教師という安定した職業から、Webマーケターへ。
「幼いころからの夢を叶えるため」の、新たなチャレンジ。
その一歩目として選んだマケキャンで感じたのは、
マーケティングの面白さと自らの志向性との「フィット感」だった。
今回インタビューに応えてくれたのは、4年間の教員生活を経て、Webマーケターとして新たなキャリアをスタートさせた飯田さんです。
「安定」を捨て、夢を叶えるための挑戦に踏み切った飯田さんに、転職を決めた理由から、受講中に感じたマーケティングの面白さ、そして今後の展望について伺いました。
飯田さん(仮名)
大学卒業後、地方で小学校の教員として4年間勤務。
その後、小さいころからの夢である「漫画やアニメに関わる仕事をする」ための第一歩として、マケキャンを受講。
主体的に学ぶことでマーケターとしての力を身に着け、デジタルマーケティング支援などを展開する企業への転職が決定し、今後はWebマーケターとしてのキャリアをスタートさせる。
「現状維持」なんて、我慢できない。安定したキャリアを捨て、マケキャン受講に踏み切ったワケ
ー転職決定おめでとうございます!前職は小学校の先生だったとか。なぜ、マケキャンを受講しようと考えたのでしょう?
飯田さん:夢を叶えるためです。将来、大好きな漫画やアニメに関わる仕事がしたいと思っていて、その夢を叶えるためにWebマーケターになりたいと思い、マケキャンを受講しました。
ーその夢は昔から抱いていたものなのですか?
飯田さん:小さいころから漫画やアニメが大好きだったのですが、大学在学中の就職活動ではそういった業界への就職を諦めてしまったんですよね。
というより、夢よりも安定を取ったというか。
両親が教員だったこともあり、学校の先生は身近な仕事でしたし、私自身、学校の先生に救われた経験もあって。
漫画やアニメに関わりたいという想いは持つつも、安定していて、やりがいもイメージしやすい教員という仕事を選んだんです。
ーなるほど。4年間ほど小学校の先生として働いていたそうですが、何か不満などがあったのでしょうか?
飯田さん:子どもたちのために授業内容を考えたり、コミュニケーションを取ったりすることはとてもやりがいがありましたし、仕事内容に不満があったわけではないんです。
でも、環境には少し思うところがあって。
というのも、なかなか新しいことができなかったんです。
子どもたちのことを考えて「ここをこう変えたい!」とか「こんな新しい取り組みがしたい!」と提案しても、通ることはほとんどなかった。
その理由は「現状でもそれなりにうまくいっているんだから、変える必要はないんじゃない?」というもので。
たしかに、新しいことをやると子どもたちにも、親御さんたちにも一定の負担が掛かります。
教員の先輩たちは、そういった負担を気にしていたのだと思います。
そういった意味では、先輩たちも子どもたちのことを考えての発言だったとは思うのですが、私にとってはフラストレーションが溜まる環境だったんです。
ー現状維持を良しとするような環境だったわけですね。
飯田さん:私は「現状維持」があまり好きではなくて。常に新しいことにチャレンジしたい性格なんだと思います。
先輩たちも、自分の経験から私の提案を止めてくれていたのだと思いますし、何も悪気があったわけではないと思うんです。
でも、刺激を求めて新しいチャレンジを続けたい私が、教員という仕事を続けるのは難しいのではないかと感じるようになって。それで、自分に合った環境や仕事を求めて、転職することを決めたんです。
「好き」を仕事にするために、Webマーケターの道へ
ー新たな道といっても、選択肢はWebマーケターだけではないですよね。営業や事務系の仕事など、さまざまな可能性がある中で、Webマーケターを志したのは?
飯田さん:転職するならば大好きな漫画やアニメに関わる仕事を、と思っていました。
そう思って、転職サービスに登録して、エージェントと相談していたのですが、やはり「いきなりは難しい」と。
キャリアを積み重ねて、そこにたどり着くしか無いと分かった。「じゃあ、適切な一歩目って何だろう」と考えたとき、Webマーケターという選択肢が見えてきたんです。
なぜかというと、漫画やアニメといったコンテンツの拡散、あるいはグッズ販売などの関連ビジネスも含めて、エンターテインメント業界もWebマーケティングとは無縁ではない。というより、マーケティングは業界の中で、すでにとても重要な位置を占めています。
そう考えて、まずは書籍などを買って独学でWebマーケティングを学ぼうと思ったのですが、やはり限界がある。それで、スクールを探し始めたんです。
ー数あるスクールの中から、なぜマケキャンを選んだのでしょう?
飯田さん:一番大きかったのは、転職支援があることですね。
それに、DMMという大きなグループが展開しているサービスなのだから、信頼できるのではないかと思ったんです。DMMブックスで漫画を読んでいたので、馴染みもありましたしね(笑)。
ーそれで、2021年の6月から受講をスタートしたわけですね。少し独学で勉強していたとはいえ、Webサービスに携わる仕事をしたことも無かったと思いますし、マーケティングも未経験だったわけですよね?最初は苦労したんじゃないですか?
飯田さん:そうですね。よく分からない言葉がたくさん出てきたりと、最初は大変でしたよ。
でも、全く分からないからこそどんどん吸収できるというか、常に成長している実感があって、つらいと思ったことは受講終了まで一度も無かったですね。ずーっと楽しかったです。
ー成長実感があったからこそ、常に前向きに受講し続けられた。
飯田さん:それに、Webマーケティングの仕事が私の性格に合っていたということもあると思います。
受講する中で、マーケティング思考を持って物事を見ることを自然にやっていたんだなと思うことがあって。
ーというと?
飯田さん:好きな漫画やアニメを友達におすすめすることが多かったんですが、「これおもしろいから見てよ」と言うだけでは見てくれないことがほとんどだったんです。それが悔しくて(笑)。
だから、自然に「どうしたらこの人はこの作品を見てくれるんだろう」と考えるようになっていたんです。「この人はどんなものが好きなんだろう」「この作品のどういう要素を押し出せば見てくれるかな」と考え、作品を紹介していました。そして、いつの間にかそういったことを考えるのが好きになっていたんですよね。
常に「先週の提案内容を見て『恥ずかしい』と思うほど」の成長環境
ー趣味を通して、自然にマーケティング思考を身に着けていたわけですね。マーケティング業務がご自身にフィットしたということもあると思うのですが、常に楽しみながら受講できた理由は他に何かありますか?
飯田さん:成長の証が可視化されていたことは大きいと思います。
カリキュラムの最終ゴールは、特定の商材のマーケティング戦略を立案し、提案することなのですが、提案書は受講開始直後からずっと作成していくんですよ。
最初は自分自身もよく分かっていませんでしたし、講師から「これでは何が言いたいのか分からないよ」と言われることも多かった。
でも、学べば学ぶほど提案資料の精度が上がっていき、手応えを感じられるようになってきて。前に提出した資料と、新たに作った資料を見比べては「どんどん良くなっているぞ」と嬉しい気持ちになっていましたね。
ーインプットすることだけではなく、アウトプットしていたからこそ、成長の実感が持てた。
飯田さん:やはり成果が目に見えると、前向きな気持ちになれますよね。
私は毎週、資料をイチから作り直して提出していたんですけど、後から講師に「そこまでしている人はあまりいないよ」と言われました(笑)。
多くの受講者は前回提出した資料を少し手直しして、再提出することがほどんどだそうなんです。毎週、最初から資料作成をやり直していたことも、自分の成長を実感することに繋がっていたのかもしれません。アウトプットの変化が大きいですからね。
ー毎週イチからやり直すって大変じゃなかったですか?
飯田さん:ちょっと手直しするだけでは、どうしても納得できなかったんですよ(笑)。
インプットが増えると、新しい発想が湧いてきて、前の資料を見ると「なんだこれ……」と思うことが多くて。
「こんなんじゃ全然ダメだ!」と、結局は作り直すことの連続でした。
ー少し前の自分の考えを否定し続けられるのは、大きく成長していることの証でもありますよね。
飯田さん:そう思います。座学はもちろんですが、他の受講者のプレゼンを見る機会などもあって、本当に学びが絶えない環境だったと思います。
常に新たな発想が湧いてきて、それをどう提案に活かすことができるか考えるのが楽しくて楽しくて(笑)。
成長実感から生じる楽しさが、前向きに受講し続けられた理由だと思いますね。
理想の姿に「なれたらいいな」ではなく、「なる」と決めた
ーマケキャンを選んだ最大の理由として「転職支援があること」を挙げていました。実際の支援はいかがでしたか?
飯田さん:とても満足しています。私は大学時代、早々に一般企業への就職活動を切り上げ、教員になることを決めていたので、企業に提出する履歴書の書き方や、面接のポイントなども全く分かっていなかったんです。
受講開始1ヶ月目から、徐々に基本的なことからインプットさせてもらい、受講終了後に本格的な支援がスタートしたという感じですね。
毎日、1時間半ほど面接の練習に付き合ってもらいました。
ー今後は、スタートアップなどのWebマーケティングやクリエイティブ制作を支援する会社で働くことになっていると伺いました。何が決め手になったのでしょう?
飯田さん:マケキャンのキャリアアドバイザーの支援は大きかったと思います。
将来的には漫画やアニメに関わる仕事がしたいと考えていることを理解してもらった上で、「その夢を叶えるために、まずはマケーターとしての力を付けなくてはいけない」というアドバイスをしてくれて。
そのアドバイスを参考に、さまざまな事業をサポートしている会社で経験を積みたいと思ったんです。
どんなサービスでもグロースさせられることが、マーケターとしての力の証明になるはずなので。そして、何よりも「現状維持」を良しとせず、自らの考えやアイデアを実現できる環境に身を置きたいと思い、転職先を選びました。
ーまさに夢を叶えるための第一歩を踏み出したわけですね。
飯田さん:はい。今は「漫画やアニメに関わる仕事ができたらいいな」ではなく、「絶対にやる」と決めています。新たなキャリアのスタートラインに立てたので、覚悟を持ってこの道を進んで行きたいですね。
ー飯田さんの夢が叶うことを楽しみにしていますし、必ず実現できると信じています!今回はありがとうございました。
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