マケキャン卒業生が多数入社するCyberACE(サイバーエージェントグループ)は、なぜ「未経験者も活躍できる」のか?徹底された育成制度について直撃取材

「本気採用、全力育成」
日本トップクラスのインターネット広告代理店
サイバーエージェントグループ「株式会社CyberACE」の育成方針に迫る。

Webマーケターとして入社する企業を決める際、

  • どのような企業があるのかな・・・?
  • 研修は整っている・・・?
  • 社員はどんな人・・・?

といったように、転職先の企業のイメージが湧かないことがあると思います。
そんな方のために、今回はマケキャン卒業生の入社実績がある、株式会社CyberACEの代表と人事の方に直接インタビューをしました!
代表には「採用」、人事には「育成」についてお話いただきました。
皆さんの転職活動の参考になれば幸いです!

(インタビュー実施日:2021/4/20、2021/4/28)

株式会社CyberACE 代表取締役社長
西島 大 さん

2009年にサイバーエージェントへ新卒で入社し、大阪、福岡での営業・マネジメント経験を経て、2018年5月にCyberACEの代表取締役に就任。

事業規模を拡大するうえで「採用」と「育成」は試行錯誤の連続だったとのこと。

現在、中途採用において「Webマーケティング未経験者」を積極的に採用するようになった経緯と、新入社員との向き合い方についてお話しいただく。

株式会社CyberACE 人事担当
西澤 真歩さん

新卒でIT企業へ入社し、営業・広報・経営企画を経験後、2019年にサイバーエージェントへ中途入社。

入社半年後にCyberACEへ出向し、採用・育成など人事業務全般を担当。

今回は5月から始まった「新たな育成制度」の説明と、人事の目線から見た「CyberACEのカルチャー」について具体的に紹介していただく。

まずは、西島代表にCyberACEの「採用」についてお伺いしました!

CyberACEの立ち上げ背景とは?苦戦したのは「採用」

ーはじめに、CyberACEを設立した背景を教えてください。

西島代表:サイバーエージェントは、インターネット広告事業において広告予算が大きい企業への支援が多く、Webマーケティングを強化したい企業が増えている一方で、リソースが足りずにご相談いただいた企業を支援しきれない状況にありました。そこで、サイバーエージェントグループとして、成長性のある中堅企業やスタートアップに対しても、Webマーケティングの支援をしたいという想いから、2018年5月に設立しました。

CyberACEでは、今まで対応が難しかった中堅企業やスタートアップをメインに支援をしています。

 

 

ーなるほど。立ち上げ時期は、どのような苦労がありましたか?

西島代表:ここでは言い切れないくらいの苦労がありましたが、特に印象に残っているのは「採用」ですね。
当時は、面接から採用までの全ての人事業務を私が行っていました。

色々な試行錯誤の結果、今でこそ毎月5~10名程の素敵な方が入社してくださっていますが、当時はもの凄く大変でしたね・・・!

Webマーケティング未経験から育成し、戦力化していく経営システム

ー社長が人事業務も全て担当・・・物理的に大変ですね。採用が上手くいくようになった理由や経緯をお伺いできますか?

西島代表:「少数精鋭」ではなく、「マーケット全体を取れる組織」にフォーカスしたことが大きいです。
「中堅企業やスタートアップなど、より多くのお客様に価値を提供したい」というビジョンに立ち返った時に、今優先すべきことは、Webマーケティング経験者の採用より、「うちに興味を持って熱意を注いでくれる人を、”どう育てるか”」だと考えました。

つまり、未経験から育成し、戦力化していく経営システムの方が良いと考えるようになりました。

 

 

ーそのシステムの中で、具体的に重視していることはありますか?

西島代表:人の成長で大切な「7割が経験、2割が上司、1割インプット」という法則に基づき、「成長につながる機会の提供」や、「インプットできるの環境の構築」を大切にしています。

弊社ではクォーター毎に全メンバーのミッションを決めています。
その際、メンバーの実績、強み、課題、やりたいことを一覧化し、これを上司にあたるポジションの社員全員で、メンバー1人1人について議論します。
これを「人材覚醒合宿」と呼んでいるのですが「この人が1年後に最高の状態になるためにはどうすれば良いのか?そのためにはどのような機会を与えれば良いか?」を徹底的に考えることで、未経験人材の戦力化に努めています。

 

 

ーすごい!そこまで実施されているんですね!

西島代表:そうですね。CyberACEの行動指針では「本気採用、全力育成」を掲げており、私自身も採用した人は真剣に育てていきたいと常に考えています。

また、未経験者の方は、学ぶ意欲が高く、吸収が速いです!
Webマーケティングの業界は速いスピードで変化するため、「いかに意欲高くインプットし続けるか」が重要だと思っています。
私たちも、常に育成 の仕組みをブラッシュアップし続け、未経験者でも活躍できる組織の実現を目指しています。

CyberACEが求めている人材とは?

ー採用する上で、どのような点を重視していますか?
西島代表:私はこの3点を重視しています。

    • 高い目標を掲げられるか
    • それに対してのアクションプランを設計できているか
    • 逃げずにやり切れるか

この3つに対して、どういった考えを持っているかを質問することが多いです。

活躍している社員のSPIを分析したところ、目標設定やそこまでの道筋の立て方、そしてやり切る力の数値が非常に優れていました。

このことから、「人生で最も大きな目標を掲げたのは何だったか」「それを達成するために何をしたか」「どんな苦難があったか」「それをどのように乗り越えたか」などはよく聞くようにしています。

加えて、人柄やCyberACEのカルチャーに合うか、も重要です。
カルチャーに合わないまま採用してしまうと、お互い良くない結果になることが多いので、どれだけスキルや経験があったとしても、お断りすることはあります。

私たちのカルチャーに合い、強い意志を持ちながら意欲的に取り組める方、うちで何かしたいと思ってくださる方には成長できる環境を用意したいと思っています!

CyberACEの社員が活躍する理由は「徹底した育成制度」。
ここからはCyberACEの育成環境について、より具体的な話を人事の西澤さんにお伺いしていく。

実際の育成制度は?未経験者でも活躍できる理由に迫る。

人事の立場から、未経験者採用に対してのイメージを教えてください。

西澤さん:未経験の方は、固定観念が強くないため、吸収が非常に速いです。
Webマーケティングの実務経験がないからこそ、固定観念に囚われずに取り組んでもらえる点を魅力に感じています。

 

 

ー未経験者の育成において注力しているポイントがあれば教えてください。

西澤さん:未経験者を育成する「トレーナーの育成」です!

CyberACEは、組織として拡大フェーズに入っており、採用を強化したいのですが、肝心の「教えられる人」が不足していることに気が付きました。

採用計画から逆算してみると、2021年10月までに必要なトレーナー数は、今在籍している社員全員が、トレーナー以上のポジションにならないと実現ができない水準なんです・・・!

こういった背景から、「新人育成」と並行して「トレーナー育成」にも注力するようになりました。この仕組みを「ファミリー制度」として、今年の5月に導入しました。

未経験者から第一線のマーケターへ導く「ファミリー制度」とは?

ー「ファミリー制度」とはどのような制度でしょうか?

西澤さん:ファミリー制度とは、部署をベースにチームを分け、チームの長の名字をとって「〇〇ファミリー」と呼んでいます。部署の中のグループをまたいで、一家総出で新入社員を歓迎し、みんなで「全力育成」を体現しようという思いを込めた制度です。

体制についてご説明すると、新入社員1名に対し、育成担当としてトレーナーとサポーターの2名がつきます。サポーターは入社3ヶ月から6ヶ月目までの社員と定義しており、役割は、新入社員の最初の目標である「マーケティングBACE(※以下、BACE)」と呼ばれる独自のカリキュラムの完了をサポートすることです。トレーナーは入社7ヶ月目以上の社員と定義しており、役割はサポーターのフォローとトレーニーに業務の進め方を教えることです。

※基礎を表す「BASE」と社名の「ACE」をかけ合わせた造語です。

BACEの完了には平均1ヶ月ほどかかりますが、あえて業務経験が浅いサポーターを育成担当にすることで、サポーター自身もBACEを振り返ることができ、自身の理解度チェックに役立ちます。サポーターが解決できない質問はトレーナーから教えてもらうことで、トレーニーとサポーターが同時にスキルアップすることが可能になると考えています。

また、サポーターの方はトレーニーと目線が近しいため、入社当初に感じた経験や想いなどをもとに、寄り添いながら育成できることも良い点だと思っています。

このように、CyberACEでは研修後も、インプットできる機会を充実させることで、新入社員を含めた全社員が成長できるような環境を整えています。

 

CyberACEで2021年5月から本格的に始動した「ファミリー制度」。
入社したばかりのトレーニーだけでなく、サポーター、トレーナーも行き詰まった時に相談できる様なチーム構成で、全員の成長を目指す。
また、このファミリー制度により未経験者の活躍が可能となる。

挑戦を恐れない人が集まる会社、CyberACEの特徴とは?

ーCyberACEとはどのような会社でしょうか?

西澤さん:「一体感を大切にする会社」です!

設立から3年間で100人を超える規模になりましたが、それでもいい意味でベンチャー感があって活気のある会社だと感じています。

また、後輩の成長に喜びを感じるメンバーが多いことも特長です。

元々はサイバーエージェントのインターネット広告事業本部でバリバリのプレイヤー気質だった社員も、「CyberACEにジョインしてからは仲間を育てることに重きを置くようになった」と、会社全体が新人育成に前向きですね。

CyberACEで働くマケキャン卒業生の印象とは?

ーちなみに、貴社で働くマケキャン卒業生の印象はいかがでしょうか?

西澤さん:やはり知識がゼロベースの方よりも立ち上がりが速いです。

入社してからしばらく、基礎的な分野を学ぶための「BACE」という、インプットを中心とした研修が続きます。
その際に多くの社員は苦戦するのですが、マケキャンの卒業生は躓くことが少なかったように感じます。

マケキャンでの学習を経験していることは、入社後の立ち上がりに大きな影響があると私たちも日々実感しています。

 

 

ー本当に嬉しいです・・・!先日、マケキャン卒業生が表彰されたと伺いました!

西澤さん:そうなんです!!彼は、自走力がとても高く、周囲へも良い影響を与えてくれています。
上司からは、「仕事の飲み込みが速い!」や「概念を捉えるのが上手い」など、ポジティブな評価ばかりです。

これから、より組織へ広く良い影響を与えてくれることを期待しています!

※マケキャンを卒業し、CyberACEで活躍している卒業生のインタビューは、下記リンクから読むことができます。

>>安定を投げ捨てて、挑戦を決意した男の話。

CyberACEからマケキャン受講生へメッセージ

ーそれでは最後に、マケキャン受講生にメッセージをお願いします。

西島代表(写真左から2番目):Webマーケティングの対策ができず、困っている企業が年々増えてる中、そのような企業を支援することは社会にとっても意義があり、私自身も強いやりがいを感じています。また、この業界で仕事をすることは、自分の人生にとって大きな影響を与えると考えています。

加えて、設立から3年という短い期間ですが、弊社は日本でトップクラスのインターネット広告代理店になれたと自負しています。
弊社で学べることは、量も多く、質も高いです。また、今後どのような企業に行っても、CDO(デジタル最高責任者)を任せてもらえる人材を輩出していきたいという想いで育成をしています。

我々CyberACEは、皆さんの熱意あるチャレンジを全力で応援します。
皆さんの挑戦を心よりお待ちしています!

西澤さん(写真左):私たちCyberACEは、1人1人の成長に向き合う組織です。
「本気採用、全力育成」という言葉を掲げ、新人の育成に対して真剣に向き合っています。ですので、受け入れや育成は、安心してください。
あなたの高い目標、夢を叶えるために、CyberACEの一員として一緒に働ける日を楽しみにしています!

ー素敵なメッセージ、ありがとうございました!!

業界未経験からトッププレイヤーへ。マケキャンでは無料相談を受付中!

今回は、業界でもトップクラスの広告代理店サイバーエージェントグループ「株式会社CyberACE」に、育成方針や、求める人物像についてお伺いしました。

株式会社CyberACEは、業界でもトップクラスのインターネット広告代理店のため、学べる量はもちろん、質も高いです。
また、トップクラスのインターネット広告代理店でありながら、新入社員の育成環境が充実しており、社内全体が育成に前向きな会社です。

CyberACEでは「成長に貪欲な人」「目標達成意欲が高い人」を募集しています!
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【今回インタビューにお答えいただいた株式会社CyberACEのHPはこちら】