけたと思います。
自分で言うのもお恥ずかしいですが、会社自体も大手だったため書類選考は比較的通過できました。

しかし面接で実際に会ってお話してみると、企業側の質問そのものが理解できなかったり、求められているスキルと自身のスキルに大きな乖離があると言うことに気付きました。

EC運用と一口に言っても、その領域は広範囲に渡ります。

私が行っていたような商品登録や商品撮影、簡単な分析などはほんの一部分の作業に過ぎません。
面接を受けた企業の多くが、ECサイトにどう顧客を呼び込むか?どうやって一顧客当たりの購入単価を伸ばすか?などの施策立案経験や、広告運用スキルを求められており、その点に関して私は全くの未経験だったため、苦戦したという訳ですね。

 

 

ー そのような経緯から最終的にマケキャンの受講を検討してくださったのですね。
マケキャン受講を決意いただいた決め手は何でしたか?

山口さん:やはり未経験転職の実績ですね。
これだけ各業界の売上が落ち中途採用市場が鈍化したコロナ禍を含めても、転職成功率が98%って冷静にすごいと思いました。

また事前のカウンセリングにて、ECマーケターの求人も紹介可能とお伺いし、即決でした。

 

 

ー そう仰っていただけて嬉しいです!ちなみにマケキャンはEC運用に特化した学習カリキュラムではないのですが、その点に懸念はなかったのでしょうか?

山口さん:それは承知の上で受講を決めました。

もちろんEC運用のことをたくさん学べる方が嬉しかったのは事実ですが、今後マーケティング戦略設計や、広告運用、CRMなど対応範囲を広げていきたいという思いがあったため、マケキャンでの学習は決して無駄にならないと考えました。

※:Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネジメント)の略。顧客管理を行い、顧客の行動や属性に応じてさまざまな施策を打ち自社サービスへのロイヤリティを向上していくことを目指す行動のことを指す。

会社の体制変更により担当業務の幅が縮小したことをきっかけに今後のキャリアを検討し転職を決意。一度は自力での転職活動を試みるも、企業が求めるレベルでの経験を提示できず結果は惨敗。未経験転職に強いマケキャンの受講を決め、ECマーケターとしての転職に向けリスタートを切った。

講師の厳しさや熱量が心地よかった

ー マケキャンの学習を終えられてみての率直な感想を教えてください!

山口さん:覚悟して臨んではいましたが、想像以上にハードでした!(笑)

仕事自体はテレワークが中心でしたのでまだマシでしたが、それでも日々2時間くらいは残業があったので、それと学習の両立は結構しんどかったです。
課題提出の前日は夜遅くまで学習していました…。

 

 

ー 本当にお疲れ様でした・・・!特に大変だと感じたのはどんなところですか?

山口さん:私自身、今までEC業務にしか携わったことがなかったので、そもそもマーケティングとは何か?と体系的に学ぶことが今回初めてでした。

今までも書籍などを読んで、一定の知識や概念の理解は持っていたつもりだったのですが、いざそれを応用して課題を仕上げるとなると、使い方が全く分からず手が止まってしまうことがよくありました。

しかしマーケティングの戦略理解や設計は、ECマーケターであろうと絶対に必要なスキルになるので、とにかく食らい付いてやっていましたね。

 

 

ー なるほど、EC業務で普段使う思考プロセスとはまた種類が違いますもんね。
一方、受講してよかったと思われるポイントはどんなところですか?

山口さん:提案書作成スキルとプレゼンテーションスキルはかなりの収穫でした。
普段の業務では外向きの提案書を作る機会はほとんどなく、プレゼンも社内向けが大半だったため、その過程そのものがものすごく学びになりました!

スライド一枚一枚に対して講師の方から丁寧にフィードバックがもらえるので、PDCAが回しやすかったです。
毎回課題を仕上げる際に、「前回もらったフィードバックは活かせているか?改善されているか?」とセルフチェックを行うことで、学びを定着させていました。

 

 

ー 素晴らしいですね。その他、印象に残っているエピソードなどはありますか?

山口さん:エピソードという訳ではありませんが、講師の方が毎回ズバズバと本音でフィードバックをくれたことには、とても感謝しています。
私のタイプ的にも、オブラートに包まず厳しく本音で指導してくれる方が有難いので、とても心地よかったですね。

また、自分でも「ここ納得行かないな…」と思っていた箇所に対して必ずフィードバックが飛んでくるので、常に「100%でやり切って提出するぞ!」とモチベーションを維持する上で良いプレッシャーになっていたと思います。

大人になってこれだけ自分のアウトプットに対して厳しくフィードバックをもらう機会ってそう多くないと思います。
本当に有難い環境でしたね。

 

 

ー マケキャン講師は皆、熱量が半端じゃないですよね!
その後の転職活動はいかがでしたか?

山口さん:学習と並行して転職活動を始め、3ヶ月程の期間で無事に内定をいただくことができました。

過去に自力で転職活動をしていた際は、10社受けても内定がゼロという状態だったのですが、今回は5社中1社内定と、順調に進めることができたと思っています。
第一志望の企業から内定をいただいた段階で、他の企業の選考はお断りしたため、最後までやり切っていればもう少し内定をもらえたかもしれませんね。

 

 

ー 以前の転職活動と比べて具体的にどんなところが変わったのでしょうか?

山口さん:面接の前には必ず、担当のキャリアアドバイザー(以下、CA)さんにスクリプトを添削してもらうということを徹底していました。

私は口下手で話が長くなってしまう傾向にあるのですが、できるだけ端的に要点が伝わるよう添削していただいたことで、面接でも自信を持って話すことができました。

また、以前の転職活動では自分の経験を魅力的に伝えられなかった経緯があったため、CAさんと相談しながらアピールできそうな経験を棚卸しし、転職先ではその経験をどのように活かせそうか?など一つずつ言語化していきました。

自分自身仕事が忙しく、その合間を縫っての突発的な面談も多かったのですが、そんな中最後まで親身になってくださったCAさんには心から感謝しています!

仕事との両立で想像以上にハードな学習期間だったが、マーケティング戦略の全体像、提案書作成やプレゼンスキルなど収穫が大きかった。
厳しくも愛のある講師のフィードバックで、”常に100%でやり切る”というスタンスを維持することができた。
食らい付いてやり切った結果、CAの支えもあり無事に第一志望の企業にて内定を獲得。

ECマーケターとして成長し、いつかは前職に恩返ししたい

ー 転職後はどのようなお仕事をされるのでしょうか?

山口さん:ECコンサルや運営代行業をメイン事業とするマーケティング会社にて、EC運営コンサルタントとして働きます。

具体的には顧客のECにおける集客支援や、運営代行、プロモーションやキャンペーンの施策立案などその対応範囲は多岐に渡り、まさにやりたかった仕事そのものなので、今からワクワクしています。

初めのうちは恐らく部分的なところから少しずつ学んでいく形になると思いますが、早く全体が見れるコンサルタントになれるよう頑張ります!

 

 

ー 今後の目標やビジョンがあればお聞かせください!

山口さん:ECの新規立ち上げのディレクションができるようになる、というのが今の目標ですね。

商材やターゲットに合わせて一からサイトを設計したり施策を立案したりと、全体の戦略を担えるようなECコンサルタントを目指します。

そしてまだ漠然としていますが、いつかは自分を育ててくれた前職に対して何か恩返しができると嬉しいですね。
「成長してくるので待っててください!」という気持ちです!(笑)

 

 

ー 素敵です…!最後になりますが、今後マケキャンの受講や転職を検討している方に向けてメッセージをお願いします!

山口さん:マケキャンに限らず、自分のキャリアを変えるチャンスは、行動からしか生まれません。

私も大好きな会社を去ってまで転職すべきか?未経験で本当に転職できるのか?などと色々悩みましたが、結局悩んでいる時間に意味はありませんでした。
動いてみることで初めて、新しい自分に気付いたり人とのご縁に恵まれたりと、変われるチャンスが訪れるのだと思います。

まずは一歩踏み出してみてください!応援しています!

 

ー 素敵なメッセージをいただきありがとうございます!マケキャンスタッフ一同、山口さんのご活躍をずっと応援しています!

マケキャンでは、無料カウンセリングを行なっています。
一人ひとりのキャリアプランに合わせながら、背景に寄り添ったアドバイスをしています。
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