【年収216万円UP・働き方の変化】マケキャン卒業生が語る未経験転職2年後の実態!

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本日は、マケキャンでキャリア責任者を務める谷口さんと、2年前にマケキャンを卒業され現在はWebマーケターとして活躍されている鈴木さんをお招きし、「未経験転職2年後の実態」というテーマで、転職後の年収や働き方の変化について、赤裸々に語っていただきました。

現在「未経験で転職した後の収入面に不安がある」「転職後、本当に活躍できるのか不安」などというお気持ちの方は、是非参考にしてみてください。

マケキャンキャリア責任者:谷口 皓一 (たにぐち こういち)

グローバルヘッドハンターとして国内外の転職者支援/企業採用支援/マネジメントを経験。 ミッドキャリア〜CXOの支援までを得意とし、外資系キャリアセミナーにて公演も行う。 WEB・ITにおける人材不足問題の解決に際し初期段階での精度高いキャリアカウンセリング、採用支援の必要性を感じ、 手前の営業都合を優先しない「候補者、企業双方へ将来に渡り大きな価値提供」を目指し株式会社インフラトップ/マケキャンbyDMM.comに入社。

マケキャン卒業生 鈴木一真(すずき かずまさん

専門学校を卒業後、接骨院にて勤務。入社後すぐに院長となり活躍される。

その後は、”接骨院業界の集客の仕組みを変えたい”というビジョンをもち、Webマーケターとしての転職を決意しマケキャンを受講。持ち前のストイックさと行動力を武器に、未経験から転職を成功させ、現在はベンチャーの広告代理店にて活躍中。

未経験転職後2年で、216万円の年収アップ

ー 谷口さん・鈴木さん、本日はどうぞ宜しくお願いいたします!まず始めにお二人の今までのご経歴を簡単に教えてください。

谷口:よろしくお願いします!

改めて、現在マケキャンでキャリア責任者をしている谷口と申します。

前職では、グローバルヘッドハンターとして国内外の転職者支援を行なっておりました。
主にデジタルマーケティングやWebエンジニアなどのIT業界からコンサルティング業界などを得意領域とし、過去複数名の方にキャリアアドバイスを行なってきました。

その後、2020年にマケキャンに参画し、現在はキャリア責任者を務めさせていただいております。

鈴木さん:よろしくお願いします!

私は専門学校を卒業した後、祖父が指圧師だった影響もあり、柔道整復師として接骨院に就職しました。

2社で経験を積み、1社目では院長、2社目では副院長という立場まで務めさせていただきました。

 

 

ー ありがとうございます。まずは鈴木さんの現状について詳しくお伺いしたいのですが、まず、鈴木さんがマケキャンを受講したきっかけを教えていただけますか?

鈴木さん:接骨院で働いていた際、役職柄、集客業務に携わることが多かったのですが、その時にWebマーケティングの凄さを思い知って「もっと極めてみたい」と思ったことが1つのきっかけ です。

元々接骨院業界はとてもアナログな世界で、集客も基本は電話での受付が中心だったのですが、ちょうどその頃、新型コロナウィルスが流行し始め従来のやり方では集客が難しくなってしまったんです。
「何か新しいことをしないとまずい」と危機感に駆られ、当時PC操作もほぼ初心者だった中、なんとか見よう見まねで公式LINEを立ち上げそこで集客を始めたのですが、それが結構上手くいって。

そこで初めて、Webやマーケティングの凄さに気付かされ、「こんな世界もあったのか」とワクワクしましたね。

それから、この現在縮小傾向にある接骨院という業界をマーケティングという側面から支援して、そこで頑張る柔道整復師さんたちの助けになりたい、という思いで、キャリアチェンジすることを決意 しました。

 

 

ー 前職で感じた課題感が現在のキャリアに繋がっていたのですね!マケキャンを卒業されてから2年ほど経っていますが、卒業後のキャリアを簡単にお伺いできますか?

鈴木さん:マケキャン卒業後はベンチャーの広告代理店に入社し、半年で主任を任され、約1年ほど勤務していました。

そして昨年、さらにキャリアアップしたいという思いから転職を決意し、現在もベンチャーの広告代理店にてWebマーケターとして働いています。

 

 

ー 卒業後、Webマーケターとして既に2社目のキャリアを歩まれているのですね!現在の業務内容を教えてください。

鈴木さん:現在は広告運用、分析、施策・戦略立案、実行など、いわゆる広告運用コンサルタントとしての業務が中心で、担当しているクライアントは人材業界、クレジットカード業界、小売業界、リユース事業など多岐に渡ります。

1日のざっくりとしたスケジュール感で言うと、午前中は媒体ごとの管理画面を見ながら、分析業務を行い顧客に提案する改善施策を考案します。
それ以外の時間は、ディレクターと呼ばれる顧客の窓口担当と共に顧客とのミーティングに参加しながら、戦略の方向性が正しいか?など擦り合わせを行っていたりします。

仕事を行う上でのスタンスとして、広告運用コンサルタントと言う役割に閉じない動き方を常に心がけています。

弊社では、全メンバーが「Webマーケティングコンサルタント」として顧客に向き合うことを意識しており、ディレクターやコンサルタントなど役割に関係なく、「顧客の事業成功に向けて何をすべきか?」「そのために自分は今何をすべきか?」と常にその時々の最善を模索しながら動いています。

 

 

ー 役割に閉じない動き方、素敵ですね。キャリアアップを行う中で、収入面などの変化は何かありましたか?

鈴木さん:結論から言うと、マケキャン卒業時の年収から比較して、現年収は216万円ほど上がっていますね。

接骨院で働いていた時は院長という役職上、年齢の割には年収をもらっていたこともあり、Webマーケターとして1社目へ転職した時は少し年収が下がったというのが実情です。
でもそれは未経験で転職を行う上で当然のことだと思ったので、あまり気にしていませんでした。

そしてその後、Webマーケターとしての経験を積み、マケキャンの力を借りずとも自分の力で転職ができるようになった今、年収という目に見える形でも評価をいただけて、素直に嬉しいですね。

 

「目の前のことをやり切る」やってきたことは、ただそれだけ

ー 卒業後2年で216万円の年収アップ…!とても素晴らしい結果だと思うのですが、入社後に自分の市場価値を高めるために何か意識されてきたことはありますか?

鈴木さん:求められている回答ではないかもしれませんが(笑)“年収”を上げようとして仕事してこなかった、ということが結果的に成果に結びついたのではないか と思っています。

これは2回目の転職を行う際に谷口さんから教わったことなのですが、そもそも給与の仕組みを本質的に理解しておくことが大事だな、と。

基本的に給与は自身の市場価値や実力に応じて値付けされるもの思うのですが、実力に見合わない高額な給与が提示される場合は、今後の伸び代やポテンシャルに大きな期待が寄せられているので、失敗がしづらかったりとか、手前での評価基準がものすごく高く設定されてしまうのであまり伸び伸びと仕事が出来なくなるんですよね。

一方で、給与が自分の実力を下回っている場合は、ある意味変なプレッシャーを感じることなく伸び伸びと仕事が出来ますし、それ故に成果も出しやすいのかな、と思っています。

どっちが良い、悪いの話ではないですが、結局は目の前の顧客に向き合って成果を上げていれば結果的にその実力に見合った給与が後から付いてくるわけで、「給与を上げたい」から入ってしまうと本質的な行動ができなくなり、結果評価も受けづらいのではないかと思います。

 

 

ー なるほど、とても重要な観点ですね。谷口さんも数々の受講生の転職サポートを行う中で、収入面の話はよく話題に上がるのではないかと思いますが、どのようなお考えをお持ちですか?

谷口:鈴木さんがまとめてくれた通りではありますが、「人に値段がつく」という給与の仕組みを、本質的に理解した上で転職活動をするように受講生の皆さんにはお伝えしていますね。

一般的に、自分の実力よりも給与が高い状態というのは、今後の成長や成果にものすごい高いプレッシャーが乗っかっているわけで、その給与に実力が見合うまではとてもしんどい働き方が求められるんですよね。
そして、給与が高い状態に人はいつか必ず慣れてしまうので、慣れてしまった後はただただ重いプレッシャーだけがのし掛かり、またそれに不平不満が生まれて仕事で成果を出せない、なんて話はよくあることだと思います。

なので、やはり鈴木さんのように、目の前にしっかりと向き合って成果を積み重ねた先に、給与が付いてくる、というのが理想的なキャリアの作り方なのではないかと思いますね。

 

 

ー お二人のお話をそれぞれお伺いして、給与が高い・低いということ自体はあまり問題ではなく、その仕組みを理解してどういった意図でその給与が支払われているのか?ということに納得した上で転職する、ということが重要なように思いました。

谷口:まさにそうですね。

給与が高いこと自体は全くもって悪いことではないですし、最終的に決断するのはそれぞれの受講生次第だと思っています。

ただ、目先の給与だけに捉われて誤った選択をしてしまわないように、マケキャンでは一人一人と給与についても対話を行なっている、というのが現状です。

 

 

ー 鈴木さんにお伺いしたいのですが、この2年間という短期間に年収も大きく上がる中、しんどかったことや大変だったことなどはありますか?

鈴木さん:あまりないですね。ない、というかそんなことを考えている暇もなく、仕事に没頭しているという表現が正しいかもしれません(笑)

唯一しんどかったことは、未経験で転職した時に、元々の接骨院ではずっと立ち仕事だったこともあり、ずっと椅子に座っているのがしんどかったですね。
慣れるまでは、特に用事もないのにオフィスを歩き回ったりしてましたね(笑)

そもそも、マケキャン受講を決めた時から、どれだけしんどくても自分が決めたことなのでやり切ろうと決めて始めたことだったので、今もそのスタンスで仕事に向かっています。

 

 

ー 没頭。まさに鈴木さんらしい表現ですね。

鈴木さん:あとは、自分の戦闘スタイルを知っているというのも、走り続けられるポイントだと思っています。

例えば「慎重派だから動く前にある一定は調べた上で行動したい」とか「まずはやってみて、動きながら考えたい」みたいな、人にはそれぞれ自分の行動スタイルがあると思います。

要は、どういう条件や環境がそろえば自分の力が最大限発揮されるか?ということを私自身よく自分のことを理解しているので、あまり息切れすることなく、ある意味マイペースで仕事が出来ているのかもしれませんね。

谷口:その観点はとても大切ですね。

マケキャンでも、受講生それぞれの行動スタイルに応じて、最適な転職先を紹介することを強く意識しています。

受講生の中でも、鈴木さんのように次の宿題だけお互いに擦り合わせて「あとはやってみてください」くらいの方が動きやすい方もいれば、一緒に手順を確認してアウトプットのイメージまでしっかり擦り合わせないと動けない、と言う方もいます。

どっちが良い、悪いではなく、その方自身の行動スタイルを転職サポート期間中にしっかりと見極めて、その方が心理的安全性高く働ける転職先を紹介する、ということが重要です。
さらに言えば、転職先に対してもその受講生の行動スタイルやモチベーション源泉みたいなところは一通りお伝えするようにしていて、その上でその方の入社後のマネジメントスタイルを考えていただくようにしていますね。

 

「接骨院業界の負を解消する」ビジョンに向かって今後も挑戦は続く

ー 鈴木さんにお伺いしますが、マケキャン受講中に学んだスキルやスタンスで現在の仕事でも活かせているな、と感じることなどありますか?

鈴木さん:語りきれないくらいほどたくさんありますが、挙げるとすれば3つあるかな、と。

一つ目は「目的と手段を混同しないこと」

私たちWebマーケターにとっての目的はクライアントの予見を達成することであり、それを達成するためのプロセスは究極なんでもいい。
なので、分析業務を行うときも提案資料を書くときも、ゴール設定を明確にして、それ自体が目的になってしまわないように意識しています。

二つ目は「分からなくても、まずやってみる」

そもそも業界自体のアップデートが凄まじく早いので、日々アンラーニングしながら新しい情報を吸収していかなくてはなりません。
なので、情報をキャッチアップしながら、まずは分からないながらも動いてアウトプットを出してみる、ということが非常に重要なスタンスだと思います。

最後は「こまめな軌道修正」

マケキャンでは作成した課題を講師に壁打ちしてフィードバックをもらい、そのフィードバックをもとに軌道修正をして・・・というのを毎週繰り返していたのですが、これは現在の仕事でもそのまま実践するようにしています。
最初から完璧なアウトプットを目指そうとすると、気づいた頃には目的から逸れて暴走した資料が出来上がってしまう。
なので、まずは6割くらいのアウトプットでやってみて都度方向性を確認しながら小さく軌道修正をかけていくことで、最短でかつクオリティの高いアウトプットができるように常に意識をしています。

 

 

ー 今でも多くのことを活かしていただいているとのことで、とても嬉しいです…!最後に、今後の鈴木さんのビジョンや目標をお聞かせいただけますか?

鈴木さん:現在、ChatGPT等はじめとした急速な技術進化で世の中が大きく変化していますが、まずはそこの流れを第一線でキャッチアップして価値を発揮し続けられるマーケターでありたい ですね。

そのために引き続き、「まずはやってみる」というスタンスで何でもチャレンジしていきたいと考えています。

あとは自分自身が、「接骨院業界出身のWebマーケター」というかなりニッチなポジションにいると思っているので、自分だからこそ出せる独自の価値というのを追求していきたいです。

冒頭にお伝えしたように、接骨院業界はまだまだアナログな世界で課題も山積みなのですが、その中でもがきながら事業を営んでいる素敵な柔道整復師さんたちがたくさんいます。
行く行くはそういった方々を顧客にして、Webマーケティングという側面から支援を行っていきたいですし、そもそもの接骨院業界の仕組み自体を変革して柔道整復師が幸せになれるサービスを生み出せるようになっていきたいと思います!

 

 

ー 鈴木さんらしいビジョンですね。応援しています!最後に谷口さんから、本日のご感想や鈴木さんへの応援メッセージがあればお願いします!

谷口:鈴木さんは出会った当初から「この方は将来絶対活躍するだろうな」と確信していたので、何も心配していなかったのですが(笑)
その想像をはるか越えるくらいに活躍されているということが分かり、担当CAとしてはとても嬉しいです。

鈴木さんに限らず、マケキャン卒業生は大体みな1〜2年で人が変わったように飛躍的に成長するんですよね。
実際、私が担当した卒業生が3名ほど、現在マケキャンの学習サポーター(※マケキャン学習中に受講生の学習を支援する現役Webマーケター講師)として手伝ってくれているのですが、ほんの少し前までは生徒としてその場にいたことを考えると、本当に言葉にならないくらいの感動なんですよ。

私たち運営側にとって、卒業生の成長や活躍が一番のモチベーションであり、同時に「負けてられないな」と毎回良い刺激をもらっています。

皆さんに負けないくらい、マケキャンの転職サポートも今後もっともっと進化していきたいと改めて感じる良い機会でした。鈴木さんありがとうございます!
今後のご活躍を心から応援しています!

 

ー 谷口さん・鈴木さん、素敵なお話をありがとうございました!

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