悩んでいる時間は無駄。行動するからこそ、やるべきことが見えてくる。建築業界からWebマーケターに転職する男の物語

悩むことは大事。
でも意味があるのはその内の一瞬。
悩んで何かが変わることはなくて、そこから行動をするからこそ、やりたいこと・すべきことが見えてくる。

そう語ってくれたのは、建設業界からWebマーケターへの転職を成功させた福正さん。

福正さんは、マケキャンを受講すると決めた際Webマーケターとしての転職は予定しておらず、途中で転職活動を開始しています。
何故、Webマーケターとしての転職を予定していなかったのに転職成功したのか。
福正さんの転職に至った経緯や、チャレンジすることへの考え方、是非参考にしてみてください!

福正さん

新卒から建築業界で現場監督として勤務。
同じ建設業界に転職する予定だったが、有休消化中に受講開始したマケキャンを通じて、Webマーケティングの楽しさを実感。
広告業界でもっと力をつけたいと思い、建設業界からWebマーケターへの転職を決意。
そして見事広告代理店へ転職成功。

学習目的で受講開始。異業種のスキルや知識を得たかった。

ーでは、早速ですが、マケキャンを受講したきっかけを教えていただけますか?

福正さん:僕はずっと建築業界で、建物を作るために現場監督というディレクション業務を行っていました。
そのため、パソコンのスキルが全く無く、独学でスキルアップする自信が無かったため、スクールに入ることを考えていました。

そこで他社なども見ながら何をしようか、どこに入ろうかを考えていたところ、マケキャンの評価が一番高く、口コミの信憑性も高かったためマケキャンに決めたという経緯です。
実際にカウンセリングでもとても魅力的な内容だと感じたので、そのまま申し込みを決めました。

 

ー福正さんは元々転職ではなく、学習を目的として受講をしたと伺っていますが、Webマーケティングの学習を始めたきっかけや転職に至るまでの経緯を教えてください。

福正さん:そうですね、元々はWebマーケターとしての転職は強く希望しておらず、学習をしたいという想いの方が強かったです。

マケキャンを受講する1年前あたりから、将来のことを考え始めていました。
前職の建築系の現場監督で、目標を達成を続けることで違うことにチャレンジしたいという想いが芽生えたことや、将来はよりプライベートの時間を大切にしたいと感じていたことが影響しています。

建築系の現場監督の仕事は、幼少期から「この会社に入りたい!」と思っていた企業で、念願の入社でした。ここに就職するために、進学先も高専を選びました。
そして約5年勤め、自分の中ではこの会社でやりたいことは一通りできたという実感がありました。

また、業界的にもかなり忙しかったため、将来結婚や子育てを考えた時に、もっとプライベートの時間が欲しいとも思っていました。
同時に、この業界のままプライベートの時間を確保することは中々難しいことも理解していました。

しかしながら、そもそもプライベートの時間を確保しづらかったり、転職をするために必要な他業界の分析や自己分析が全くできなかったんですよね。

そこで、今までと全く違うスキルや知識が欲しく、スクールに通うことを検討していました。そこで出会ったのがマケキャンです!

ーそういう経緯だったんですね!もちろん企業によっても様々ですが、建築業界は忙しい傾向ですよね。
数あるスキルの中で、何故Webマーケティングを学習しようと思ったのでしょうか?

福正さん:まず、現場監督の仕事に、もちろんやりがいは感じていたのですが、たくさんの人に価値提供できていないことや、直接お客様からの声を感じられないことに、違和感を感じていました。

建物を作るには、かなり長い時間が必要になります。2〜3年かかることも珍しくありません。
僕が携わる仕事で今もっと短いスパンで何かを提供したり、速くPDCAを回すことができれば、より多くの人に価値提供できるのではないかと考えました。

加えて、お客様からの良い声も悪い声も、もっと生で感じてみたいと思っていました。
中々現場監督ですと、その建物を実際に利用している方と直接関わることは無いんですよね。

そこで、IT業界であればこれらを叶えられる可能性が高いのではないかと考え、Webマーケティング、プログラミング、Webデザインなどのスキルを選択肢としてあげていました。

その中でも、今までディレクション業務に携わっていたこともあり、「何か一つの物を作り上げて納品」というよりは、何か一つの指標を達成するために必要なことをディレクションしながらお客様を支援していくWebマーケティングが自分は楽しむことができるのではないかと考えました。
そこから、Webマーケティングスクールを探したという経緯ですね。

 

 

ー1年程、将来のことを考えていたとのことでしたが、受講を決心するまで時間はかかりましたか?

福正さん:全くかからなかったですね・・・!
悩んでいる時間を無駄にしたくなかったので、一度チャレンジしてみようというスタンスでしたね。

Webマーケターとしての転職を考えるほど「楽しさ」を実感。

ーパソコンを本格的に使うのが初めてということも含め、学習は感じることがたくさんあったかと思うのですが、いかがでしたか?

福正さん:非常に楽しかったですね!特にフレームワークと、プレゼンテーションが印象的です。

知らない知識をインプットできたことももちろんですが、一つの業界や商品、サービスに対してこんなに深堀をして様々な面から捉えることが無かったのでそれが非常に面白かったです。
今まではどうすれば期限までに納品ができたり、スムーズに現場が回ったりするかを考えることが業務でした。
しかし、マーケティングの学習では何かを利用していただくため、認知していただくために何をどうするかという考え方だったので、それが新鮮でした。

また、大学生が就職活動をする際、様々な業界を受けてそこから絞っていくケースが多いと思うのですが、僕は幼少期から入りたい会社が決まっていたので、他の業界のことを本格的に研究する機会がありませんでした。
他の業界を知れることも楽しかったですね。

ー学習で特に印象に残っていることはありますか?

福正さん:パソコンを思うように使えないレベルから、苦戦を乗り越え、最終的には講師から良いフィードバックをもらったことです。

マケキャンでは、平日は動画で学習しながら課題をこなし、その週末に課題を講師にアウトプットをするというサイクルで学習をします。
その課題をアウトプットする際に中々講師から良いフィードバックをもらうことができませんでした。
やはり全く違う業界に居たため、マーケティング言語や思考に慣れるのも時間がかかりました。

ある商品のペルソナを考えて講師にプレゼンをするというワークだったのですが、プロのマーケターが納得するような答えを導き出すことができた時は非常に嬉しかったし、達成感を感じました。
「やっと刺さったな・・・!」って。

ー学習ではどんな点に苦労しましたか?

福正さん:学習カリキュラムをこなすこと自体が大変でしたね・・・!

まず、時間的に非常に大変でした。
週末の講義では、資料を用いながら発表するのですが、提出直前に「あの資料も追加したい!」「このデータも欲しい」など、直前までヒーヒー言ってましたね。
今では良い思い出ですが、大変でした。(笑)

 

 

ーそれはどうやって乗り越えたのでしょうか?

福正さん:元々僕が負けず嫌いという性格もあるのですが、他の受講生に物凄く助けられました。

他の受講生も頑張っていたのそれが刺激でしたね!
また、分からないことがあった時は、他の受講生に教えてもらったり、僕が得意な領域は逆に教えたり、とても良い関係性だと思っています。
横のつながりは非常に大きかったですね。卒業した後も、同じ期生の受講生と連絡取り合ってます。
同じ境遇のメンバーが居たことで乗り越えることができました。

 

 

ーマケキャンの受講生同士のコミュニティは、私たちも非常に良いなと毎回思っています。マケキャンの学習で得られたスキルは一言で言うと何ですか?

福正さん:「どうしたらできるかを考える」スキルですね。

特に感じたのは、3ヶ月目のプランニングワークです。
3ヶ月目に「プランニングワーク」という、一つの商材に対して自分で課題分析や市場調査、そしてその施策を現役のマーケターに対して提案をするというワークがあります。1〜2ヶ月目に学んだ内容を3ヶ月目に統合していくイメージです。
1〜2ヶ月目に一通り学んでいるものの、それを一つに統合するというのは僕にとっては正直ハードルが高かったのですが、やるしかないと思い、まずどうしたらできるかを考えました。

この考え方はマケキャンでかなり教えられましたね。
そもそも、全く ITスキルがない中で学習をスタートしたので、分からないことや大変だと感じることがたくさんありました。その中で、すぐに諦めたり、弱音を吐くのではなく、「どうしたらできるのか」と考えられるようになったと思っています。

できることを積み重ねた結果、何かができるようになったわけではなく、自分のやりたいことがあって、それを成し遂げるために逆算して必要な期間や物を考え、揃えていくという考え方は非常に勉強になりましたね。

Webマーケターへの転職を決意。

ー元々学習するためにマケキャンを受講したとのことでしたが、どういった経緯でWebマーケター職に転職に至ったのでしょうか?

福正さん:学習が想像以上に楽しかったため、転職することを決めました。

ITスキル0の状態から始めましたが、学習していくマーケティングの面白さや、できないことができるようになる喜びを感じるようになりました。
またそれと同時に、このまま建築業界に戻ったら今まで学んだことをすぐに忘れてしまうのではないかという不安も感じていました。

であれば、もっと学ぶことができたり、実践が積める環境に身を置きたい。
そこから、転職したいということを学習を始めて2ヶ月目の時にマケキャンのスタッフに伝えました。

 

 

ーそのような経緯で転職活動がスタートしたのですね!キャリアサポートはいかがでしたか?

福正さん:非常に満足しています。担当の河野さんには感謝しかないですね。

他の受講生から2ヶ月も遅れをとって転職の準備がスタートするという状況でした。

転職したい旨を河野さんに伝えたときに、「福正さんが転職がしたくなったということは、僕らも人生を変えるきっかけを提供していることを意味しているので、非常に光栄です。ここから忙しくなりますが、絶対に成功させましょう!」と快く言ってくださったことを今でも覚えています。

正直、転職をしたいことを伝えるか非常に迷っていたので、その言葉はとても心強かったですね・・・!
そこから、河野さんが迅速に準備やスケジューリングをしてくださいました。

自分が転職したいタイミングから逆算して、何を、いつまでにこなせば良いかなど、全て整理して準備を開始してくださいました。
途中からであったのにも関わらず、僕のやりたいことに向かって、柔軟に対応してくださったことに非常に感謝しています。

 

 

ー面接対策をする上で何か印象に残っていることはありますか?

福正さん:自分が得意だと思っていたことが、そうではなかったことに気づいたことです。

河野さんと複数回模擬面接をしたのですが、伝えたいことが全然相手に伝わらなかったんですよね。
オンライン越しの河野さんが表情が暗く何ったり、首を傾げていたり・・・

話すことは得意だと思っていたので、思い込みだと気づいたことは非常に印象に残っています。

ー問題意識は成長のきっかけになりますよね!河野からはどんなフィードバックがあったのでしょうか?

福正さん:話す内容が抽象的なってしまうことや質問からすぐに返答ができないことをご指摘いただきました。
それから、具体的に話せるようにするため、常に5W1Hに沿って話すよう、何度も訓練しました。

話すことは、自分の中で得意だと思ったいたので悔しかったですが、今振り返ると、あの訓練をやったからこそ転職成功したと思っています。
自分が以前から思っていた「より多くの人に価値提供したい」という想いに対して、具体的に誰に、どんな方法で、なんで提供したいかなどを深掘ることで、自分も納得した答えが出ましたし、面接の際も自信を持って伝えることができたと感じています。

また、転職市場において、自分が知らなかったことがたくさんあったので、それも勉強になりましたね。

 

 

ー転職市場の傾向や知識というのは具体的にどのようなことが勉強になったのでしょうか?

福正さん:企業が採用するにあたって、候補者のどんなところを重要視しているかや、経歴のポジティブ・ネガティブポイントが勉強になりました。

当初、僕は時間を確保し、今後のことを納得するまで考えるために他の建築系の企業への転職をする予定でしたが、これが率直に企業にどのような印象を与えるかを河野さんから伺いました。

河野さんからの内容はネガティブな内容でした。時間を確保するためにこのような選択をする予定でしたが、これがどの程度企業にとってネガティブに映るかは予想していませんでした。

このように、転職市場の知識や傾向を知る機会が無かったので、理解した上で転職活動ができたことは非常に大きかったと思っています。

何も行動しないまま悩み続けている時間は無駄。行動したからこそ分かること

ー今後の目標を教えてください。

福正さん:たくさんの方に価値提供をし、それと同時に僕自身に仕事の依頼が来るような人材になりたいと思っています。
転職先では「個人に付加価値がつくビジネスを提供する」という方針を掲げています。

いくつか内定いただき最後まで非常に悩んだのですが、この方針にとても共感し意思決定しました。
3年後、5年後、自分で仕事を獲得したり、自信を持ってディレクションできるようになりたいと思っています。

 

 

ー検討者に向けてメッセージをお願いします。

福正さん:何かモヤモヤしているのであれば、一度チャレンジしてみてください!
悩むこと自体は悪くない事だと思っているし、むしろ大事だと思っています。
しかし、大事なのはその一瞬であって、ずっと何も行動しないまま悩み続けている時間は無駄だと僕は考えています。

行動することで興味があること、得意なこと、やりたいことなどを感じたり、その先のすべきことが見つかったりするわけであって、何も行動していない状態で何かが変わることはないです。

まさに今回、僕は当初Webマーケターとして転職する予定はありませんでしたが、 Webマーケティングの学習が楽しかったからこそ転職に至っています。

環境を変えたり、何かチャレンジするときは、不安もあるかと思いますが、行動を変えるしかないと思っているので、是非一歩踏み出して欲しいです!

 

 

ー最後に・・・マケキャンを一言で表すとしたら何ですか?

福正さん:「新しい人生を踏み出すきっかけ」です。

 IT業界以外の人間からすると、IT業界の敷居は物凄く高いです。
しかし、マケキャンに通ったことで、マーケティングの面白さを感じることができ、パソコンを使用していなかった僕が、転職まで実現しています。
受講したことで、僕も新しい人生を踏み出すことができたと思っています。

ー福正さん、ありがとうございました。今後の更なるご活躍、楽しみにしています!!

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